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PCパーツ100選 2010
CPU編
TEXT:鈴木雅暢
電力効率はIntelが優秀 コストパフォーマンスはAMD
 次は消費電力を見てみよう。グラフに掲載した数値は、アイドル時/高負荷時のシステム全体の消費電力をワットチェッカーで計測したものだ。まず高負荷時に注目すると、目に付くのはLGA1366版Core i7、Phenom II X4 955 BEの消費電力の高さ。だいたいTDPの数値どおりの傾向とも言えるが、TDPが同じでも、動作クロックが低く、あるいはコア数が少ないほうが消費電力は低い傾向にある。また、IntelとAMDでは、AMDのほうが消費電力が高い傾向がある。一方、省電力機能が有効となるアイドル時もやはりLGA1366の高さは目立つが、それに次ぐのはPentium 4 541、Core 2 Duo E6600といった旧世代であり、省電力技術の進歩を感じる結果だ。

 さて、この消費電力に性能の要素を加えた電力効率を見てみよう。グラフにはPCMarkのスコアを消費電力(高負荷時)で割った数値を掲載しているが、これが実に興味深い。もっともよい結果となったのはデュアルコアのCore 2 Duo E7500だが、それとあまり差がなくLGA1156版Core i7/Core i5、Core 2 Quadが続いており、電力効率を維持したまま性能を引き上げたという新世代Nehalemアーキテクチャの思想を裏付ける結果となっている。AMD CPUは少し離れており、LGA1366、そして旧世代のCore 2 Duo E6600と同レベルである。

 また、下のグラフには実売価格100円あたりのPCMarkスコアを算出したものを掲載した。結果はご覧のようにCeleron E3200が圧倒的。このような算出方法では実売価格が低いほうが有利になりがちだが、それを考慮しても買い得と言ってよい。もっとも、これを除くとAMD CPUの買い得感の高さが目立つ。Intelの上位CPUの中ではCore i5が頭一つ抜けているが、AMDのPhenom II X4 955 BEはさらに上であり、絶対性能や電力効率でおよばない分をコストパフォーマンスでカバーしていることが分かる。
image
image
image
【検証環境】実売価格はAKIBA PC Hotline! 2009年12月18日調査の各CPUの平均価格
Intel
LGA1366版Core i7
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
LGA1366 45nm 8スレッド同時処理 TDP 130W
image最速のウルトラハイエンド
Intelのコンシューマ向けラインナップの頂点に立つ最上位ブランド。3次キャッシュの搭載やメモリコントローラの内蔵などを特徴とするNehalemアーキテクチャを採用しており、1コアにつき2スレッドを取り込んで同時処理できるHyper-Threading、使用コア数やCPU負荷に応じて安全な範囲内で自動的にクロックを上昇させるIntel Turbo Boost Technologyにも対応する。LGA1156版Core i7の登場によって下位のラインナップは役目を終えつつあるが、トリプルチャンネルアクセスに対応する内蔵メモリコントローラの性能は1枚上。Extreme Editionの最速フラグシップとしての存在意義は健在だ。
性能「5」 価格「3」 省電力性「2」
image開発コードネームは「Bloomfield」。画面左下で確認できるようにEISTやTurbo Boostにより常時クロックは変動する。定格3.33GHzのCore i7-975 Extreme Editionは最高3.6GHzで動作する
LINE UP
製品名 動作周波数 コア数(スレッド数) システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ
Core i7-975 Extreme Edition 3.33GHz 4(8) 6.4GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-950 3.06GHz 4(8) 4.8GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-920 2.66GHz 4(8) 4.8GT/s 256KB×4 8MB
LINE UP
製品名 仮想化機能 製造プロセス TDP コードネーム 実売価格
Core i7-975 Extreme Edition 45nm 130W Bloomfield 96,000円前後
Core i7-950 45nm 130W Bloomfield 54,500円前後
Core i7-920 45nm 130W Bloomfield 27,500円前後
Intel
LGA1156版Core i7/Core i5
問い合わせ先:0120-868686(インテル)
URL:http://www.intel.co.jp/
LGA1156 45nm 4/8スレッド同時処理 TDP 95W
imageCPU市場を牽引する新世代のエース
Core 2 Quad/Core 2 Duoに代わり、CPU市場の中心的存在となったIntelの新世代主力モデル。LGA1366版Core i7をベースにグラフィックスインターフェース(PCI Express 2.0コントローラ)の内蔵やメモリコントローラのデュアルチャンネル化などの変更を施しており、LGA1366版Core i7に匹敵する高性能とCore 2システムと同レベルの低消費電力を両立し、コストパフォーマンスも高い。LGA1366よりもTurbo Boostのクロック上昇幅、省電力機能(EIST)によるクロック下降幅ともに広がっており、動作クロックは状況に応じて大きく変動する。Core i5ではHyper-Threading機能は省かれている。
性能「5」 価格「4」 省電力性「4」
image開発コードネームは「Lynnfield」。キャッシュ構造などはBloomfieldと共通だが、Turbo Boost、EISTによるクロック変動幅が広がっており、アイドル時には最低1.2GHzまで下がる
LINE UP
製品名 動作周波数 コア数(スレッド数) システムバス 2次キャッシュ 3次キャッシュ
Core i7-870 2.93GHz 4(8) 2.5GT/s 256KB×4 8MB
Core i7-860 2.8GHz 4(8) 2.5GT/s 256KB×4 8MB
Core i5-750 2.66GHz 4(4) 2.5GT/s 256KB×4 8MB
LINE UP
製品名 仮想化機能 製造プロセス TDP コードネーム 実売価格
Core i7-870 45nm 95W Lynnfield 53,500円前後
Core i7-860 45nm 95W Lynnfield 27,000円前後
Core i5-750 45nm 95W Lynnfield 19,000円前後
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