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PCパーツ100選 2010
TEXT:藤本 健
PCでもAV機器レベルの環境を実現可能
サウンドデバイス編
image音楽、テレビ、映画にゲームと、エンタテイメントをPC1台でまかなっている人も多いのでは? 実は2、3万円程度の投資でも、今まで聞いてきた音とは別次元の上質なサウンド環境を手に入れることができる。今回はオススメの製品をWindows 7環境で検証してみたので、購入検討に役立てていただきたい。
サウンドデバイス選びの三つのポイント
 PCで音楽を聞きながら作業をしたり、ゲームや映画を楽しんだりと、音を出す機会は多いだろう。マザーボードのサウンド機能は、スペック上は優れているが、右の検証結果でも分かるように(今回の検証環境ではTHDの値のみよかったが)実際に聞いてみるとあまりよくないことが多い。しかし、サウンドデバイスをPCに追加することで、音質を飛躍的に向上させることも可能だ。サウンドデバイスは、ほかのパーツの性能向上とは桁違いに費用対効果の高いパーツなので、自分の環境や目的に合わせて、ぜひ音質改善を図ってみてほしい。製品選びのポイントは大きく分けて三つ。接続方法、搭載している端子の種類、そして音質だ。以前はEAXも製品選びの指標の一つだったが、最近はEAX対応のゲームタイトルも少ないので、気にする必要はないだろう。
サウンドデバイス選びの注目トピック1
接続方法で選ぶ
image最近はUSB接続の外付け型も多いが、自作PCなら、場所を取らない内蔵型もよい。設置スペースや使い勝手で選ぼう
サウンドデバイス選びの注目トピック2
端子で選ぶ
image音楽再生ならステレオ、ゲームやAVなら多チャンネルやサラウンドと、端子をチェックすれば製品の方向性が見える
サウンドデバイス選びの注目トピック3
音質で選ぶ
下記検証環境で、44.1kHzのサンプリングによる1kHzのサイン波を再生し、アナログ出力を48kHzで録音。そのデータを解析した。1kHzのサイン波なので、1kHzの周辺以外に波形が大きく現われると、ノイズや歪みが多いことになり、少ないほど高音質ということになる
マザーボードのサウンド機能
image
THD:0.00167%
 
S/N:46.67dB
THD(Total Harmonic Distortion)は、サイン波を入力したときに出力される音に、ほかの周波数成分がどの程度含まれるかを表わす。この値が小さいほど音質はよい   S/N(Signal to Noise ratio)は、音声信号とノイズのレベル差を表わしており、値が大きいほどノイズが少なく、高音質であることを意味している
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
ベアボーンPC:Shuttle XPC SG45H7(Intel G45+ICH10)
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2
HDD:日立GST Deskstar T7K250 DT722525DLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB)
入力用オーディオデバイス:ローランド Cakewalk UA-101
モニタスピーカー:ヤマハ MSP5 STUDIO
計測ソフト:WaveSpectra V1.40
ASUSTeK
XONAR Essence STX
実売価格:15,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
2ch PCI Express x1
imageS/N124dBをうたう ASUSTeKの高性能デバイス
音楽を楽しむためのステレオ出力に注力したサウンドカードで、S/Nの公称値が124dBというASUSTeKの自信作。標準ジャックのヘッドホン端子と、ヘッドホンアンプを装備しているのも特徴。さらにオペアンプはソケット式で交換可能なのもうれしいところ。Windows 7用ドライバは、同社のWebサイトで提供されている。
ゲーム用途「2」 音楽用途「5」 AV用途「3」
Specification
再生サンプリングレート/量子化bit数:192kHz/24bit
サウンドチップ:ASUSTeK AV100
音声入出力:S/P DIF OUT(同軸)×1、S/P DIF OUT(ピンヘッダ)×1、LINE OUT(2チャンネル、RCA)×1、AUX IN×1、LINE OUT/ヘッドホン/マイク(ピンヘッダ)×1、LINE IN(2チャンネル、ホン)/マイク×1、ヘッドホン(ホン)×1
image出力は金メッキのRCAジャックが二つ。本体はシールドで守られており、PCケース内のノイズの影響を受けにくい設計になっている
image
THD:0.00224%
 
