その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:滝 伸次 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ディスクリート型マザーボード | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ビデオカードを利用する必要があるディスクリート型のマザーボードは、現在LGA1156版Core i7/i5対応のIntel P55マザーとLGA1366版Core i7対応のIntel X58マザーとが市場の中核をなしている。後者のX58マザーは、ハイエンドユーザーから支持されているが、PCMark Vantageの結果から分かるとおり、同価格帯のCPUにおいてはLGA1156版Core i7のほうがパフォーマンスに優れており、存在感が弱まりつつある。対して、Intel P55マザーはLGA1156版Core i7がメインストリームCPUの地位を確立したことから、ミドルレンジからハイエンドの製品まで幅広い製品が投入され、市場を席巻しつつある。X58と違い、ATI CrossFireXやNVIDIA SLIといったマルチGPUを必要とするユーザーにとっては、P55は2本のPCI Express 2.0 x16をフルレーンで使用できないというデメリットがあるが、PCI Expressのレーン数を倍増できるブリッジチップのnForce 200を搭載したマザーボードを使用することでこの問題を解決でき、今やほぼすべてのユーザーのニーズを満たすラインナップが揃っている。 一方、Phenom II X4をはじめとするAMDのSocket AM3環境は、Core i7のIntel環境に比べると、総合性能で見劣りするため、ディスクリート型では影が薄い。ただしCore 2 Duo+945GCといった組み合わせの旧世代システムに対しては、十分な差を付けている。AMD CPUはIntel CPUに比べ価格も抑えられているほか、対応マザーもコストパフォーマンスの高いものが多いので、旧世代システムから乗り換えるのであれば価格面での魅力は大きい。 |
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スタンダードからハイパフォーマンスまであらゆる用途に向いたマザーが揃う | ||||||||||||||||||||||||||||||
グラフィックス機能統合型チップセットを搭載したマザーボードはその性格上、手堅くまとめたコストパフォーマンス追求型の製品が多いが、グラフィックス機能を持たないチップセットを搭載したディスクリート型マザーボードには、シンプルな構成のスタンダードモデルから、高品質な電源回路や冷却システムを搭載したハイパフォーマンスモデルまで、多種多様な製品が存在する。このバリエーションの多さこそがディスクリート型マザーボードのおもしろさであり、その中から自分の目的に合った製品を選ぶことが自作の醍醐味と言える。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ビデオカードが必要となる ディスクリート型はビデオカードを用意しなければならない分、出費がかさむが、パフォーマンスを追求できるというメリットは大きい |
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コストパフォーマンスのよいP55がオススメ 性能と価格から考えると、今一番お買い得なのはP55チップセットを搭載したマザーボードだ。多種多様な製品があり、選択の幅も広い |
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各社の主なチップセット | ||||||||||||||||||||||||||||||
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【検証環境】 CPU:Intel Core i7-860(2.8GHz)、Intel Core i7-920(2.66GHz)、Intel Core 2 Duo E6600(2.4GHz)、AMD Phenom II X4 965 Black Edition マザーボード:ASUSTeK P7P55D(Intel P55)、ASUSTeK P6T(Intel X58+ICH10R)、ASUSTeK P5GC-MX/1333(Intel 945GC+ICH7)、MSI 790FX-GD70(AMD 790FX+SB750)、ASUSTeK M4A77TD PRO(AMD 770+SB710) メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※LGA1366環境では3枚使用、ほかでは2枚のみ使用) ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2(P5GC-MX/1333で使用) ビデオカード:ATI Radeon HD 5770リファレンスカード、MSI NX8600GTS-T2D256E-HD-OC(NVIDIA GeForce 8600 GTS ※P5GC-MX/1333で使用) HDD:Western Digital WD Caviar Black WD1001FALS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1TB)、日立GST Deskstar P7K500 HDP725025GLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB ※P5GC-MX/1333で使用) OS:Windows 7 Ultimate 64bit版 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:24,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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USB 3.0とSerial ATA 3.0の性能を存分に発揮できるブリッジチップを搭載 サードパーティ製コントローラチップをオンボード搭載することでUSB 3.0とSerial ATA 3.0に対応したIntel P55マザーボード。本機最大の特徴は、コントローラチップとチップセット間の帯域不足をPCI Expressブリッジチップを搭載することにより解消している点。USB 3.0とSerial ATA 3.0の両方を5Gbps転送で同時に使用することができる。USB 3.0とSerial ATA 3.0を活用したいと考えているユーザーなら要注目だ。P55マザーとしての基本性能も高く、効率的なフェーズコントロールを行なうT.ProbeやEPUによって制御される12+2フェーズの電源回路を搭載するなど、ハイエンドモデル並みの装備を搭載している。マルチGPU機能はATIのCrossFireXに加え、NVIDIA SLIにも対応。オーバークロックをはじめとするASUSTeKの独自機能も充実しており、幅広い層にお勧めできるP55マザーボードだ。 |
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GIGABYTE | ||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格:18,000円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5820(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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最新機能満載で2万円を切る価格を実現お買い得感の高さがうれしいP55マザーボード Intel P55チップセットを搭載し、USB 3.0とSerial ATA 3.0に対応したP55Aシリーズのバリューモデル。上位機種との主な違いは、NVIDIA SLIに対応しないことで、GIGABYTEの独自品質規格であるUltra Durable3に準拠し、冷却効果高い2オンス銅箔層を採用した基板、耐久性に優れる日本製固体電解コンデンサを採用するなど品質面での見劣りはない。注目のUSB 3.0とSerial ATA 3.0機能は、コントローラをオンボード搭載することにより実現。ASUSTeK製品と異なり、PCI Expressブリッジチップは搭載されていないので、USB 3.0とSerial ATA 3.0の両方を同時に5Gbpsの転送速度で使用することはできない。USB 3.0とSerial ATA 3.0のどちらを5Gbpsで使うかはBIOS設定で変更することができるが、両者を2.5Gbps転送にすることで、ビデオカードをフルレーンで使用することも可能だ。 ※ 2010年1月号マザーボード100選 2010にてGold Recommendedに選定 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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