その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:加藤勝明 | ||||||||||||||
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ビデオカードをはじめとした拡張カードの賢い使い方のノウハウがここに! | ||||||||||||||
拡張カードはCPUやストレージほど設定を細部まで詰めることは少ないが、システム全体の性能・機能が大きく変わる非常に重要なパーツだ。日々、不満や疑問に感じていたことがこの章を読むことで解決するだろう。 | ||||||||||||||
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ゲームを開始して最初は問題なく遊べていたのに、しばらくするとゲーム画面にゴミが入る、またはゲームが不正終了するという場合は、ドライバの不調と同時にビデオカードの熱暴走を疑ってみよう。サイドパネルにファンを設置できるケースを使用していなければ、AeroCool「PC AIRCON」のようなPCIスロットに設置するタイプのファンの導入が効果的だ。それでも改善されなければケースファンの風量と設置数も見直そう。カード裏面にもヒートシンクが装備されているタイプのビデオカードを使っているのであれば、CPUクーラーの風量アップが効果アリだ。 | ||||||||||||||
空いている拡張スロットにファンを搭載 ファンレスタイプのビデオカードの冷却能力に過信は禁物。風量は小さくてもよいので、とにかくヒートシンクまわりにエアフローを作ろう |
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AeroCool | ||||||||||||||
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実売価格:2,300円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ) URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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ファンの傾きを変更可能 PCIスロットに装着して使うタイプのファン。スロットは固定に用いるだけで、3ピン、もしくはペリフェラルコネクタから給電する |
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最近の3Dゲームは高画質化が進み、プレイする側も高解像度液晶ディスプレイを安価で手に入れられるようになった。しかも、ドライバの設定一つでさらに画質を上げることが可能なのだ。ドライバの設定画面を開き、アンチエイリアスや異方性フィルタリングの数値を高めに設定してみよう。 どの程度まで高く設定できるかはビデオカード側の性能や、ゲーム側のエンジンの設計に依存する(とくにアンチエイリアスはドライバ側の設定が無視されるゲームもある)。異方性フィルタリングはアンチエイリアスに比べ負荷が低いため、一般的に今のGPUでは、異方性フィルタリングを最大にして、アンチエイリアスを様子を見ながら上げていくとよい。負荷の高いシーンなどでテストしながら最適な設定を見付け出そう。 |
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NVIDIA、ATI(AMD)のドライバ設定 GeForce系なら「NVIDIAコントロールパネル」の「3D設定の管理」、Radeon系なら「Catalyst Control Center」の「3D」内にアンチエイリアスや異方性フィルタリングをドライバ側で設定する項目がある。描画性能を落とさない範囲でチェックしながら設定しよう |
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アンチエイリアシングOFF、×16の比較 画面解像度1,280×1,024ドットでアンチエイリアシングの効果比較。ディスプレイの解像度がUXGAまでなら、アンチエイリアスを高く設定にすることでジャギーの少ないゲーム画面を堪能できる。フルHDでゲームをプレイしているような場合には効果が実感しにくい上、GPU負荷もそうとう高くなるため、注意が必要だ Lineage II(R)and Lineage II(R)the Chaotic Throne are trademarks of NCsoft Corporation. 2003-2007(C)Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage II the Chaotic Throne in Japan. All Rights Reserved. |
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3D性能を向上させるには高性能ビデオカードに交換するのがお手軽かつ、一番の近道だが、手持ちのカードを活かしつつパフォーマンスを上げるなら、「マルチGPU」も一つの手だ。GeForce系のカードを持っており、なおかつNVIDIA nForce搭載マザーを使っているのであれば、同じGPUを搭載したビデオカードをもう1枚追加し「SLI」構成にしてみるとよい。 SLI構成にすることで単純に3D性能の向上が期待できるが「ゲームによってはSLIの効果が発揮できないこともある」という点に注意したい。当然消費電力も1ランク上がってしまうため、電源ユニットのパワーアップ(700W以上推奨)も必要だ。 |
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SLI構成時とシングル時の比較。どちらも1.7倍以上の値が出ている。実ゲームでは1.5~1.7倍に落ち着くが、それでもこの性能差は大きい。高解像度で最新グラフィックスを堪能したい人にはオススメだ 【検証環境】 CPU:Intel Core 2 Quad Q9550(2.66GHz) マザーボード:XFX MB-N790-IUL9(NVIDIA nForce 790i) メモリ:Corsair Memory TWIN3X2048-1600C7DHXIN G (PC3-12800 DDR3 SDRAM 1GB×2、CL=7) ビデオカード:XFX PV-T98W-YDQH(NVIDIA GeForce 9800 GTX +)×2 HDD:Western Digital WD Raptor WD1500ADFD(Serial ATA 2.5、10,000rpm、150GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
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対応製品に気を付けよう SLI環境を構築するには、SLIブリッジコネクタを備え、同じGPUを搭載したGeForce系ビデオカードが最低2枚、そしてSLIに対応したNVIDIA nForceチップセット搭載マザー(またはIntel Skulltrailプラットフォーム対応マザー)が必須 |
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SLIブリッジケーブルでつなぐ 2枚のカードを設置したら、カード上部のコネクタをマザー付属のブリッジケーブルで接続する。コネクタが二つある場合は、バックパネル寄りのブリッジを利用しよう |
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6ピンコネクタが足りないときは カードの選択によっては、電源側のPCI Express 6ピンコネクタが不足することもめずらしくない。不足するときはペリフェラル4ピンをPCI Express 6ピンに変換するケーブルを使おう |
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ドライバの設定 ドライバの導入後、タスクトレイにポップアップが現れるのでクリックしてSLIを有効にする設定を行なおう。このの設定を忘れると2枚のビデオカードとしてしか認識されない |
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ビデオカードのファンはGPUの温度に応じて自動制御されるものが一般的だが、設定を変更すれば回転数を上げて冷却性を高めたり、逆に絞って静音性を高めたりすることができる。 まずはGeForce系のファンの制御方法だが、純正ツール「nTune」ならどのメーカーの製品でも利用できる。3D描画時のファンの速度を設定するのみと単純だ。ただ、再起動すると設定は消失してしまう。 起動時に設定するのがめんどうなら「RivaTuner」がオススメ。手間はかかるが温度によってファンの速度を切り換えることができる。 |
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nTuneを用いたファンのコントロール nTuneを導入するとコントロールパネル内に「GPU設定の調整」が出現。その中の「GPUファン設定」を切り換えることでファンの速度が変更可能になる |
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RivaTunerでファンをコントロール 設定画面上はファンの速度の固定設定のみだが、この設定を複数プロファイルとして保存することで温度に応じてファンの速度が切り換わる |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
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発売日:2015/06/29
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発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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