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最新CPU完全攻略ガイド
最適な組み合わせのマザーボードはこれだ!
TEXT:鈴木雅暢
クアッドコアCPU
デュアルコアに比べて高いTDP 多フェーズVRM搭載がベター
 まずはハイエンドのクアッドコアCPUに適したマザーボードを考えてみよう。Core 2 Extreme QXシリーズや、Core 2 Quadなどが対象だ。これらのCPUを使う場合、まず注意しなければならないのは、マザーボードの対応状況だ。Core 2 Quadで95W(B3ステップ以前は105W)、Core 2 Extreme QXシリーズでは130Wと高いTDPが設定されているように、デュアルコアCPUに比べて、消費電力、発熱ともに大きい。要求する電流量も多く、VRMにも負担がかかる。

 そのためか、安価なマザーボードの中にはCore 2 QuadやCore 2 Extremeが対応CPUから外れている製品は少なくない。電源設計の問題のためチップセットの種類では判別できないので、製品情報をよく見て対応を確認しておこう。最上位のCore 2 Extreme QX6850を使うならばシステムバス1,333MHzへの対応も必要だが、そもそもCore 2 Extreme QXシリーズは、P35やP965といったIntelのメインストリーム向けチップセットでも公式にはサポート外となっている。多くはマザーボードメーカーの独自対応となる点も頭に入れておこう。

 対応製品の中から選ぶ場合も、やはりもっとも重視したいのは電源設計まわり。8フェーズや12フェーズといった多フェーズのVRMを搭載し、VRM部に高品質なコンデンサを実装しているハイエンドマザーボードがお勧めだ。PCシステム全体の発熱も大きくなることが予想されるだけに、ヒートパイプや大型のヒートシンクを利用した大がかりな冷却システムを搭載していることも歓迎だろう。

 クアッドコアCPUを使って作るPCの用途としては、クアッドコアの効果が最大限に発揮されるビデオエンコードや、クリエイティブ系アプリケーションの利用が考えられる。このため、メモリ容量やストレージ容量に余裕を持ちたいところだ。Serial ATAコネクタの数、RAID対応、eSATA対応など、ストレージインターフェース、機能の充実に選択のポイントを置いてみるのもよいだろう。
imageマザーボードによっては、CPUソケット裏側までヒートシンクやヒートパイプが装着されたものもある
代表的なCPU
Core 2 Quad Q6600
実売価格:37,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
imageリーズナブルなプライスで人気の高いクアッドコアCPU。動作クロック2.4GHz。TDPは95Wとクアッドコアとしては低いが、Core 2 Duo Eシリーズの65Wよりはかなり高い
お勧めの組み合わせ
12フェーズのVRMを搭載
CPU
Core 2 Quad Q6700
実売価格:73,000円前後
+
マザーボード
GIGABYTE GA-P35-DQ6
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://tw.giga-byte.com/
Intel P35+ICH9R
imageクアッドコアCPUはコアが四つあるだけにデュアルコアよりも消費電力が大きくVRMへの負荷も大きい。8フェーズ以上のVRMを搭載したハイエンド製品がベターだ
用途
ビデオエンコード
画像処理
最新チップセットを選ぶ
CPU
Core 2 Quad Q6600
実売価格:37,000円前後
+
マザーボード
MSI P35 Platinum
実売価格:27,000円前後
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
Intel P35+ICH9R
imageIntelチップセットでは、最新のP35でもCore 2 Extremeには公式には非対応(今後登場するX38で対応予定)だが、メーカーレベルで対応しているマザーボードは多い
用途
ビデオエンコード
画像処理
ハイエンドデュアルコアCPU
性能面での強いこだわりをシステム全体にも徹底
 ここでは、ハイエンドデュアルコアCPUをターゲットにマザーボード選びを考えてみよう。価格帯で言えば、3万円以上のデュアルコアCPUを想定しているが、この価格帯でもシステムバス1,066MHzのCore 2 Duo Eシリーズはフェードアウトしつつあり、新規に購入する場合の選択肢は、実質的にはCore 2 Duo E6850のみだろう。1グレード下のCore 2 Duo E6750なら1万円前後安い価格で入手できることを考えるとやや割高な印象もあるが、現状ではクアッドコアCPUの威力が発揮できるアプリケーションは限定されるため、3GHzという高い動作クロックのCore 2 Duo E6850が、Core 2 Quad Q6700/Q6600よりも高いパフォーマンスを発揮する場面は少なくない。性能を重視するユーザーにとっては魅力的な存在だろう。

 クアッドコアCPUのような電源仕様的な制限はないため、システムバス1,333MHzに対応してさえいれば、メインストリーム以下の製品でも使える。しかし、性能面に魅力を感じてCPUをチョイスしているのだがら、その性能を損なわないようなシステム構成を前提として考えるべきだろう。メインメモリの一部をビデオメモリとして使うチップセット内蔵グラフィックス機能の利用や、機能面で劣る古いチップセットを独自にシステムバス1,333MHzに対応させているような製品はアンバランスに感じる。

 用途としては、ゲームやオフィス系アプリケーションなど、現状ではクアッドコアへの最適化があまり進んでいない分野が想定される。ゲームが目的ならば、ビデオカードの性能が何よりも重要だ。2スロット分のスペースを占有するPCI Express x16カードを2枚挿したときにPCIカード(あるいはPCI Express x1カード)が挿せるかどうかなど、将来的なアップグレードの可能性を考えて、拡張スロットの構成を考慮しておきたい。また、システム全体として負荷が高く、発熱も高くなりやすいため、強力な冷却システム、高品質コンデンサや多フェーズVRMなども活きる。
image正式にシステムバス1,333MHzに対応しているIntel P35チップセット。DDR3もサポートしている
代表的なCPU
Core 2 Duo E6850
実売価格:37,000円前後
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
image7月に追加されたCore 2 Duoの最上位モデル。動作クロックは3GHzで、アプリケーションによってはクアッドコアのCore 2 Quadよりも高速。システムバスは1,333MHz対応だ
お勧めの組み合わせ
マルチGPU対応マザーボード
CPU
Core 2 Duo E6850
実売価格:37,000円前後
+
マザーボード
ASUSTeK P5N32-E SLI
実売価格:29,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
NVIDIA nForce 680i SLI
imageゲーム用途なら高性能ビデオカードの利用が前提。拡張スロットの構成には注意を払いたい。システムへの負荷が高いため、高品質長寿命設計のハイエンド製品がベターだ
用途
ゲーム
オーバークロック
高級マザーボードの新定番
CPU
Core 2 Duo E6850
実売価格:37,000円前後
+
マザーボード
ASUSTeK P5K Deluxe/WiFi-AP
実売価格:32,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
Intel P35+ICH9R
imageヒートパイプによる冷却機構、豊富なオンボードデバイス/付属品、高品質なVRM/コンデンサと、高級マザーのお手本的存在との組み合わせ
用途
ビデオエンコード
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