特集
自作PCをもっとよくするために厳選されたテクニックを身に着けよう!
準備編 1/2
準備編 2/2
CPU編 1/2
CPU編 2/2
マザーボード編 1/3
マザーボード編 2/3
マザーボード編 3/3
メモリ編 1/2
メモリ編 2/2
ストレージ編 1/2
ストレージ編 2/2
拡張カード編 1/3
拡張カード編 2/3
拡張カード編 3/3
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自作力強化の必修テクニック 100
マザーボード編
TEXT:芦澤英一、宮崎真一
030
中級
増設ブラケットを使ってUSB 2.0ポートを増設する
 USB 2.0またはIEEE1394といった汎用インターフェースは、通常マザーボードのバックパネル部に搭載されているが、基板上にある増設用のピンヘッダを使うことで、拡張スロットのブラケット上に増やすことができる製品が大半。増設用ピンヘッダの位置は基板上のシルク印刷などから読み取り可能で、対応インターフェースの名称が記されている。接続も非常に簡単であり、コネクタの穴のあいていない箇所とピンヘッダのピンのない箇所を合わせて接続するだけだ。
接続はピン位置を合わせるだけでOK
image各コネクタは、逆向きに接続できないようなピン配置になっているので間違うことはない
image増設ブラケットを用いると、その位置の拡張スロットが使えなくなるというデメリットがあることに注意したい
031
中級
同種類の拡張スロットのどれを使えばよい?
 PCI接続のキャプチャカードなどを増設する際、PCIスロットが複数ある場合にどのスロットを使えばよいか迷ったことはないだろうか。Windows 98などの古いOSの時代では装着位置を考える必要があったが、現在はまったく気にする必要はない。ただし、拡張カードを増設するなら、温度的な観点から拡張カード同士が隣接しないようにするのが望ましい。過度な温度上昇は製品寿命を縮めてしまう可能性があるので、発熱の大きいビデオカードから遠ざけるなどするのがベターだ。
できるだけカードが密集しないように
imagePCI接続のサウンドカードを増設したいが、どちらのスロットを使うのがよいだろうか?
imageこの場合は、ビデオカードから遠ざけて配置。エアフローを意識するなど、状況に合わせて搭載位置を考えよう
032
中級
デュアルディスプレイ環境を構築する
 ここ数年で液晶ディスプレイの価格が一気に下がり、複数のディスプレイを使った、マルチディスプレイ環境構築の敷居が大きく引き下げられた。マルチディスプレイを使えば作業領域を広く確保することができ、作業効率の向上が期待できる。最近のグラフィックス機能を搭載したマザーボードなら、2系統の同時出力は当たり前になっているので、わざわざビデオカードを増設する必要もない。ただし、多くの製品はアナログ(Dsub 15ピン)+デジタル(DVI/HDMI)の組み合わせとなるので、ディスプレイによっては変換コネクタを使用する必要がある。なお、Intel G45チップセットはDVI+HDMIの同時出力が可能であり、デジタル接続による精細な表示をすることができる(搭載製品によっては非サポート)。
imageディスプレイ出力端子にケーブルを接続
現在のグラフィックス機能搭載マザーボードならほとんどが、複数の出力端子を備えている。大抵はBIOSでどの出力端子を使うか設定できるので、表示がうまくいかない場合などに確認してみよう
image画面のプロパティ
Vistaでマルチディスプレイを有効にするには、まずデスクトップ上で右クリック→「個人設定」→「画面の設定」の手順で左の画面を表示させる。初期状態でグレイ表示のモニタアイコンをクリックし、「デスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする」にチェック
Intel
DG45ID
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageデュアルデジタル出力に対応したG45搭載マザーボード
バックパネルにDVI-IとHDMI端子を搭載し、デジタル2系統の同時出力をサポートしたIntel 純正のG45マザー。現状GPU内蔵型チップセットで、デジタル同時出力ができるのはG45だけ
033
上級
日本メーカー製固体電解コンデンサの見分け方
 マザーボードの品質を見分ける一つの手段として、搭載コンデンサを見きわめるという方法がある。基本的に高品質をうたうマザーボードには、アルミ電解コンデンサに代わって、固体電解タイプのものを採用している製品が多く、なかでも日本メーカー製のコンデンサは信頼性が高いとされている。通常のアルミ電解コンデンサは、時間経過によって中の電解液が蒸発したり、漏れ出したりするばかりでなく、温度が10℃上昇するだけで寿命が半減するなど、温度依存性がかなり高い。そこで、電解液の代わりにポリピロールなどの導電性高分子を用いて、熱耐性を高めたのが「固体電解コンデンサ」というわけである。固体電解コンデンサは温度による劣化に強いばかりか、導電性高分子の導電率が高いためESR(等価直列抵抗)が低いというメリットがある。
固体電解コンデンサとアルミ電解コンデンサ
image 固体電解コンデンサは、アルミニウムケースに覆われた構造を持ち、通常のアルミ電解コンデンサに見られる上部の防爆弁がないので、一目でその違いを識別できる
imageアレニウスの法則によれば、電解液を使用するアルミ電解コンデンサは、温度が10℃上昇するとその寿命が1/2に減ると言う。高温に弱いコンデンサである
富士通メディアデバイス 三洋電機
image image
   
日本ケミコン  
image   富士通メディアデバイスは赤色で「F」のロゴ。三洋電機は紫色で容量表示の上にシリーズ名を表記(写真では470の上にSEPC)。日本ケミコンは水色で左上に四角いロゴというように色や表記によりメーカーを判別可能だ
034
上級
サードパーティ製SATAコントローラの性能を知る
 Serial ATAポートは、チップセットだけでなく、別途サードパーティ製のコントローラから提供されるマザーボードが多い。そのコントローラのほとんどがSerial ATA 2.5仕様に準拠し、RAID機能を有するなど、チップセット供給のものとある程度同機能だ。そしてどちらのポートを利用したほうが良好なパフォーマンスを発揮できるのか気になるところ。

 そこで、ASUSTeKのP45マザーボード「P5Q-E」を用い、ICH10RとSilicon Image製コントローラのSil5723で比較を行なったものが下のグラフ。ICH10RのほうがSil5723よりも18%ほどよい結果を示している。今回の結果をすべての製品の傾向として見ることはできないが、P5Q-Eの場合では、ICH10Rのほうが優れていたので、HDDパフォーマンスを気にかけるのであれば、ICH10Rかサードパーティ製コントローラを使うかをよく考えたい。ちなみにP5Q-E搭載のSil5723はRAID 0/1にしか対応していないが、こちらで紹介されている簡易RAID機能を使えるので、使い方によってはこちらのほうが便利かも。
imageサードパーティ製コントローラによる提供
チップセットから供給されるSerial ATAポートだけでなく、サードパーティ製コントローラによるSerial ATAポートを備えるマザーボードはかなり多い
image基本的にチップセットよりも機能的に劣る
P5Q-Eに搭載されているSilicon Image製コントローラのSil5723。Serial ATA 2.5に準拠するが、RAID機能はICH10RのRAID 0/1/0+1/5に劣り、RAID 0/1までのサポートとなっている
image
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E8500(3.16GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:Kingston Technology KVR1066D2N7K2/2G(PC2-8500 DDR2 SDRAM、CL=7、1GB×2)
ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード
HDD:Western Digital WD Caviar Blue WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB、メインドライブとして使用)、Western Digital WD Caviar Black WD1001FALS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1TB、測定ドライブとして使用)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
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