その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||
5万円で作る激安PC | ||||||||||||||||
Intelプラットフォーム編 | ||||||||||||||||
ここでは、Intelプラットフォームにおける低価格PCの自作例を紹介する。Intel製CPUを中心に、最高でも5万円台という抑えめの価格でありながら、CPU重視と、ゲーム特化を目指し、それぞれのパーツを構成してみた。 | ||||||||||||||||
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チェックポイント ・CPUはCore 2 Duo最廉価のE4300 ・Vistaも快適なメモリ1GB+Aero対応 ・高負荷時でも安定動作の電源ユニット |
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Intel編のトップは、Core 2 Duoを搭載した最安PCのプランである。Vista環境において実用でも快適なPCを考えた場合、低価格に抑えるにしても、Core 2 Duoは搭載しておきたいところだ。 目標額は本体パーツの合計で、ズバリ5万円以下。2カ月前まではとてもじゃないが不可能だったこの価格も、CPUとメモリの値下がりで十分現実的なプランとなってきた……とはいえ、Core 2 Duoという時点でCPUのみで約1万6,000円。当然ほかのパーツの予算はギリギリとなるが、値下がりの続くメモリやHDD、そしてCore 2 Duo対応の低価格マザーでカバーすれば十分構成可能なプランだ。 |
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価格バランスは極端なCPU重視型 パーツごとの価格比率としては、CPUが約3分の1となり、マザーボードと合わせて半分を占める。CPUをとくに重視した構成だ |
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Intel Core 2 Duo E4300(1.8GHz) | ||||||||||||||||
価格改定によりお買い得度急上昇 | ||||||||||||||||
実売価格:16,000円前後 | ||||||||||||||||
CPUには現在Core 2 Duoで最廉価モデルにあたるE4300を使用。システムバスクロック800MHz、2次キャッシュは2MBと、上位CPUに比べると性能は若干低いが、4月下旬の大幅値下げにより、そういった不利な要素を十分払拭できるお買い得パーツとなった。ちなみにクロックの低い本モデルでは、リテールクーラーでも高負荷時にファン回転数が上がらず、十分な静音性を持つ点も隠れたポイントだ。 | ||||||||||||||||
ECS P4M900T-M(V1.0) | ||||||||||||||||
Core 2 Duo対応マザーでは最廉価 | ||||||||||||||||
実売価格:8,000円前後 | ||||||||||||||||
Core 2 Duo+システムバス1,066MHz対応製品では最廉価となるマザーボード。8,000円前後の実売価格でありながら、内蔵グラフィックスはWindows Aeroに対応している。チップセットはVIA P4M900なので描画性能があまり高くない点や、メモリがシングルチャンネルのみの対応となる点、LANが100BASE-TXまでなど、惜しいところはあるものの、それを上回る高コストパフォーマンスが魅力。 | ||||||||||||||||
ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 1GB×1 | ||||||||||||||||
マザーに合わせてシングル仕様で | ||||||||||||||||
実売価格:6,000円前後 | ||||||||||||||||
Windows Vistaでの使用を考えると、メモリ容量は1GBが必須である。チップセットのP4M900はデュアルチャンネルに対応していないため、ここでは今や定番となっているメモリの2枚挿しをせずに、1GBの単体モジュールで構成することにした。現状のメモリ価格差から言えば、512MB×2枚構成に比べて1,000円ほど安価となる。今後2GBへの増設を考えれば、こちらのほうがさらに安上がりだ。 | ||||||||||||||||
サイズ CoRE PoWER 400W | ||||||||||||||||
廉価品と侮れない作り | ||||||||||||||||
実売価格:4,000円前後 | ||||||||||||||||
今回の“陰の主役”となっているのがこの電源ユニットだ。4,000円前後という価格でありながら、基本性能と静音性に加え、端子の数と種類も充実し、安価な電源ユニットの中でも屈指のお買い得製品だ。基幹パーツが低消費電力のこの構成であれば、十分過ぎるほどの余力がある。 | ||||||||||||||||
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チェックポイント ・ハイポテンシャルなPentium 4のOC動作 ・1万円台で高速なGeForce 7600 GT ・12cm角ファン搭載ケースで高負荷時も安心 |
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Intel編の二つ目は、本体価格5万円台で最新ゲームもプレイ可能なゲームマシンというプランだ。当然ビデオカードはミドルレンジ以上が欲しい……ということで、GeForce 7600 GT搭載製品を選択。またCPUは、比較的動作クロックの影響が大きいというゲームならではの事情から、Pentium 4 641を選択。オーバークロックでさらなる高速動作を狙う。価格も抑えられ、一石二鳥だ。 今回使用したマザーボードは、FSBのクロックアップのために、PCI Expressのクロックを定格100MHzから120MHzに設定する必要があったが(これはほかの低価格マザーなどでもよくあること)、無事FSB 250MHz=CPUクロック4GHzでの動作に成功し、3DMark06でも順当に性能が向上した。また、CPU価格が2倍以上となるCore 2 Duo E6300との比較でも健闘しており、前々世代のPentium 4でも十分な性能を出せることが分かる。 |
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用途に応じてビデオカードを重視 全体価格の4分の1強をビデオカードが占める、極端なほどのビデオカード重視仕様だ。用途を考えると適切な価格配分と言える |
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Intel Pentium 4 641(3.2GHz) | ||||||||||||||||
Pentium 4でも低発熱で扱いやすい | ||||||||||||||||
実売価格:10,000円前後 | ||||||||||||||||
ゲームでは一般的なアプリケーションに比べてマルチスレッドの効果が出にくいため、シングルコアで高速なクロックのCPUが比較的有利だ。このPentium 4 641は、現在店頭に並んでいるTDP 65W(D0ステッピング)版であれば、定格時の消費電力や発熱が、実はCore 2 Duoとほぼ互角。4GHz動作時でもリテールクーラーで十分冷却が間に合う。価格がほぼ同じPentium Dと比べ、オーバークロック時の発熱上昇率が小さい点もよい。 | ||||||||||||||||
玄人志向 GF7600GT-E256H | ||||||||||||||||
最新ゲームを楽しむには必須 | ||||||||||||||||
実売価格:16,000円前後 | ||||||||||||||||
ゲーム用PCで重要なのがビデオカード。高度な画面効果を要求する最新ゲームを快適にプレイするためには、ミドルレンジよりも上の製品を用意したい。今回は高性能な7600 GT搭載カードを選択。本製品は1万円台半ばと、同GPU搭載カードでは最安だが、動作クロックは定格どおりで、搭載クーラーの静音性も比較的高いという隠れた良品。もちろん、Windows VistaでのAero動作なども快適。なかなかオススメのビデオカードである。 | ||||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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