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最新CPU完全攻略ガイド
最適な組み合わせのマザーボードはこれだ!
TEXT:鈴木雅暢
ミドルレンジデュアルコア
売れ筋のボリュームゾーン 価格にもこだわって選ぶ
 ここではミドルレンジデュアルコアCPU向けのマザーボード選びを考えてみよう。具体的なターゲットとしては、E6750以下のCore 2 Duo Eシリーズを想定している。このクラスは、どんな用途にもまんべんなく対応できる上、実売価格がリーズナブルで買い得感も高く、もっとも売れ筋のゾーンと言える。ミドルレンジCPUの場合は発熱などの心配も少ないため、安価なマザーボードと組み合わせてコストパフォーマンスを追求するなど多様な選択が考えられる。それだけに選択肢は多く、一筋縄ではいかない。

 まず前提として頭に入れておくこととしては、このクラスのCPUはどれも性能、買い得感ともに水準以上のものがあり、TDPの値が示すように発熱もシリアスに考える必要もないことだ。このレンジの中からどのCPUを選ぶかを大きく左右するのは、予算だと思われる。このカテゴリーでは価格およびコストパフォーマンスはとくに注目して見ていきたい。CPUとマザーボードの組み合わせがコストパフォーマンス的に適当かどうかを判断するには「MB占有率」(下記コラム参照)がある程度目安になる。
代表的なCPU
Core 2 Duo E6750
実売価格:26,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageCore 2 Duo Eシリーズの主力モデル。システムバス1,333MHz対応で動作クロックは2.66GHz。実売価格では、上位のE6850との価格差が1万円以上あるのに対し、下位のE6550とは3,000円前後と、もっとも買い得感を感じるモデルでもある
Core 2 Duo E4300
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageCore 2 Duo Eシリーズの最廉価モデルで、動作クロック1.8GHz、実売価格は1万6,000円前後。E4xxxシリーズは、E6xxxシリーズと比べて、2次キャッシュ容量が半分の2MB、またシステムバスも800MHzに制限されている
定番構成をベースに最適な組み合わせを探る
 売れ筋のゾーンだけに、オーソドックスにいくならば、CPU、マザーボード、それぞれの売れ筋同士の組み合わせは一つの答えと言えるだろう。CPU性能というのはシステムの快適度を大きく左右するものだし、予算の範囲内でできるだけ上位のものを選びたいところだ。実際、数千円の価格差ならばより上位のモデルを選ぶユーザーが多いようで、ミドルレンジクラスの中でもCore 2 Duo E6750はとくによく売れている。

 一方、マザーボードは、GIGABYTEのGA-P35-DS3Rや、ASUSTeKのP5Kなど、P35チップセットを搭載した中でも仕様がシンプルで、買いやすい価格の製品の人気が高い。一般的な使い方ならばハイエンドマザーのような装備なしでも問題なく利用できることが知られているからだろう。E6750とGA-P35-DS3Rの組み合わせでMB占有率は41%だ。

 さて、上記の定番構成をアレンジして、少し違った構成を考えてみよう。ミドルレンジCPUを使う場合も、高性能なビデオカードと組み合わせて、毎日何時間も3Dゲームをプレイするというような負荷の高い使い方をするならば、やはり高品質なマザーボードを選んでおいたほうが安心感が高い。スタンダードモデルより一つ上のクラス、GIGABYTEのGA-P35-DS4やASUSTeKのP5K-E辺りがVRMの設計などからも適していると思われる。トータル予算を考慮してCPUをCore 2 Duo E6550にランクダウンさせてもMB占有率は約50%、許容範囲と言える。

 逆に、もっとマザーボードのコストを削りたいなら、旧世代のチップセットを搭載した、スタンダードクラスが選択肢として浮上する。P965は公式にはシステムバス1,333MHzには対応しないが、マザーボードメーカーが独自対応している製品が多くあり、しかもこれらはP35チップセット搭載製品よりも安価で入手できる。ASUSTeKのP5B(実売1万5,000円前後)などが代表的な存在で、Core 2 Duo E6750との組み合わせではMB占有率は36%と低く抑えられる。

 Core 2 Duo E4xxxシリーズは安価なため、上記で取り上げたようなマザーボードを使うとMB占有率は高くなるが、E4xxxシリーズのシステムバスは800MHzなので、将来性を考えなければ1,333MHz対応マザーボードを使う必要はない。P965よりもさらに古い世代の945GCチップセット搭載マザーボードならば1万円以下で入手できる。これらとの組み合わせなら、Core 2 Duo E4300でもMB占有率40%以下となり、コストパフォーマンスに優れた組み合わせとなる。

 なお、旧世代チップセットでシステムバス1,333MHzに対応する製品は、BIOSが対応バージョンに更新されている必要がある。そうでない場合はCPUを認識できなかったり、ほかの部分がオーバークロック状態で起動したりするため、対応BIOSかを確認した上で購入したほうがよいだろう。

 G33など、グラフィックス機能統合型チップセット搭載マザーボードを利用してビデオカードの資金を浮かすという手もある。G33が内蔵するグラフィックスコアの性能は3Dゲームをプレイするには力不足だが、Windows Aeroを動作させるくらいならば問題はない。
imageP35チップセット世代ではICH9Rを搭載するマザーボードが人気が高い。RAID機能のほか、AHCIモード、eSATAポートマルチプライヤーなどに対応していることが大きい
マザーボード(MB)占有率
CPUとマザーボードの合計価格のうち、マザーボードの価格が占める割合。ここではトータルなコストパフォーマンスの目安として使っている。マザーボードの価格は性能に影響しないため、この率が高ければ高いほど、システム全体のコストパフォーマンスはよくないと判断できる。Core 2 Duo E6750+P35搭載マザーボードの定番構成のMB占有率は約40%ということを考えると、50%を超えるような組み合わせはできるだけ避けたい。
お勧めの組み合わせ
超定番コース
CPU
Core 2 Duo E6750
実売価格:26,000円前後
+
マザーボード
GIGABYTE GA-P35-DS3R
実売価格:19,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://tw.giga-byte.com/
Intel P35+ICH9R
imageCPU、マザーボードともに人気ナンバーワン同士の組み合わせ。GA-P35-DS3RはICH9R搭載ながらリーズナブルな価格がポイント
用途
ビデオエンコード
ビジネスアプリ
安定度鉄板コース
CPU
Core 2 Duo E6550
実売価格:23,000円前後
+
マザーボード
ASUSTeK P5K-E/WIFI-AP
実売価格:25,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
Intel P35+ICH9R
imageゲームやエンコードなど、システムへの負荷が高い使い方が多いユーザーで、かつ高い安心感を得たい方向け
用途
ビデオエンコード
ゲーム
性能重視コース
CPU
Core 2 Duo E6750
実売価格:26,000円前後
+
マザーボード
ASUSTeK P5B
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
Intel P35+ICH9
imageE6750+旧世代スタンダードマザーボードのP5B。高性能をできるだけ安く手に入れたいという方向けの組み合わせ
用途
ビデオエンコード
ビジネスアプリ
超コストパフォーマンスコース
CPU
Core 2 Duo E4400
実売価格:17,000円前後
+
マザーボード
ECS 945GCT-M2(V1.0)
実売価格:7,500円前後
問い合わせ先:ecsinfo@ecsjpn.co.jp(日本エリートグループ)
URL:http://www.ecsjpn.co.jp/
Intel 945GC+ICH7
image2世代前ながらCore 2 Duo対応の945GCマザーボード。手頃感、現時点でのコストパフォーマンスをもっとも重視した組み合わせ
用途
ビデオエンコード
ビジネスアプリ
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