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デュアルコアを使いたい!  旧環境から最小限の費用でアップグレード
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最新CPU完全攻略ガイド
TEXT: 芦澤英一
Section 6
デュアルコアを使いたい!
旧環境から最小限の費用でアップグレード
image数世代前の自分のPC環境に最新のデュアルコアCPUを導入したい……。でも、マザーボードを買い換えると、今使っているDDRメモリやAGPビデオカードを持ち越せなくなってしまう。「そこまでの出費は……」と躊躇するユーザーに手を差し伸べてくれるのが、変則構成マザーボード「ASRock 4CoreDual-SATA2」だ 。
 シングルコアCPUからマルチコアCPUへのアップグレードは、体感的にもっとも効果的なアップグレード方法と言えるだろう。2、3年前と比較すると、現在のデュアルコアCPUは高性能かつ低消費電力を実現しており、価格も低下しているからだ。とはいえ、数年前の環境から最新CPUにアップグレードしようとした場合、マザーボードの交換が必須となり、それに伴ってパーツ一式を交換しなければならなくなるケースもあり得る。

 最新のマザーボードを数年前の製品と比較すると、対応メモリはDDRがDDR2に、ビデオカード用拡張スロットはAGPがPCI Express x16に、HDDのインターフェースはIDEがSerial ATAになるなど、大きく仕様が変更されている。CPUだけデュアルコアのものに交換したくても、現在使用中のパーツが旧仕様だった場合は、大部分のパーツを買い換えなければならず、結局丸々PCを1台買い換えるのと大きく変わらない出費となってしまう可能性も高い。

 そんな悩みを解決してくれるのが、変則構成を採用するASRockのマザーボード「4CoreDual-SATA2」だ。この製品は、チップセットに旧世代のものを搭載しており、DDR SDRAM/AGP/IDEなどの古いインターフェースが利用でき、同社独自の拡張仕様によって最新のCPUも使用可能となっている。旧世代のPCパーツを持ち越したいユーザーにとって、うってつけのマザーボードなのだ。
Socket478&AGP環境
(ASUSTeK P4PE:Intel 845PE+ICH4)
からアップグレードする
image
(1)CPU
CPUはSocket478のPentium 4 2AGHz。Socket478のCPUの販売はすでに終息しており、アップグレード用のCPUは新品では入手できない
(2)ビデオカード
NVIDIA GeForce 6600 GTのAGPバージョン。Vista世代でも十分使える能力を有しているので、できれば持ち越したいところ
(3)メモリ
DDRメモリを使用。現在ではDDR2が主流になり、値段もかなり安くなっているが、DDRでも1GB程度あればVistaが問題なく動くので使い回したい
(4)HDD
IDEタイプのHDDは減りつつあるが、現在のマザーボードでもIDEポートはしっかりと残っている。そのまま持ち越すのが容易なパーツだ
Intel製最新CPUへのアップグレードに必要なパーツ
・CPU ・マザーボード
IntelのCore 2 Duo/Quadなど使う場合は、次ページで紹介するASRock 4CoreDual-SATA2を選択することで、現在の構成の大部分を活かしたままアップグレードすることが可能だ
AMD製最新CPUへのアップグレードに必要なパーツ
・CPU ・マザーボード ・メモリ
・ビデオカード
Athlon 64 X2をはじめとするAMD製CPUの対応メモリはCPUに依存するので、手持ちのメモリがDDRの場合、最新CPUにするにはメモリの買い換えも必要。ビデオカードもインターフェースが変わってしまうが、グラフィックス機能搭載のAMD 690Gマザーボードなどを使えば新規に購入する必要はない。ただし、単体のビデオカードと比べれば性能は落ちる
旧環境を最大限に活かせるマザーボード
ASRock 4CoreDual-SATA2
実売価格:9,000円前後
問い合わせ先:ユニスター(03-5812-5690)
URL:http://www.asrock.com/
imageフォームファクター:ATX
CPUタイプ:LGA775
対応CPU:Core 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Dual-Core、Pentium Extreme Edition、Pentium D、Pentium 4、Celeron、Celeron D
チップセット:VIA PT880 Ultra+VT8237S
メモリスロット:PC2-5300/4200 DDR2 SDRAM×2(最大2GB)、
メモリスロット:PC3200/2700/2100 DDR SDRAM×2(最大2GB)
グラフィックス機能:―
拡張スロット:AGP 8X ×1、PCI Express x16互換スロット(4レーン相当) ×1、PCI×4
HDDインターフェース:Serial ATA 2.5×2、Ultra ATA/133×2
RAID:RAID 0/1、JBOD(VIA VT8237S[Serial ATA 2.5×2])
LAN:100BASE-TX×1
image拡張スロットにはAGPとPCI Express x16互換スロット(4レーン)を搭載。同時に使用することはできない
imageDDR SDRAMとDDR2 SDRAMスロットをそれぞれ二つずつ備える。後からDDR2 SDRAMにアップグレード可能だ
最新CPU+旧新パーツの組み合わせを実現
+
CPU
最新モデル(Core 2 Quad/Duo、Pentium Dual-Core)
+
ビデオカード
使い回し(AGP対応)もしくは最新モデル(PCI-Express x16対応)
+
メモリ
使い回し(DDR SDRAM)もしくはDDR2 SDRAM
 ASRockの4CoreDual-SATA2は、DDRメモリ/AGPビデオカードといった旧構成のPCを使っているユーザーの「ほかのパーツは流用して最新のデュアルコアCPUを使いたい」というわがままに応えてくれる製品だ。また、後でビデオカードをPCI Express x16のものにしたり、DDR2のメモリに乗せ換えたりと、さらなるアップグレードを楽しむことができる。チップセットはVIA PT880 Ultraを搭載。このチップが公式に対応するCPUはPentium 4までだが、4CoreDual-SATA2は独自拡張によって、システムバス1,066/800MHzのCore 2 Extreme/Core 2 Quad/Core 2 Duo/Pentium Dual-Coreなど、多彩なCPUに対応できる。システムバス1,333MHz対応のCore 2 Quad/DuoといったCPUを使うことはできないが、これだけでも十分だと言える。

 実際にPCMark05のベンチマーク結果を見れば、安価なPentium Dual-Core E2160に変えるだけでも、初期のPentium 4 2GHzの2倍近いCPUパフォーマンスを得られることが分かるだろう。
image
【測定環境】
マザーボード:ASRock 4CoreDual-SATA2(VIA PT880 Ultra+VT8237S)[LGA775]、ASUSTeK P4PE(Intel 845PE+ICH4)[Socket478]
メモリ:ノーブランド(PC3200 DDR SDRAM、CL=3、512MB)×2
ビデオカード:AOpen Aeolus 6600GT-DVH128AGP(NVIDIA GeForce 6600 GT)
HDD:Samsung SpinPoint T HD400LD(Serial ATA 2.5、7,200rpm、400GB)
OS:Windows XP Professional SP2
合計費用
マザーボード 9,000円前後
+
Core 2 Quad Q6600
価格
37,000円前後
Core 2 Duo E6420
価格
25,000円前後
Pentium Dual-Core E2160
価格
12,000円前後
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