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今が狙い目のCPU、IntelとAMD 買うならどっち?
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5万円で作る激安PC 1/2
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Intel vs. AMD 夏の陣
5万円で作る激安PC
TEXT:橋本新義
AMDプラットフォーム編
現在のAMDプラットフォームは低価格なCPUとマザーボードが揃い、非常にコストパフォーマンスが高い。ここでは、そうした特徴を活かし、HTPC向けの小型PCや、5万円からさらにシェイプアップを目指した超低価格PCを考えてみる。
690GマザーでHTPC&デュアルディスプレイ環境を実現
チェックポイント
・お買い得度満点のAthlon 64 X2 3800+
・DVIとHDMIの同時使用が可能
・AV機器のそばに置いても違和感のないPCケース
 低価格とグラフィックス機能の充実ぶりが人気の「AMD 690G」チップセット。その機能を活かし、AV用途やデュアルディスプレイ環境での使用(コラム参照)に向けた低価格マシンを5万円以内で組んでみた。

 ホームシアターPC(HTPC)としての使用も視野に入れ、CPUには強力かつ低価格なAthlon 64 X2 3800+を搭載。PCケースはコンパクトなmicroATXで高品質な塗装が施され、AV機器の近くに置いても違和感がないことを狙った。一般的なPCとしてのバランスも優れているため、前述した用途以外にも幅広く使っていけるはずだ。
imageマザーボードに重点を置いた構成
価格バランスは比較的取れているものの、重点パーツのマザーボードが全体の4分の1を占め、若干高価な印象である
ASUSTeK M2A-VM HDMI
豊富なビデオ出力端子が魅力
実売価格:12,000円前後
image高性能なグラフィックス機能で人気の、AMD 690Gを搭載した人気製品だ。HDMIなどの出力端子を使うには、PCI Express x16接続の出力端子カードを装着する必要があるものの、その分端子の種類は豊富で、他社製品ではあまり見られないコンポーネント出力端子なども搭載する。マザーボードとしての性能も上々だ。
ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB×2
グラフィックス速度重視のデュアル構成
実売価格:8,000円前後
imageグラフィックス機能内蔵タイプでデュアルチャンネル動作に対応したチップセットでは、同仕様メモリの2枚同時使用により、描画速度を大きく高められる。今回は690Gの高性能グラフィックスを活かすべく、512MB×2枚構成としている。
AOpen TM-363 WHITE
低価格品とは思えない表面仕上げの美しさ
実売価格:6,000円前後
image重点となるパーツ以外の価格をなるべく安く抑えたい低価格PCにおいて、意外なまでに重要度が高いのがケースと電源の価格。これらを安くするには、電源搭載ケースが有利。さらに今回はデザインも重視したため、ピアノホワイト塗装による仕上げが特徴的な本ケースを選定している。
M2A-VM HDMIのお得な話
今回マザーとして選んだM2A-VM HDMIは、AMD 690Gチップセットのディスプレイ出力機能をフルに活かせる点が特徴だ。690GはHDMI端子をはじめとする豊富な出力端子に対応するが、それらをフルサポートしたマザーはほとんどなく、DVIとHDMIの同時出力が不可能など、細かい制限がある。M2A-VM HDMIでは拡張ブラケットを用いた設計でこの制限を回避し、DVIとHDMIによるデュアルディスプレイ環境を構築可能だ。
image本機ならではのデュアルデジタル出力を実現するのがこのブラケットだ。柔軟な出力構成が可能だという点で他社製品から一歩抜きん出ている
CPU:AMD Athlon 64 X2 3800+(2GHz) 10,000円前後
マザーボード:ASUSTeK M2A-VM HDMI(AMD 690G+SB600) 12,000円前後
メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB×2 8,000円前後
HDD:日立GST Deskstar 7K160 HDS721616PLA380(160GB) 6,500円前後
PCケース:AOpen TM-363 WHITE(300W電源搭載) 6,000円前後
光学ドライブ:Lite-On Technology LH-20A1P 5,000円前後
  合計 47,500円前後
アップグレードを踏まえた3万円台デュアルコアPC
チェックポイント
・Athlon 64 X2 3600+で価格以上の速度
・Vistaも安心なAero対応の内蔵GPU
・メモリやHDDなどの増設を見据えた構成
 AMDプラットフォームの2作目は、デュアルコア搭載機としては究極とも言える、3万円台PCにチャレンジしてみた。価格優先パーツ一本槍ではなく、総合的なコストパフォーマンスや将来的なアップグレードのしやすさも考慮した、ある意味非常に贅沢なPCだ。
 そのかいあってか(?)基本仕様は意外なまでに充実。デュアルコアCPU搭載機ならではの高い処理性能をショップブランドPC以下の価格で実現できた。Aero対応のグラフィックス機能内蔵マザー、160GBのHDD、400W電源を搭載したミドルタワーケースや、今後のアップグレードを意識した拡張性の高いパーツ構成(コラム参照)など、予算も1万円分残っており、いざとなればその分をどれかのパーツにあてることもできる。
 パーツ選びのおもしろさまで楽しめるこの作例は、今回の中で筆者個人として一番お気に入りの構成でもある。
image極端に切り詰めるとバランス型に?
予想ではCPUとHDDに偏ったバランスかと思ったが、奇しくも前のページの構成と同様、ほぼすべてのパーツの価格が揃っている
AMD Athlon 64 X2 3600+(1.9GHz)
デュアルコアCPUの最廉価モデル
実売価格:9,000円前後
imageCPUはAthlon 64 X2の最廉価モデルであるAthlon 64 X2 3600+だ。4月上旬の価格改定により、1万円以下となったことで、こうした低価格機にも搭載可能となった。絶対的な価格はSempronなどがより安価だが、それらを大きく引き離すだけの性能を備えるため、コストパフォーマンスは非常に高い。
ECS GeForce6100SM-M(V1.0)
Aeroにも対応する低価格マザー
実売価格:8,000円前後
imageチップセットとしてGeForce 6100+nForce 405を搭載した、Socket AM2用マザーボードとして最安クラスの製品だ。メモリスロットは2基のみとなるなど仕様はシンプルながら、チップセット内蔵グラフィックスでWindows Aeroが動作し、HDDインターフェースはRAID 0/1に対応するなど、基本的な機能では価格以上のものを持つ。
日立GST Deskstar 7K160 HDS721616PLA380 (160GB)
価格と容量単価のバランスに優れる
実売価格:6,500円前後
image絶対的な価格の安さが優先される今回のような構成では、本来HDDは容量を捨てて安さを選ぶのが基本。しかしここでは低価格構成と言えど、絶対的な価格と容量あたりの単価バランスに優れた160GBタイプを選択した。1プラッタモデルのため静音性が高く、さらにデータ転送速度が高速など、基本性能も高い。また、実際にPCを組む際、価格制限が緩ければ320GB版や500GB版の搭載を考えるのもおもしろい。本機の構成であれば、たとえ500GB版を搭載しても5万円以内に収まるからだ。
後付けアップグレードのコツと注意点
 アップグレードを前提としたプランでは、メモリやHDDといった容易に増設可能なパーツに着目して、将来的な拡張をある程度見据えた構成にしておく点がポイントだ。

