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最新CPU完全攻略ガイド
BIOS&WindowsのCPU設定を徹底マスターする
TEXT:宮崎真一
旧チップセット採用マザーでシステムバス1,333MHzのCore 2 Duoを使う
 Intelは2007年7月に最新のCore 2 Extreme QX6850やCore 2 Duo E6850をリリースするなど、システムバス1,333MHzへの取り組みに積極的だ。しかし、現在のところシステムバス1,333MHzをサポートするチップセットは、Intel P35/G33とNVIDIA nForce 680i/650iシリーズとわずかしかない。そのため、上記に挙げたCPUを利用するためには、これらのチップセットを搭載したマザーボードが必要になる。

 だが、Intel P965がリリースされてから1年しか経っておらず、つい最近Intel P965搭載マザーボードを購入したというユーザーも少なくない。そういったユーザーの多くは、システムバス1,333MHzのCPUに対応させるために、わざわざマザーボードをアップグレードすることに大きな戸惑いを感じることだろう。

 このようなユーザーにとって注目したいのは、メーカー側による旧チップセットでのシステムバス1,333MHzの独自サポートだ。Intel P965などは本来システムバス1,333MHzは非サポートであるはずなのだが、チップセットレベルでオーバークロックを施すことで、メーカーが独自に対応させている。もちろんサポートするからには動作検証や互換性テストを行なった上で、問題がないと判断し、実現された仕様である。これならば、BIOSアップデートを行なう手間は必要になるものの、マザーボードを買い換えずにそのままシステムバス1,333MHzに対応した新CPUを利用できるようになる。