S/N:80.72dB
高調波が微妙に乗っているものの、非常にクリアな信号だ。さすがに124dBとまではいかないがオーディオ機器レベルと言ってよい結果になっている
オンキヨー
WAVIO SE-200PCI LTD
実売価格:23,500円前後
問い合わせ先:050-3161-9555
URL:http://www.jp.onkyo.com/
7.1ch PCI
imageオーディオ機器メーカーが音楽再生にこだわった一品
サウンドチップにVIAのEnvy24 HTを採用しているので、Windows 7環境なら自動的にドライバがインストールされる。オンキヨーの設計だけに、検証結果が優れているのはもちろん、音楽を気持ちよく聞くことができる、安心してオススメできる製品だ。
ゲーム用途「2」 音楽用途「5」 AV用途「5」
Specification
再生サンプリングレート/量子化bit数:192kHz/24bit
サウンドチップ:VIA Envy24HT
音声入出力:S/P DIF IN(光角型)×1、S/P DIF OUT(光角型)×1、LINE IN(RCA)×1、LINE OUT(2チャンネル、RCA)×1、LINE OUT(7.1チャンネル、ミニ)、マイク(2チャンネル、ミニ)
imageノイズ低減のための銅製シールドカバーの内部は、オンキヨーの特許技術「VLSC」によるチューニングが施されている
image
THD:0.00188%
 
S/N:80.03dB
1kHzのテスト信号がクッキリと立つ、非常にクリアな結果になっている。2kHz、3kHzと倍音成分が若干乗っているものの、音質はきわめて良好だ
クリエイティブメディア
PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium Professional Audio
実売価格:17,000円前後
問い合わせ先:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
7.1ch PCI Express x1
imageゲームも音楽も高音質オールマイティなカード
モード切り換えにより音楽、ゲーム、AVの各用途で高品位の音質を実現するサウンドカード。高性能のX-Fi Xtreme Fidelityチップが搭載され、DolbyDigitalエンコードなどの各種処理が行なえる。Windows 7は64bit版、32bit版ともにドライバ、各種ユーティリティが揃っており、問題なく使うことができる。
ゲーム用途「5」 音楽用途「4」 AV用途「5」
Specification
再生サンプリングレート/量子化bit数:192kHz/24bit
サウンドチップ:X-Fi Xtreme Fidelity
音声入出力:S/P DIF IN(光角型)、S/P DIF OUT(光角型)、LINE IN(2チャンネル、RCA)、LINE IN(2チャンネル、ミニ)、LINE OUT(7.1チャンネル、ミニ)、マイク、ヘッドホン(2チャンネル、ミニ)
imageカード全体がノイズ対策のシールドで覆われている。左の端子がアナログ入力、隣の4基の端子がアナログ出力、右の2基がデジタル(光角型)の入出力端子
image
THD:0.00249%
 
S/N:82.16dB
RCA端子ではなく、ステレオミニからの出力ではあるものの、今回検証した製品の中では最高のS/Nを記録した。高域、低域ともにノイズはきわめて少ない
ローランド
Cakewalk UA-1G
実売価格:13,500円前後
問い合わせ先:050-3101-2570
URL:http://www.roland.co.jp/
2ch USB
imageアナログ資産のデジタル化や楽器の録音に便利な外付けデバイス
楽器メーカーの製品だけに、ギターやマイクをそのまま録音できるプラグインパワーの端子をはじめとして、非常に豊富な端子を搭載している。同社のWebサイトで、Windows 7の64/32bit版ドライバがダウンロードできるほか、44.1kHz/16bit限定だが、ドライバインストール不要で使えるモードもある。
ゲーム用途「2」 音楽用途「4」 AV用途「2」
Specification
再生サンプリングレート/量子化bit数:96kHz/24bit
サウンドチップ:非公開
音声入出力:S/P DIF IN/マイク(光ミニ)、S/P DIF OUT/ヘッドホン(光ミニ)、LINE IN(RCA)、LINE OUT(2チャンネル、RCA)、ギター/マイク(ホン)
image本体中央にはインプット・ボリュームと、ピーク・インジケータを備えており、調整しながらその場で録音、という使い方も可能だ
image
THD:0.00433%
 
S/N:73.09dB
ほかの製品と比較するとノイズが目立つが、ライン出力のレベルがやや低く、それを補うため測定機の入力ゲインを上げたためであり、実際の音は良好だ
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