 本機でとくに注目すべきは、メモリを1GB×1枚構成とし、増設の余地を残している点だ(これは価格を下げる意味合いもある)。今回のマザーボードのようにメモリスロットが2本しかない場合には、512MB×2の構成で組むと、後で2GBにする必要が出たときに、メモリが2本ともムダになってしまう。もちろん、アップグレードにより、異なるメーカーや異なる仕様のメモリを増設した場合は、相性問題が発生する可能性もあるので難しいところではある。HDDについても初めから大容量の製品を用意せずとも、必要になったときに増設すればよいのである。

 また本機の場合、少しの予算を足すだけでぐっとリッチな構成になる。CPUをX2 3800+に変更し、メモリをデュアルチャンネル化、HDDを320GBにしても、5万円前後で収まる。こうした箇所を、どのようにまとめる(あるいは切り捨てる)かも腕の見せどころとなるだろう。
CPU:AMD Athlon 64 X2 3600+(1.9GHz) 9,000円前後
マザーボード:ECS GeForce6100SM-M(V1.0 )(NVIDIA GeForce 6100+nForce 405) 8,000円前後
メモリ:ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 1GB×1 6,000円前後
HDD:日立GST Deskstar 7K160 HDS721616PLA380(160GB) 6,500円前後
PCケース:サイズ N-880-WH(400W電源搭載) 6,000円前後
光学ドライブ:AOpen DVD1648 Bulk(DVD-ROMドライブ) 4,000円前後
  合計 39,500円前後
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