その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義、編集部 | ||||||||||||||
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PCの自作は、さまざまなパーツを組み合わせ、自分の好みに合ったマシンを作れるのが楽しい。しかし、用途によって、重視するポイントが異なってくるのが難しいところ。ここでは、ケース別に重要となるパーツの選び方や使いこなしについて説明しよう。 | ||||||||||||||
CASE 1 | ||||||||||||||
静音PCを作る | ||||||||||||||
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(1)PCケース | ||||||||||||||
Antec SOLO 実売価格:12,000円前後 静音性で有利な12cm角ファンを搭載可能な製品がオススメ。また、立て付けがよく、防振機能を搭載していればなおよい |
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(2)電源 | ||||||||||||||
サイズ 剛力プラグイン 450W 実売価格:8,000円前後 12~14cm角の大型ファンが搭載された製品が主流。その上で発熱自体が少ない、変換効率の高い製品や、ケーブル脱着式の製品がベターだ |
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(3)CPUクーラー | ||||||||||||||
サイズ ANDY SAMURAI MASTER 実売価格:4,000円前後 リテールのCPUクーラーよりも静かで、冷却性能の高い製品が多数ある。ただし、大型のものはマザーボードやケースなどに干渉する場合がある点に注意 |
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(4)光学ドライブ | ||||||||||||||
パイオニア DVR-A12J 実売価格:9,000円前後 光学ドライブも静音性能を高めたモデルが出ている。ただ、頻繁にCDやDVDメディアを使わないのであれば、それほど気を使わなくてもよい |
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(5)ビデオカード | ||||||||||||||
Leadtek WinFast PX 7900 GS TDH 256MB 実売価格:25,000円前後 ミドルレンジ以下ではファンレス製品も多くなったが、高性能なGPUは発熱が大きく、ファンによる冷却が基本。大型で低回転のファンを搭載したモデルを狙おう |
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(6)ビデオカードクーラー | ||||||||||||||
ZALMAN VF900-Cu 実売価格:5,000円前後 高性能ビデオカード向けの静音クーラーを使うのも一つの手段。取り付け方法が難しいので手軽とは言えないが、その効果は非常に高い |
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(7)ケースファン | ||||||||||||||
Enermax UC-12AEBS 実売価格:2,000円前後 基本は大口径&低回転で、風量を確保しつつ静音性を高める。ただし、PCケースによって使用できる口径が異なる点に注意 |
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(8)HDD | ||||||||||||||
日立GST Deskstar T7K500 HDT25032VLA360 実売価格:10,000円前後 現在主流のHDDは高回転・高速転送のもの。HDDを静音化するには、5インチベイ用の静音HDDケースを使うのがセオリーだ |
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予算をはじめとする、さまざまな制約がある中で、可能な限り高性能なPCを作りたい……。こういったことは、PCを自作する方であれば誰しも持っている要求だろう。しかし最近は一口に性能を追求すると言っても、その性能にはさまざまなものがある。そのうちの一つが、「静音性能」だ。可能な限り動作音が静かなPCが欲しいという、PCの静音性を重要視している方も多くなってきた。 そうした市場の要求に応えるように、ここ数年で急速に進んだPCパーツの静音化。最近ではトレンドと言うよりも、もはや自作PCにおける基本項目になったと言ってもよいだろう。 また、2、3年前と比べて静音パーツの性能が向上しており、定番の静音パーツを組み合わせるだけで、誰でも簡単に静音性の高いPCを作ることができるといった状況である。 しかし、ただ組み合わせるだけでなく、もう一歩踏み込んだポイントを押さえることで、さらなる静音性に優れたPCとすることが可能だ。ここでは、静音PCを作る上でのポイントを紹介してみよう。 |
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1:エアフローを確保する | ||||||||||||||
静音PCでもっとも注意したいのが、主要パーツに対するエアフロー(空気の流れ)である。これを十分に確保しないと、主要パーツの製品寿命を縮めかねない。障害物となる内部のケーブルなどはなるべく少なく、また組み立ての際にまとめるように配慮したい | ||||||||||||||
2:静音CPUクーラーの取り付け | ||||||||||||||
大型のCPUクーラーを使ってPCを組み立てる場合は、先にマザーボードにCPUとクーラーを取り付けてからPCケースに入れよう。PCケースにマザーボードを入れてから取り付けようとすると、非常に作業が困難となる | ||||||||||||||
3:HDD静音化ケースを利用する | ||||||||||||||
最近のHDDは以前と比べるとずいぶん静かになったが、やはりアクセス音などは耳障りだ。そんなときはHDD静音化ケースがオススメだ。アルミやゴムなどの素材でHDDを密封し、動作音を遮断してくれる。ただ、HDDの温度が上昇する点には注意が必要 | ||||||||||||||
4:ファンの向きに注意 | ||||||||||||||
意外と注意が必要なのがこのポイント。ケース前面から吸気して背面へ排気させるのが基本だが、ファンが風を流す方向は決まっている。ファンには風向きが記載されているので、確認しよう。サイドフロータイプのCPUクーラーを使っている場合はとくに注意 | ||||||||||||||
5:ファンレスビデオカードの運用 | ||||||||||||||
ミドルレンジ以上のGPUを搭載したファンレスビデオカードは、CPUクーラーやケースファンによって起こるエアフローを利用して冷却することを前提としているので注意が必要だ。完全ファンレスマシンには、あまりオススメできない | ||||||||||||||
6:パッケージの騒音値について | ||||||||||||||
電源やケースファンなどには、騒音値が記載されていることがある。基本的に低ければ低いほど静音であるということだが、あくまでもメーカーが独自に測定したものでメーカーごとに基準が異なる。また、スペックには現われない耳障りな音がするものもある | ||||||||||||||
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発売日:2015/06/29
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発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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