その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||
ゲームを快適に楽しめるCPUはどれだ? | ||||||||||||||
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3Dゲームの快適さにもっとも大きな影響があるのは、GPU/ビデオカードの性能だが、高速なGPUのポテンシャルを活かすには、CPUもそれ相応の性能が必要になる。ここでは定番のベンチマークと3種類のゲームを使ってCPUの性能を検証し、各種CPUの3Dゲーム適性を測ってみたい。テストに利用したハードウェア環境は前ページと共通だ。 3DMark06は、3Dゲーム性能を計測する定番的なベンチマークテストだ。DirectX 9のSM2.0/SM3.0を利用したゲームシーンを描画し、そのフレームレートからスコアを出す四つの「Game Test」、ゲームロジック、AIと物理演算をマルチスレッドで行なう二つの「CPU Test」で構成され、これらを総合した値が総合スコア(3DMarks)として算出される。ここでは、Core 2 Duo E6550以上、Athlon 64 X2 5200+以上のスコアがよい。それ以下のグレードでは、CPUがボトルネックになっていると判断でき、GeForce 8800 GTX搭載ビデオカードと組み合わせるにはバランスが悪いと言える。CPU Testの影響でトータルではクアッドコアCPUのスコアがよくなっているが、ゲームシーンのテストではデュアルコアでもクアッドコアでもほとんど差がない。 |
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3DMark06 Build 110 | ||||||||||||||
3D描画性能を計測する定番ベンチマークテスト。総合スコアは、四つのGameTestと、CPU向けの演算処理を行なう二つのCPU Testの合計から求められる | ||||||||||||||
F.E.A.R. | ||||||||||||||
美しいグラフィックスによるリアルな描写が特徴のホラーテイストのFPSタイトル。ゲーム標準のベンチマークテストモードでフレームレートを計測している Character Wayne by (C) Lee Byung Hun/BH Entertainment CO., LTD (C) CAPCOM CO., LTD. 2006, 2007 ALL RIGHTS RESERVED. |
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リネージュII | ||||||||||||||
グラフィックスにUnrealエンジンを利用した大人気のMMORPG。あらかじめ用意したリプレイデータの再生フレームレートをFrapsで計測して掲載している Lineage (R) II and Lineage (R) II the Chaotic Chronicle are registered trademarks of NCsoft Corporation. 2002-2006 (C) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage II the Chaotic Chronicle in Japan. All Rights Reserved. |
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ロスト プラネット エクストリーム コンディション | ||||||||||||||
DirectX 10、クアッドコア対応と最新技術を使ってXbox 360から移植されたSFテイストのアクションシューティング。ベンチマークモードでフレームレートを計測した Character Wayne by (C) Lee Byung Hun/BH Entertainment CO., LTD (C) CAPCOM CO., LTD. 2006, 2007 ALL RIGHTS RESERVED. |
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リアルゲームは、「F.E.A.R.」、「リネージュII」、そしてアクションシューティング「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」の3種類を利用した。まずF.E.A.R.は、パフォーマンス測定モードを利用して測定した平均フレームレートを掲載している。結果は3DMark06と似た傾向で、Core 2 Duo E6550以上、Athlon 64 X2 5200+以上ではあまり差がなく頭打ちに近い状態で、それ以下のモデルになるとはっきりとスコアが落ちてゆく。クアッドコアとデュアルコアの差はないが、シングルコアのCPUでは著しくスコアが低下する。 ベンチマークテストモードを持たないリネージュⅡでは、フレームレート計測ツール「Fraps」を利用して、リプレイデータ再生時のフレームレートを計測した。こちらもこれまでと似た傾向が出ている。シングルコアとデュアルコアの差ははっきりあるが、デュアルコアとクアッドコアの差はなく、クアッドコアのCore 2 Quad Q6600よりもデュアルコアでクロックが高いCore 2 Duo E6850のほうがよいスコアを出している。 ロスト プラネットはDirectX 10対応の最新タイトルで、クアッドコアにも対応していることで話題だ。比較的負荷が軽い「Snow」では、デュアルコアCPUであれば、及第点に近いスコアを出しており上位が頭打ち傾向だが、多数の生物が動き回る「Cave」ではミドルレンジ以下のCPUは苦戦しており、クアッドコアの効果もはっきりと見て取れる。なお、Core 2 Duo E6550だけがポツンとスコアが悪くなってしまっている原因は分からないが、試作品のCPUを利用していることと関連があるかもしれない。 総じて見ると、ゲーム用途としては、デュアルコアCPUは必須条件。組み合わせるビデオカードにもよるが、ハイエンドクラスのGPUを使うなら、CPUも最低ミドルレンジクラス、具体的にはCore 2 Duo E6550/Athlon 64 X2 5200+以上が欲しい。まだ効果がある処理が限られるクアッドコアよりはクロックが高いデュアルコアのほうがバランスがよく、コストパフォーマンスも考えると、Core 2 Duo E6750、Athlon 64 X2 6000+辺りがスマートな選択と言えそうだ。 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
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発売日:2019/03/25
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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