その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||
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2006年のCPUシーンの中心にいたのは何と言ってもCore 2 Duoだ。その驚異的なパフォーマンスは、自作市場全体に大きな影響をもたらした。デュアルコアCPUのさらに2倍の可能性を秘めるクアッドコアCPUも登場し、ますます活況を呈している。 | ||||||||||||
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現在のメインストリーム | ||||||||||||
デュアル/クアッドコアCPU | ||||||||||||
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CPUのプログラムを解釈し、命令を実行する部分をコアと言う。このコアを二つ内蔵し、命令を並行に処理することでプログラムの実行速度を高速化するデュアルコアCPUが、現行CPUのメインストリームだ。このデュアルコアのアプローチは、物理的に二つのCPUを搭載するデュアルCPUシステムと同じもの。半導体技術の進歩によって、一つの半導体のダイの中で実現できるようになったものだ。 デュアルコア以前は、主にクロックを上げることでCPUを高速化してきたわけだが、このアプローチは電力効率の面で問題があり、ここ数年は高クロック化が思うように進まなくなってきた。そこで、プログラムを並列して処理させることで高速化させようという「マルチコア」という考え方に変わってきたわけだ。すでにデュアルコアの2倍の四つのコアを内蔵するクアッドコアCPUも登場しているが、今後もCPUはコアを増やす形で進化していくことが確実な状況になっている。 デュアルコアの具体的なメリットとしては、プログラムの処理を並列処理に都合のよいように振り分ける「マルチスレッド」対応アプリケーションにおいて、最大でシングルコアの2倍近い性能が期待できるほか、複数のプログラムが同時に動作しているマルチタスク環境化では負荷を分散することができ、それぞれの「処理が遅くなりにくい」というメリットもある。すでにビデオエンコードや3D CGレンダリングなど、マルチメディア系アプリケーションのほとんどがマルチスレッドに対応しており、また、バックグラウンドで多くのサービスが起動しているWindows XPやWindows Vistaでは、マルチタスク環境下でのメリットも感じることができる。 |
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デュアルコアに最適化した設計。バスインターフェースだけでなく2次キャッシュを共有化している。それぞれのコアが使えるキャッシュ容量が最大2倍に増え、大きなロスとなるメモリアクセスの必要性が激減している | ||||||||||||
Athlon 64のコアを二つ実装した形で2次キャッシュはコアごとに用意する。当初からデュアルコア拡張を想定していたため、バスインターフェースは共通で、コア間の通信はCPU内部のクロスバーで高速に行なえる | ||||||||||||
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