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| TEXT：保坂陽一 |
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| +αで考える改良案その1 |
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| 最安機＋15,000円でビデオカードを搭載してゲームマシン化 |
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前ページで紹介したCeleron＋G41チップセットの最安機の欠点を補うとすれば、やはりグラフィックス性能の強化だろう。PCI Express x16スロットにビデオカードを追加すれば、デジタル出力はもちろん、動画再生支援やGPGPU機能などにも期待でき、CPUのパワー不足も補えるはずだ。
ただ、いくらチョイリッチと言っても、AMD 785Gチップセット内蔵機能と同等性能の最安ビデオカードは、軽く4、5千円かかるのでおいしくない。どうせ搭載するなら、3Dゲームも遊べるしっかりとした性能を備えたものが望ましい。あまりに高性能でCPUがボトルネックになるようでは悲しいが、ここではRadeon HD 5770搭載ビデオカードを追加してみたところ、エクスペリエンスインデックスで、グラフィックスの値が7.3という申し分のない快適さを手に入れることができた。コスト的に見ても、ビデオカードの搭載を前提とすれば、Celeron＋G41マザーはAMD構成よりもやや安い。安価なベースマシン用としてこちらを採用するのも悪くないはずだ。ちなみに、ビデオカードを搭載するからには、電源にも気を配っておきたい。古めの電源にはビデオカード用の電源コネクタを備えていないものもあるなど、結果的にムダな出費を強いられることもある。最初からチョイリッチにしておけば焦ることもないのだ。 |
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| ビデオカードで＋12,000円 |
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| 玄人志向 |
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RH5770-E512HD/G2 （Radeon HD 5770） |
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 1万円以下のエントリー向けという選択肢もなくはないが、ゲームマシンを名乗るのであれば、これくらいのものが欲しい。Radeon HD 5770搭載ビデオカードはビデオメモリが512MBのモデルなら、かなりお買い得だ。DirectX 11に対応しているので、Aero環境としても恩恵を受けることができる。 |
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| 電源も強化＋3,000円 |
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| サイズ |
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ストロンガー プラグイン SPSN-050P |
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 Radeon HD 5770搭載ビデオカードを使うのであれば、500Wクラスの安心して使える電源も導入したい。5,000円以下の電源でも動けばOKという考えはあるだろうが、今ならこの電源のように7,500円程度で80PLUS認証を受けた高効率、高品質な電源も手に入る。プラグインタイプなら内部の狭いケースでも便利だ。 |
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| メモリ以外が5.9以上という好バランス。ビデオカードを加えるだけでまったく別のマシンに生まれ変わった |
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 最近はCPUよりもグラフィックス性能で快適度が激変するゲームが多い。CeleronでもCPU性能はけっこう高いので、ビデオカードに予算を投入だ |
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壱番機＋24,500円で地デジもBDもOKなAVマシンを実現 |
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3万2,500円のマシンにプラス2万4,500円で、5万7,000円。3万円のマシンからすると、一気にお値段アップだが、その性能を見れば納得という改良案。安価な地デジキャプチャカードと、1TBのHDDを録画データの保存領域として増設。また、何かほかのアプリケーションを使いながらの「ながら視聴」には、マルチスレッド処理が有効ということで、デュアルコアのAthlon II X2を、プラス5,000円で同じ動作クロックのAthlon II X4に換えてみたところ、申し分のない快適AVマシンとして生まれ変わった！ さらにDVD Multiドライブをプラス3,000円で買えるBD-ROMドライブに変更し、BD再生も可能としている。
これほどの機能をこの価格で可能なのは、AMD 785Gマザーのおかげであることは言うまでもない。G41マザーの場合はHDCP対応のデジタル出力を手に入れるのに、ビデオカードが必要になり、G45やH55などでは価格がグッと上がる。オールマイティを求めるならビデオカード付きの構成もよいだろうが、いずれにしてもマシンの用途がしっかり決まっていれば、「チョイリッチ」が活かしやすい。ちなみに、単純にデータ容量を求めるなら、最初から1万3,000円程度出せば、2TBの大容量HDDを購入できる。 |
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 地デジ視聴時のCPU使用率。X2では平均35％程度だが、何かほかの作業をすると一気に跳ね上がる。X4に換装すると20％程度で一気に楽に |
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| ＋6,500円 |
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| バッファロー |
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DT-H10/PCI |
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| ＋8,000円 |
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| Seagate |
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Barracuda 7200.12 ST31000528AS
（Serial ATA 2.5、5,400rpm、1TB）
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 地デジの視聴だけなら地デジキャプチャカードの増設だけでもOKだが、500GB HDDだけでは保存領域が心もとない。最初から1TBにするというのもよいが、ここでは2台目のHDDを増設してみた |
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| ＋5,000円 |
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| AMD |
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Athlon II X4 630 （2.8GHz） |
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 Athlon II X2でも地デジが視聴できないわけではないが、クアッドコアCPUなら余裕が違う！ |
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| ＋3,000円 |
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| LITE-ON IT |
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IHOS104-06 |
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 書き込み機能のない、読み出し専用のBD-ROMドライブ。HDDの容量単価が下がった今、光学メディアでのデータ保存の必要性は低い？ |
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| CPUだけが7.2と頭でっかちだが、AVマシンとしてはアリな構成。グラフィックス機能は必要十分だ |
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