その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義、編集部 | |||||||||||||||
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HDDや光学ドライブを使う上での基本から、上級者向けのTipsまでを解説 | |||||||||||||||
ここでは、HDDや光学ドライブを使う上では必須と言える基本知識から、RAID環境の構築方法や、システム復旧に便利なUSBメモリからの起動設定方法といった、上級者向けのTipsまでを解説しよう。 | |||||||||||||||
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たとえばWestern Digital製HDDでは、WD5000AAKSという同じ型番の製品でも、異なるプラッタ容量を採用した製品が存在している。プラッタ密度が高ければ、主にシーケンシャルアクセスの速度が高速になるほか、同容量でもプラッタ枚数の少ないモデルもあるので、発熱面でのメリットも大きい。 同じラインナップでも、容量によっては、プラッタ容量だけでなくキャッシュのサイズも異なる場合がある。最新HDDは型番がマイナーチェンジされ、よく確認しないと分からないため、店頭で購入する際には、細かい型番まで注目したい。 |
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型番に00A7B0とあれば、320GBプラッタを採用した最新製品。00TMA0は250GB以下のプラッタを採用した1世代前のドライブだ | |||||||||||||||
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HDDに続いて光学ドライブでもSerial ATAへの移行が進んでいる現在、つい忘れがちなのがIDE接続ドライブのジャンパ設定だ。IDEコネクタを二つ備えたマザーボードはあまり見なくなったが、それでもマスター/スレーブの設定は必須。BIOSでドライブを認識しない場合は設定を見直してみよう。IDEドライブを1台しかつながないのに、スレーブに設定されていると、アクセス時にシステムが不安定になることがある。 | |||||||||||||||
IDEドライブはマスター/スレーブ設定を忘れずに | |||||||||||||||
IDEケーブルは接続方向が決まっている。“中央のコネクタが寄っている側”の二つのコネクタがドライブ側、もう一方がマザーボード側に接続される | |||||||||||||||
1台だけつなぐ場合はマスター、2台つなぐ場合は片方をマスター、もう片方をスレーブに設定する | |||||||||||||||
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HDDが熱を持つと寿命が縮む一因になるため、ケース内の設置箇所まわりのエアフローには気を配りたい。フロントに吸気ファンがあれば、その直後の位置に設置するのがオススメだ。ケース底面に接した一番下などに設置するのはオススメできない。また複数台のHDDを搭載する際には、ベイの間隔を空けたほうが風通しがよくなる。 3.5インチ/シャドーベイの数が限られる小型ケースや古めのケースなどで、どうしてもHDDを追加する必要がある場合には、下に掲載したような特殊な追加パーツを用いれば、搭載可能なHDDの台数を増やすことも可能だ。 |
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バリューウェーブ | |||||||||||||||
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実売価格:1,000円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:info@valuewave.co.jp URL:http://www.valuewave.co.jp/ |
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PCIスロットにHDDを搭載可能に PCIスロット2本分のスペースに3.5インチHDDを設置可能なアイテム。HDD裏面に6cm角ファンを装着可能 |
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USBメモリは、ここ最近の大容量化と低価格化により、身近なストレージデバイスとしてもはや定番となっている。実はマザーボードがUSBメモリからの起動に対応していれば(現行製品の多くはUSB接続HDDとして対応している)MS-DOSの起動が可能になる。マザーボードやビデオカードのBIOSアップデート、メモリ診断ユーティリティ「Memtest86」など、ハードウェア関連のメンテナンスにおける重要なツールをここから起動して実行することができる。 起動用USBメモリの作成作業は、2本のフリーソフトを使うと比較的容易。Hewlett-Packard(HP)のUSBメモリフォーマットユーティリティ(ファイル名は「SP27608.exe」)と、Ken Kato氏作のVFD(Virtual Floppy Drive)である。 では、その使い方を順を追って説明していこう。あらかじめSP27608.exeをダウンロードして(ただしHPからの公式配布は中止されているため、ファイル名の検索などで探す必要がある)インストール。続いてVFDをダウンロードし、ローカルHDDなどにあらかじめ展開しておく。 次にVFDを(Vistaでは管理者権限で)実行して、仮想FDD用ドライバを有効化する。続いて仮想FDDをAドライブとして作成する。作成したら仮想FDDをフォーマットしてMS-DOS起動ディスクを作成する。 続いてUSBメモリを接続したら、HPユーティリティの出番だ。(Vistaでは管理者権限で)起動したら、「Create a DOS startup disk」を選択し、仮想FDDを指定してUSBメモリをフォーマットすれば完成だ。 USBメモリは電源投入前に装着しておき、BIOSの起動ドライブ選択からUSBメモリ(ほとんどはHDDとして表示される)を選択すればよい。 |
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HP製ユーティリティのダウンロード HP製ユーティリティはその完成度から多くのサイトにミラーされている。今回はPC World誌のサイトから、「HP USB Disk Storage Format Tool」で検索し、ダウンロード検索をたどって入手した |
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超強力な仮想FDDツール「VFD」 VFD(Virtual Floppy Drive)は作者のサイト「仮想な背中」で入手可能。非常に強力な仮想FDDツールなので、USBメモリ1本を用意しておくといざというときに便利 |
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VFDのドライバを起動 VFDで仮想FDDを作成する。起動後の「ドライバ」タブから「開始」ボタンをクリックし、VFDのドライバをインストールする |
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仮想FDDを作成(マウント) 次に「ドライブ0」タブ→上部にある「変更」ボタンをクリックし、仮想FDDのドライブ設定を実行する |
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仮想FDDのドライブレターを設定 「ドライブ文字」のダイアログから「A:」を選択し(FDD搭載マシンであれば「B:」で)、「OK」をクリックする |
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仮想FDイメージを作成 メイン画面の「開く/新規」ボタンをクリックし、表示されるダイアログで「作成」をクリック、仮想FDイメージを作成する |
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仮想FDをDOSの起動ディスクに コンピュータに表示された仮想FDを右クリックし、メニューから「フォーマット」を選択。「MS-DOSの起動ディスクを作成する」をチェックしておこう |
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USBメモリを装着 USBメモリはフォーマットされるので、データのバックアップは必須 |
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DOS起動ファイルを転送 HPのユーティリティを起動。「Device」からUSBメモリを選択し、「Create a DOS startup disk」にチェック。入力欄に仮想FDDを指定する |
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VFDのドライバを終了 仮想FDの内容をUSBメモリに転送した後、そのままでは再起動後も仮想FDDが残ったままになるので、VFDの「ドライバ」タブで「停止」しておくのがお勧めだ |
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