 また、Intel P35ではなく、あえて値下がりした P965マザーボードなどの旧世代製品を選択することで、マザーボードにかかるコストを抑えるといった手法も可能だろう。最新CPUを購入するなら、いろいろな選択肢を考えて、ベストバイとなる方法を選びたいものだ。
imageシステムバスクロック1,333MHzをサポートするCore 2 Duo。Intel P965マザーボードであってもメーカーが独自にサポートする製品もある
AMDプラットフォームの場合
AMDの場合は、新しいモデルがリリースされてもSocket AM2対応CPUのコアアーキテクチャに大きな変化はないため、新CPUであってもそのまま動作する場合が多い。ただし、正常にCPUを認識できないケースはあるので、その場合は満足なパフォーマンスが得られない。そのため、AMDの場合も新CPUを利用するときは、BIOSを最新のものにアップデートしておいたほうが賢明だろう。
G965だけシステムバスクロック1,333MHz非対応?
Intel P965マザーボードでシステムバスクロック1,333MHzをサポートするものが続々と登場する中、Intel G965でサポートする製品は見当たらない。これは、マザーボードメーカーによるバリデーション(検証)が満足にできていないという点が正直なところだと予想される。そのため、G965搭載マザーボードで、システムバスクロック1,333MHzを利用する場合には、ユーザーの自己責任において行なうことになるので注意してほしい。
Intel CPUのチップセット対応表
コア数 デュアルコア
システムバス 800MHz (Core 2 Duo E4500など) 1,066MHz (Core 2 Duo E6700など) 1,333MHz (Core 2 Duo E6850など)
Intel P35/G33
Intel P965/G965 ×
Intel 945P/945G/GC ×
NVIDIA nForce 680i SLI
コア数 クアッドコア
システムバス 1,066MHz (Core 2 Quad Q6700など) 1,333MHz (Core 2 Extreme QX6850など)
Intel P35/G33
Intel P965/G965 ×
Intel 945P/945G/GC × ×
NVIDIA nForce 680i SLI
Core 2シリーズ登場前に発売された945P/G搭載マザーボードの多くはCore 2非対応
最新CPUに対応できる旧チップセット搭載マザーボード
 Intel P965/G965、それにIntel 945P搭載マザーボードの中でも、BIOSアップデートによってシステムバスクロック1,333MHzに対応する製品をまとめたものが右の表だ。この中で注意したいのが、GIGABYTEのマザーボード。同社の製品は、rev.1.0/2.2/3.0と同じ製品名でもリビジョンが異なるものが存在する。このうち、BIOSアップデートによってシステムバス1,333MHz対応を果たすマザーボードは、rev.3.3のものだけだ。rev.2.0以下のものでは動作する可能性もなくはないが、自己責任におけるオーバークロック動作となる点は理解しておきたい。
imageIntel P965搭載マザーボードとして今でも人気の高いASUSTeKのP5B Deluxe(写真はWiFi-APバージョン)。Intel 3シリーズが登場したことにより、多少の値下がりもあり、お買い得感が増している。本製品もBIOSバージョン1212以降を適用することでシステムバス1,333MHzのCPUに対応できる
主なシステムバス1,333MH対応マザーボード
  ASUSTeK GIGABYTE MSI
Intel
P965/G965
COMMANDO(BIOS:1202)
P5B-Plus Vista Edition
(BIOS:0604)
P5B Deluxe/WiFi-AP
(BIOS:1212)
P5B Deluxe
(BIOS:1212)
P5B-E Plus
(BIOS:0613)
P5B
(BIOS:1405)
GA-965P-DQ6
(BIOS:F8)
GA-965P-DS4
(BIOS:F7)
GA-965P-DS3
(BIOS:F12)
GA-965P-DS3P
(BIOS:F10)
P965 Platinum Plus
(BIOS:1.4)
P965 Platinum
(BIOS:1.4)
P965 Neo2-FI
(BIOS:3.5)
Intel
945P/G/GC
    945P Neo5-F
(BIOS:9.3)
945GCM5 -F V2
(BIOS:17.0)
NVIDIA nForce 680i SLI
/650i SLI
Striker Extreme
(BIOS:1203)
P5N32-E SLI
(BIOS:1103)
P5N-E SLI
(BIOS:1103)
GA-N680SLI-DQ6
(BIOS:FA)
GA-N650SLI-DS4
(BIOS:F7)
P6N SLI-V2
(BIOS:1.1)
一部CPUのみ対応
システムバス1,333MHz対応チップセットによる性能差
 ではチップセットによってパフォーマンスは変わるのか? 正式にチップセットがシステムバス1,333MHzをサポートしている製品のほうが高性能なのだろうか? そこで、マザーボードだけ変更した環境でPCMark05 Build 120の総合スコアと個別スコアをグラフに示した。

 まず注目したいのは、Intel P35とP965、945GCがCPUスコアでほぼ差がない一方で、総合スコアでは差が生じている点だ。つまり、CPU自体の性能はチップセットによらず発揮されるものの、Intel P965は1世代前のチップセットであるためシステム全体で見るとIntel P35に少し劣るということになる。おもしろいのは945GCチップセットで、本来はDDR2-667までの対応なのだが、今回使ったマザーボードではシステムバス1,333MHzにオーバークロックすると、メモリも合わせてオーバークロックされるようで、P965とほぼ変わらない値となっている。ただしHDDの性能は低く、チップセットの性能差が如実に表われている。NVIDIA nForce 650i SLIは総合スコアがあまり芳しくなく、結果としてトータルバランスはIntel P35がやや優れていると言える。
image
【測定環境】
CPU:Intel Core 2 Duo E6750(2.66GHz)
マザーボード:ASUSTeK Blitz Formula(Intel P35+ICH9R)、ASUSTeK P5B Deluxe WiFi/AP(Intel P965+ICH8R)、MSI 945GCM5-F V2(Intel 945GC+ICH7)、ASUSTeK P5N-E SLI(NVIDIA nForce 650i SLI)
メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM、CL=5、1GB)×2
ビデオカード:NVIDIA GeForce 7800 GTXリファレンス(NVIDIA GeForce 7800 GTX)
HDD:Seagate Barracuda 7200.10 ST3250620AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
OS:Windows Vista Ultimate
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