その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:保坂陽一 | ||||||||||||||||||||||||||||
+αで考える改良案其の2 | ||||||||||||||||||||||||||||
弐番機+4,500円でさらに静音化!! | ||||||||||||||||||||||||||||
安価にすますなら、CPUクーラーはリテールクーラーで十分ということになるが、高負荷時はそれなりの動作音。CPUの付属品だけに冷却性能は問題のないものを備えているが、チョイリッチ案としてはさらなる静音・冷却強化というのもアリだろう。サイズの人気CPUクーラーは3,000円程度のものでも、冷却性能が高いものが多く、大型ファン採用で静音性も優れている。ということで、ここでは「刀3クーラー」に換装を行ない、ついでに背面ファンも超低速ファンに交換してみた。実際のところ、ここまでくると背面ファン一つの効果というのは分かりにくいのだが、CPU温度はアイドル時で3℃、高負荷時では10℃低下。加えて、動作音は間違いなく低下し、ケースの構造もあって、アイドル時はほぼ音が気にならなくなった。 正直言って、この辺りはどこで満足するかという話であるが、こういうお金のかけかたこそ、まさしく「チョイリッチ」のような気がするのは筆者だけだろうか。 |
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【検証内容】 ケース正面から約20cmの距離で動作音を計測。アイドル時はOS起動から10分後の値、高負荷時はPCMark Vantageを動作させた際の最高値。暗騒音は29dB |
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高性能静音クーラーを搭載+3,000円 | ||||||||||||||||||||||||||||
サイズ | ||||||||||||||||||||||||||||
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よく冷えて、かつ静かなCPUクーラーはPC静音化の基本。傾斜ヒートパイプで9cm角ファンを斜めに搭載した刀3クーラーは、アイドル時は目に見えてファンの回転速度が落ちて静かになるが、それでもリテールクーラー以上の冷却性能を発揮する。加えて、低価格構成だとちょっと寂しいケース内も豪華に見える!? | ||||||||||||||||||||||||||||
ケース背面に向けて傾斜したファンで、CPUまわりのVRMなども冷却。効率のよいCPUクーラーだ | ||||||||||||||||||||||||||||
わずかなコストでもう一押し+1,500円 | ||||||||||||||||||||||||||||
サイズ | ||||||||||||||||||||||||||||
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ここまできたらケースファンも静音タイプに変えてみよう。冷却を重視するなら前後のファンを交換したいところだが、弐番機ではSSDを採用していることもあり、今回は背面排気ファンを500rpmの超低速ファンに交換するだけにした。低速でもしっかりと風量は確保できている。 | ||||||||||||||||||||||||||||
背面ファンを交換。ケース標準搭載のファンもそれなりに静かだが、さらに低速化を図った | ||||||||||||||||||||||||||||
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ここまでプラットフォームの違う三つのマシンとその改良モデルを見てきたが、いずれにもコストパフォーマンスや将来性といったメリットがあり、チョイリッチ化のコンセプトも理解していただけたかと思う。ここでは最後にそれぞれの総合ベンチマークと、システム全体の消費電力を測定してみた。 PCMark VantageではシステムにSSDを使用すると全体にその値が反映されてしまうため、弐番機はいずれも突出した値になっている。最安機改はCeleron E3200という非力なCPUでも、ミドルレンジビデオカードの増設でGamingでは好成績。動画などのエンコード作業が発生しそうな値では、クアッドコアのAthlon II X4を搭載した壱番機改がやはり有利なようだ。壱番機のCPUだけをAthlon II X4に交換し、ビデオカードを増設すると5万円程度でかなりの好バランスマシンができあがるのは想像に難くないところである。 消費電力に注目すると、また違った評価となる。ビデオカードを搭載したマシンの消費電力が高いのはともかくとして、アイドル時だけを見ると2.4GHz駆動のCeleron E3200を搭載した最安機より、Pentium G6950(2.8GHz)搭載の弐番機のほうが消費電力は低いのだ。これにはSSDとHDDの差や、電源の違いなども含まれるが、最新CPU+マザーの省電力性能の高さは認めるべきだろう。 既存マシンのアップグレードも含めて、単に安いだけではない、パフォーマンスも押さえたマシンが欲しいと思うなら、後の用途や将来性も見据えて考えたい。この際、思い切ってシステム全体の構成をワンランク上に切り換えるというのも悪くない選択だ。 |
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自分だけのカスタムPCという満足感アップに! CPU+マザーの選択は予算と将来性で考える 1点豪華主義より、バランスのよいものが長持ちする 消費電力や静音性もポイントとして考慮 1、2ランク上を選ぶほうが結果的にお得になることも |
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