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最新CPU完全攻略ガイド
最新CPU静音化計画
TEXT:保坂陽一
ローエンド(低TDP)CPU
リテールクーラーでも高い静音性を備える
 最後は低TDPモデルのCPUだが、このクラスとなると、ファンレス静音マシンを組み立てるといったことも不可能ではない。以前ならば、ローエンドなりに、静音重視で性能には目をつぶる必要があったが、ここで取り上げているAthlon X2などは、低消費電力ながらもデュアルコアで高性能。価格も安価と、静音マシンには理想的なCPUと言えるだろう。

 そのAthlon X2に付属するリテールクーラーだが、ピーク時のファン回転速度も低く、38dBとなかなかの静音性を発揮している。48℃という温度は静音性を考えても悪くない数値と言える。それほどリテールクーラーの性能自体は高くない、と見ることもできるが、それもCPUの優秀さの賜物だ。それでは、はたしてこれよりも強力なクーラーを取り付ける価値はあるのだろうか?
代表的なCPU
 
AMD
Athlon X2 BE-2350
TDP 45W
image
使用するケースとの兼ね合いも重要
 低価格クーラー、ハイエンドクーラーとも、上位CPUに比べれば下がり幅は少ないものの、冷却能力はしっかり発揮している。とにかく静音PCを作りたい!と言うならば、低価格静音クーラーは間違いなくお勧めだ。逆に、ハイエンドクーラーに関しては、リテールクーラーよりも騒音がアップしており、ここまでの冷却は不要か。そもそもCPUの価格に迫る価格のクーラーを別途購入するというのは、コストパフォーマンス的にもあまりうま味はなさそうだ。

 しかし、低価格クーラーの導入を考えるしても、このAthlon X2と組み合わせるAMD 690GマザーボードにはmicroATXフォームファクターのものがほとんどということを考えると、このCPUはコンパクトなケースで使用することが多いはず。そうしたマシンでは、低価格クーラー、ハイエンドクーラーともに大型クーラーの装着が難しいことが多い。リテールクーラーよりも確実に冷却能力が高く、かつ静かな小型クーラーというのは、それほど多くないだろう。そう考えると、ファンレス化を除き、このクラスのCPUではリテールクーラーがバランス的に優れていると言えるのかもしれない。

 ちなみに、次のページではサイズのNINJA miniというクーラーをAthlon X2と組み合わせてファンレスで使用しているが、このとき使用したケースではそもそもファンを取り付けるスペース的な余裕がない。ファンレスは、装着できるクーラーを探す手間も含めて、静音のために頑張れる人向け、といったところだろうか。
リテールクーラー
image
CPU温度(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 48℃
騒音(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 38dB
低価格クーラー(サイズ ANDY SAMURAI MASTER)
image
CPU温度(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 42℃
騒音(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 33dB
ハイエンドクーラー(Thermaltake V1)
image
CPU温度(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 37℃
騒音(高負荷時)
Athlon X2 BE-2350 40.5dB
大型チップセットクーラー付きのマザーボードで
大型クーラーは使えるのか?
大型ヒートシンクの落とし穴
 最近の上位モデルのマザーボードでは、チップセットやVRMの冷却のために、ヒートパイプなどを使った大型ヒートシンクを装着したものが増えている。静音性と冷却性能を両立させるには効果的な手段というわけだ。しかし、静音派のユーザーとしては、CPUクーラーやビデオカードにも静音タイプを使用したいのは当然のこと。では、大型CPUクーラーはマザーボード上で干渉せずに使用できるのだろうか?

 ここでは人気のハイエンドマザーボード2枚を用意し、それぞれ形状の異なる4種類の大型CPUクーラーを取り付けけてみた。どちらのマザーボードもCPUを囲むようにヒートシンクが取り付けられているので、CPUクーラーの下部が張り出した形状だと厳しくなるわけだが、どのCPUクーラーもその点は考慮されている。しかし、実際には右上のような結果で、向きによってはヒートシンク同士が抵触するなど、制限は少なからずあるようだ。とくにGIGABYTEのGA-P35-DQ6の場合、マザーボード背面にもヒートシンクが取り付けられているので、背面に専用の固定具を装着する必要があるタイプ(今回はASUSTeKのSilent Squareがこれにあたる)は取り付け不可である。

 また、Intel製マザーボードなどの場合、大きなチップセットクーラーが取り付けられているわけではないが、CPUソケットの配置が特殊で、リテールCPUクーラーならば問題はないが、大型CPUクーラーを取り付けると、マザーボード上からヒートシンクがはみ出てしまい、電源やケースなどと干渉してしまうこともある。取り付けが不安な場合は、購入前にショップなどで相談してみるとよいだろう。
imageGA-P35-DQ6とANDY SAMURAI MASTERの組み合わせは×。どちらも人気製品だけに、購入後に困った人も少なくないかもしれない
  ASUSTeK P5B Deluxe GIGABYTE GA-P35-DQ6
サイズ ANDY SAMURAI MASTER
(1方向のみ干渉)
×
(どの向きでも干渉)
サイズ 鎌クロス
ASUSTeK Silent Square ×
(固定具取り付け不可)
Thermaltake V1
(2方向で干渉)
ASUSTeK P5B Deluxe
imageP965マザーボードとしてはまさしく定番の1枚。ヒートパイプの取り回しはシンプルだが、チップ上のヒートシンクが意外に大きい
GIGABYTE GA-P35-DQ6
image最新のハイエンドP35マザーボード。複雑なチップセットクーラーは高さもあるが、同社製CPUクーラーやリテールCPUクーラーはOK
サイズ ANDY SAMURAI MASTER
image安価ながら強力な冷却性能で人気のCPUクーラー。取り付け方法そのものはリテールCPUクーラーと同じだ
ASUSTeK Arctic Square
imageヒートシンクの中央にファンを備えた大型クーラー。固定する際にはマザーボード背面に金具を取り付ける必要がある
サイズ 鎌クロス
imageその名のとおり、クロスしたヒートパイプが特徴。下部のスペースが広いため、マザーボード側との干渉は少ない
Thermaltake V1
image形状は上の鎌クロスと似ているが、左右のヒートパイプが意外に幅を取っている。取り付け方向には気を付けたい
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