その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:寶諸 宏 | ||||||||||||||
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パーツの調達は、自作の重要な作業の一つだ。だが、パーツには店頭、通販、オークション、個人売買といった流通形態があり、新品、中古品の違いもある。ここではパーツ入手方法の違いを検討し、賢い買い方を探ってみることにしよう。 | ||||||||||||||
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パーツを入手する方法は、大きく分けて店頭での購入、通信販売、個人売買の三つがある。さらに新品、中古品の違いを加味すると、同じパーツを購入するにも選択肢はかなり多くなる。購入方法の違いと、製品の特性を理解して、上手に買い物をしたいところだ。 流通形式ごとの特徴については後で紹介するが、買い物で重要なのが購入したいパーツの情報だ。たとえばWindows Vista用のドライバの有無やメインの用途など、使用環境に応じた特性を把握しておく必要がある。価格の情報ももちろん重要だが、それはあくまでも目安と考えておこう。そして、その上で知っておきたいのが、製品の種別や購入方法などで異なっている保証制度だ。 まず、店頭と通販、新品と中古品を問わず、ショップで購入する場合は通常、購入後数日から1カ月程度の保証期間が設けられている。製品が不良であった場合、この期間内なら返品や交換が可能という制度で「初期不良交換保証」などと言う。この保証がないものは一般的に「ジャンク品」の扱いとなり、仮に動作しなかった場合でも交換、返品に応じてくれないことが多い。 個人売買でも実働品の売買が原則となる。ただし、動作しなかった場合の対応については事前に確認しておきたい。 また、新品のパッケージ品(リテール品)にはメーカーによる保証があるが、「バルク品」として販売されているものは、メーカー保証が付かないことが多い。バルク品は包装や付属品が簡略化された分、安価なのが魅力だが、保証制度はショップに依存するためリスクは高くなる。 中古品はショップによって保証システムが異なるが、数日間の初期不良保証が付けられていることが多い。 |
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あれこれ悩みつつパーツの選定をした後は、いよいよ購入となる。店頭販売や通信販売、個人売買など、購入手段はさまざまあるが、どの方法が自分にとってよいのかを見極め、少しでもお得で安心した買い物を楽しみたい | ||||||||||||||
メモリなどの相性問題が出やすいパーツは、相性交換保証を付けておくと安心できる。T-ZONEでは、メモリ購入時に200円から1,000円支払うことで、PCが起動しなかったり、動作が不安定な場合にメモリを他社製に交換することが可能となる | ||||||||||||||
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このように自作PCで不安になるのが、まちまちなパーツの保証制度だ。メーカー製PCであれば、ほぼ無条件で1年間のメーカーによる保証が付くのが一般的だが、PCパーツの場合、とくにバルク品ではそこまでの保証は付かないことが多い。しかし、ショップ独自の保証制度を利用することで、リスクを低減することが可能だ。 新品パーツの販売で主に利用されているのが、相性で動作しなかった場合などに別製品との交換に応じる「相性保証」と、保証期間を延長する「延長保証」、パーツの性能に納得がいかないなどの理由で交換することが可能な「交換保証」だ。もちろん保証金の分だけ割高となってしまうが、販売価格の数%程度の保証金を支払うことで安心を得られると思えば安いもの。ぜひとも利用したいサービスである。 |
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ツクモではさらに踏み込んだ交換保証制度である「パーツ交換保証」を実施している。相性による動作の不具合だけでなく、性能面などで不満があったような場合でも、差額を支払うことで交換に応じてくれるというものだ | ||||||||||||||
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ショップの店頭で商品を買うのは、パーツ購入の王道だ。バーチャルなインターネットでの買い物と違って、店頭に並んだ多くの商品を見て、その場で選択し、その場で入手できるため、買い物をしたという達成感や満足感も大きい。 形状やスペック、価格なども自分の目で確認できるし、さらに商品について不明な点があれば、スタッフに直接質問することもできる。こうしたことは、店頭購入ならではと言える。 また、電気街のように複数のショップが集まっている場所では、それぞれのショップを回り、安いショップやサービスの気に入ったショップを選んで購入できることも利点の一つだ。 半面、目的の商品が人気商品や希少品のために売り切れていたり、代替商品で妥協してしまったり、本来の目的にはない商品を衝動買いしてしまったり、というようなこともありがちだ。財布のヒモはキッチリと締めておこう。 |
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店頭で購入するのは買い物の基本。その場で商品を受け取れるだけでなく、あれこれ見比べながら迷ったり、目的以外の商品をチェックしたりしながら過ごす時間も楽しめる | ||||||||||||||
ショップによってはさまざまなデモンストレーションを行なっている。実際に見て触って自分の作りたいPCの参考にしたり、楽しんだりできる | ||||||||||||||
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ショップに出向いて購入するメリットは大きいが、遠方にしかショップが存在しないような地理条件では、それも難しいだろう。またショップが比較的近くにあったとしても、交通費や所要時間といったリソースを節約したい場合もある。そんな場合は通販が圧倒的に便利だ。 通販を利用する場合、第一に確認すべきことは「納期」だ。PCパーツの価格は、基本的に日を追って下落する。なかでも、メモリやCPUなどは短期間に一気に値を下げることもある。したがって納期があまりに長いと、その間に市場価格が下がってしまう可能性もある。第二に確認すべきは、送料や代引などの手数料だ。通販の価格は商品価格だけでなく、送料と手数料を合わせた価格がトータルの支払い額となる。商品価格は安いが送料が高い場合もあるので、要注意だ。 支払い方法は「代引」がオススメ。手数料はかかるが、銀行振込などの先払いと比較すると商品と引き換えに代金を支払うので、安心感も高い。 |
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通信販売は全国どこでも利用可能。近くにPCパーツショップがなくても、家に居ながらにして手軽に買い物できるのが最大の魅力だ | ||||||||||||||
一定額以上の買い物をした場合、送料が無料になるサービスもある。パーツごとにショップを選ぶと、送料の分だけ高くなることもあるので注意 | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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