その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
TEXT:保坂陽一 | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
マザーボードはそのまま使う! | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
今回のマシンの場合、手っ取り早くVistaを快適に動かすならば、やはりビデオカードのアップグレードがよいだろう。オンボードグラフィックス機能しか備えていないマザーボードでは、マザーボードごと交換することになるが(PCIスロット用のビデオカードもないわけではないが、スペックに不満が残る)、PCI Express x16スロットを備えているのであれば、この部分のアップグレードに困ることはないはず。また、AGPスロットでもまだまだ対応製品は発売されており、しっかりとアップグレードは可能だ。AGPビデオカードは種類こそ少なくなってしまったが、下の2製品のように十分な性能を備えたミドルクラスの製品であれば、Vistaはもちろん、3Dゲームもまだまだ現役で遊べるだろう。グラフィックスチップがCPUの負荷を減らしてくれるWindows Aero環境であれば、Windows XPよりもキビキビと動作するようになるはずだ。 ただ、AGP 4Xまでしか対応していないマザーボードではAGP 8Xビデオカードが動作しないこともあるので注意が必要だ。また、AGP 2Xまでしか対応していないマザーボードに8Xビデオカードを挿すのは動作しないばかりでなく、過電圧による発火などの危険を伴う。今回の865マザーボードはAGP 8X対応だが、その前世代の845マザーボードなどではとくによく確認しておきたい。 また、DDR SDRAMは、DDR2 SDRAMよりはやや割高になってしまうが、こちらもまだまだ入手は容易だ。逆に、3年前からすると大幅に値下がりしているので、1GB以上のメモリが必要なWindows Aero環境にとってはうれしいところだ(マザーボードのメモリスロットの数や、対応する最大容量には注意)。そのほか、Vistaをインストールする際は、マザーボードの電源管理機能なども重要なので、マザーボードのBIOSは最新のものにアップデートしておきたい。 ビデオカードだけ交換した結果、なかなかバランスの取れたマシンになったようだ。この先のアップグレードは難しいかもしれないが、このレベルであれば、また2、3年はメインマシンとして活躍できるのではないだろうか。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
AGPでもVista Ready 最近のビデオカードはPCI Express x16スロットが主流だが、Vistaアップグレード向けにAGPビデオカードもしっかり発売されている |
|||||||||||||||||||||||||||||||
メモリ増設は? DDR SDRAMが高いと言っても、DDR2 SDRAMの1割増し程度。1GBあればAero環境もOKだが、増設すればより快適になるのは間違いない |
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
マザーボードとCPUを交換する | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
なんだかんだ言っても、今や自作向けのCPU市場ではCore 2 Duoがスタンダードと言ってもよいほどの人気ぶりだ。デュアルコアで消費電力も低いとなれば、少々高価でも使いたくなるというもの。ただ、使うためにはマザーボードを含めたほとんどのパーツ交換が必要となるので、予算が厳しい……という人には、便利なマザーボードが発売されている。 下のASRockの4CoreDual-VSTAは、クアッドコアのCore 2 Extremeなどに対応しながら、AGPとPCI Express x16スロットを両方備える上、メモリもDDR SDRAMとDDR2 SDRAMの両方に対応しているなど、AGP/DDR SDRAM世代からのアップグレードにうってつけの1枚。しかも、価格も非常にリーズナブルである。まだまだ使えるAGPビデオカードを持っているなら、これを使わない手はないだろう。もう1枚のASUSTeK P5VDC-MX R2.0はPCI Express x16スロットを持たないが、その分安価なのがうれしい。 はっきり言って、イロモノに属するマザーボードではあるが、その性能と使い勝手は抜群。メモリスロットは実質2スロットしか使えないので、容量の少ないメモリしかない場合は買い換える必要が出てくるが、その場合はDDR2 SDRAMに乗り換えてしまえばよいだろう。 値段が値段だけに、単純に安いマザーボードとして購入しても損はないはずだが、そのほかの拡張性が高いわけではないので、パーツの流用を考える人以外はあえて選ぶ必要はなさそうだ。アップグレードの強い味方として、覚えておきたいマザーボードである。 ちなみに、ここではビデオカードがそのままなので、Windows Aero環境としては期待できない。しっかりした性能のAGPビデオカードを持っていればよいが、今回のような3年前のエントリークラスを使うのであれば、上のアップグレード計画その1のほうが、間違いなく安価で快適だ。ちなみに、計画1と2を合わせて、ビデオカード、マザーボード、CPUを交換するのであれば、すべてのパーツを最新規格で揃えて、新マシンを構築するほうがコストパフォーマンス的には優良だろう。安物買いの銭失いで終わらないためにも、賢い自作を行ないたいところである。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
Core 2 Duo E6300 Core 2 Duoならば下位モデルでも十分な性能。最廉価のE4300も発売されたが、価格差が小さいのでコストパフォーマンス的にはこれがイチオシ |
|||||||||||||||||||||||||||||||
メモリとビデオカードは流用 AGPビデオカードとDDR SDRAMを流用! ただし、手持ちのメモリが256MB×2だったら、また判断は変わっていたかもしれない |
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください