特集
自作PCをもっとよくするために厳選されたテクニックを身に着けよう!
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CPU編 1/2
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自作力強化の必修テクニック 100
メンテナンス編
TEXT:編集部 遠山健太郎、編集部 田本康平
080
上級
マシンが起動しない!?慌てずPOSTコードを確認
 PCを自作した直後だけでなく、安定して動作していたマシンが、ある日突然起動しなくなることがある。そんなときでもマザーボードに通電されていれば、POSTコードを調べることでどのパーツが原因で動作しないのか判明することがある。

 POST(Power On Self Test)とは、システムの起動時に各種デバイスの動作チェックをBIOSが行なう機能で、エラーがあった場合、「POSTコード」と呼ばれるデータを出力する。一部のマザーボードには、そのPOSTコードを表示する7セグメントLEDを搭載したものがあり、そこに表示されている2桁のコードによって、起動がどの段階でストップしたのかが分かるようになっている。各コードの意味はマザーボードのマニュアルに掲載されているので、原因となっているパーツを装着し直したり、交換したりなどして対処しよう。

 また、代表的なエラーは連続するビープ音を聞き分けることでも判定できる。下にAward BIOSの例をいくつか掲載したので、参考にしてほしい。
代表的なビープ音の意味(Award BIOSの場合)
短く1回(ピッ) 正常に起動
短く2回(ピッ、ピッ) CMOS設定エラー
長く1回+短く1回(ピー、ピッ) メモリエラー
長く1回+短く2回(ピー、ピッ、ピッ) ディスプレイエラー
長く鳴り続ける(ピーーー) メモリ接触不良
imageトラブル原因の切り分けに役立つPOSTコード
ハイエンドモデルを中心に、写真のような7セグメントLEDを搭載したマザーボードが増えている。動作チェックのどの段階で停止したのか一目瞭然なので、いざというときに非常に役立つ機能だ
imageケース外からPOST内容が見られる製品も
ASUSTeKの高級マザーボードの一部に付属するのがこの「LCD Poster」。単なる英数字の組み合わせであるPOSTコードを英単語で表現してくれるため分かりやすい
081
中級
ケーブルを外す前にコネクタ接続位置を撮影
 バックプレートを利用するCPUクーラーに交換する場合など、一度取り付けたマザーボードを取り外すことがあるが、その前にマザーボード上のコネクタ各部をデジカメで撮影しておくことをお勧めしたい。というのも、再度取り付ける際に電源/リセットボタンやLEDのコネクタ配置が分からなくなったり、RAIDを組んでいたのに、ケーブルとコネクタの対応を忘れてしまったりといううっかりミスを減らすことができるからだ。とくに後者は、RAID 5などで多数のドライブでRAIDボリュームを構成している場合に起こりがち。写真を撮るだけでなく、さらに付箋を貼るなどしておくと安心だ。
imageメモ感覚で現状を記録しておこう
ちょっとだから大丈夫、その油断がトラブルを引き起こすことも。携帯電話のカメラ機能などでも十分なので、ケース内部に手を付ける前に現状を映像で残しておこう
082
中級
マシン内部の温度をモニタリング
 夏場はマシン内部の温度が上がりやすい季節だ。温度が上がればそれだけ故障の危険も増すため、常に適正温度内での運用を心掛けたい。ほとんどのマザーボードやCPU、HDDには温度センサーが搭載されているので、そうしたセンサーの情報を集めて、設定した温度を超えると警告してくれるモニタリングソフトを常駐させておけばよい。「SpeedFan」は、PC内部の温度・電圧をモニタリングし、ファン速度のコントロールも可能なフリーソフト。タスクトレイに常駐し、温度をアイコン表示してくれる。
image温度や電圧をモニタリングできるSpeedFan
表示される数値がどのセンサーのものかを確認するなど、初期設定がややめんどうだが、一度設定してしまえばあとは常駐させるだけ。ファンコントロール機能と組み合わせて温度管理をしてみよう
083
基本
インストール後不安定になったら「システムの復元」を試す
 最新ドライバをインストールしたり、Windows Update後に不安定になったりした場合、アンインストールでも改善しなかったら「システムの復元」を試してみよう。システムの復元とは、ユーザーデータは現在の状態のまま、OSのシステムファイルを以前の状態に戻すもので、正常に動作していた環境を復元できる。Vistaの場合、スタートボタンから「コントロールパネル」を開き、「システムとメンテナンス」→「バックアップと復元センター」→左上の「システムの復元を使ってWindowsを修復」をクリックしていくことで起動できる。直前の変更だけでなく、ある程度過去に遡っての復元も可能だ。
imageシステムの復元
ドライバやソフトウェアによってシステムファイルが書き換えられてしまっても、システムの復元でもとに戻せる
image数世代前の状況にも戻せる
HDDの空き容量によっても違うが、数世代前の環境データも保存されているので、その時点まで遡って復旧することもできる
084
中級
余ったHDDやメモリの保存にパーツ収納箱を活用
 何台も自作をしてきたユーザーでなくても、パーツの交換や増設をしていると、取り外したパーツが結構たまってくるものだ。いざというときの予備として取っておく方が多いと思うが、すでにパッケージを処分してしまって、裸のままで箱に詰め込んでいたりしないだろうか? そんなときは本誌8月号付録の「PCパーツ超収納ボックス」の利用がお勧めだ。HDDやビデオカード、メモリやCPUといった小物パーツをコンパクトに収納できる。旧世代の規格であるなど、もう二度と使わないパーツは段ボール箱に詰め、使う可能性のあるパーツや工具を手の届くところに置いておくと便利だろう。
image本誌限定「PCパーツ超収納ボックス」
段ボール製で簡単に組み立てられるパーツ収納ボックス。手元にあるとなにかと便利なアイテムだ。バックナンバーの購入はお早めに
俺のこだわりテクニック
TEXT:橋本新義
実際にVistaのクラッシュと復旧を経験し、改めてよくも悪くもXPから変更されていることを実感した。
OSクラッシュからの華麗なる復活
 Vistaがクラッシュしたときの修復手順は意外なまでに情報が少ない。筆者の復旧経験から基本的な手順を紹介しておこう。

