その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マザーボードは非常に多くの製品が販売されているが、使用したいCPUを決め、それに対応したチップセットを決めることで、だいたい絞れてくる。チップセットはマザーボードの最重要部品とも言える存在で、PCシステム内を行き交う命令やデータのやり取りの制御を行なう役割を持っている。メモリやビデオカード、HDDなど、PCを構成するほとんどのデバイスをコントロールする機能を備えており、マザーボードの性能や機能、使えるパーツの種類もチップセットで決まってくる。現在はIntel、AMDプラットフォームともに定番と言えるものがあり、Intelの場合はP965(もしくはグラフィックス機能を備えたG965)チップセット、AMDはNVIDIAのnForce 570 SLI MCP(もしくはnForce 590 SLI MCP)といったところだ。 Windows Vistaへの対応は、各メーカーが対応製品を公表しており、それに該当するものであれば問題なく動作するはずだが、Microsoftの「Certified for Windows Vista」ロゴを取得している製品ならよりベターだ。このロゴの取得には、S3スタンバイ状態からの2秒以内の復帰、90dB以上のダイナミックレンジを持つHD Audioの搭載といったシビアな要件をクリアする必要があり、より安心感が高いと言える。 機能的な面で言えば、ボード全域に固体電解コンデンサを搭載するなど、高価な製品を中心に実装コンデンサの品質をアピールする製品が増えてきている。固体電解コンデンサは電解質に固体の高分子導電体を利用するコンデンサで、通常の電解コンデンサに比べて熱耐性が高く、原理的に電解液が蒸発してしまう心配がない。過剰品質と言える製品もあるが、品質がよいに越したことはないだろう。また、チップセットの冷却に大掛かりなヒートパイプを採用したものも増えているが、放熱フィンの部分にエアフローが行くように、CPUクーラーやケースファンをうまく活用する必要がある点には注意したい。 |
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G965チップセット チップセットはマザーボードの性能、そして機能のほとんどを決定する重要な部品。現在のCore 2 Duo用マザーボードの場合、Intel P965/G965チップセットが採用されているものが主流だ |
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ASUSTeK | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Intel P965+ICH8を採用する定番マザーボード。国内メーカー製コンデンサをふんだんに搭載している | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
実売価格:17,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1)電源供給コネクタ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電源ユニットからの電源ケーブルを接続するためのコネクタ。ATX12V 2.x以降に対応した24ピンのメインコネクタ(写真中央右端)と4ピン(または8ピン)のCPU用のATX12Vコネクタの二つを装備するのが一般的 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(2)CPUソケット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
CPUを搭載するためのCPUソケット。ソケットが対応していないCPUは利用できないため、ある意味もっとも重要な部分だ。ただ、ソケット形状は同じでも、最新CPUが動作しないこともあるので、仕様をよく確認したい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(3)外部インターフェース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バックパネルに標準で装備されるインターフェースの種類は、意外に自作PCの使い勝手を大きく左右する。自分のよく使うポートが省略されていないか、USB 2.0ポートの数は十分あるか、しっかりチェックしておこう | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(4)メモリスロットの数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メモリを装着するソケット。メモリの拡張性を左右する。チップセットの仕様の関係もあり、多くの製品で4本となっているが、安価な製品では2本しか搭載しないものもある。対応するメモリの速度規格もチェックしておきたい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(5)拡張スロット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
拡張カードを装着するためのスロット。ビデオカードはPCI Express x16スロット、サウンドカードやテレビキャプチャカードは主にPCIスロットを利用する。RAIDカードなど、PCI Express x1スロットを利用するものも増えてきている | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(6)HDDインターフェースの数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
HDDを接続するためのインターフェース。Serial ATAポートとHDDは1対1で接続されるため、使用するHDDの台数分だけポートが必要である。eSATAポートやRAID機能もチェックしておきたい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(7)チップセット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
PCパーツ間のデータのやり取りを制御するチップ群。この種類によって、マザーボードの対応CPUやインターフェースの種類、性能も変わってくる。North BridgeとSouth Bridgeの2チップ構成が一般的だが、ワンチップ化されたものも存在する | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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