 VistaのインストールDVDから起動して「コンピュータを修復する」を選択すると、chkdskやレジストリ修復といった基本修復処理を自動的に実行できる。しかし悲しいかな、これだけでは復旧できない状況も多い。そこで使うのが、スタートアップ修復後に実行できるコマンドプロンプトだ。XPをCDから起動した場合に使えた「回復コンソール」に該当する。

 筆者の経験上、比較的頻度が高いのが、MBR(マスターブートレコード)の復旧だ。これはCドライブの¥windows¥system32へ移動し、「bootrec /fixmbr」、「bootrec /fixboot」というコマンドを実行すればよい。もし再起動後もダメであれば、続けてインストールDVDのbootディレクトリから、「bootsect /nt60 c:」と実行してマスターブートコードを修復を試みよう。

 また、XPの修復セットアップに該当する作業は、起動中のVista上からVistaを再インストールすればよい(アップグレードインストールの手順となる)。
imageVista復旧の基本はDVDからの起動
VistaインストールDVDから起動後、「次へ」をクリックし、メニューで「コンピュータを修復する」を選択すると、自動的にスタートアップ修復が実行される
image本格的な修復はシステム回復オプションで
復元終了後「システムの復元とサポートの詳細オプションの表示」をクリックすると、システム回復オプションが表示される。コマンドプロンプトでの修復が鍵だ
imageさらにコマンドプロンプトから修復
ブートセクタの修復は、多くの場合「bootrec」コマンドで可能だ。コマンドプロンプトではさまざまなコマンドが実行可能なので、興味のある方は調べてみよう
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