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今が狙い目のCPU、IntelとAMD 買うならどっち?
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用途別・最適CPUはこれだ! 2/4
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CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 1/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 2/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 3/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 4/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 5/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 6/7
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究 7/7
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Intel vs. AMD 夏の陣
CPU+マザーボードの組み合わせ徹底研究
TEXT:鈴木雅暢
予算4万円以内
でのベストマッチは?
ポイント
Core 2 Duo E6000シリーズが現実的に
P35チップセットも使えるようになる
AMD向けミドルレンジマザーボードは意外と選択肢が少ない
AMD上位CPUと低価格マザーボードとの組み合わせでコストパフォーマンスアップ
imageCPU1番人気のIntel Core 2 Duo E6000シリーズも、この予算があれば、ようやくむりなく買えるようになる
imageAMD CPU向けのチップセットは1年ほど前に登場したnForce 590/570シリーズが主力だが、最近の新製品はなく、選択肢は少ない
image最新のP35など、Intelの主力クラスチップセット搭載製品も、比較的シンプルな仕様のモデルはこの価格帯で買える
image低価格マザーボードと比べると、CPU周辺には固体コンデンサなど高品質コンデンサが目立つようになる
Core 2 Duoの主力が利用可能 最新P35チップセットも
 ここでは予算上限を4万円に設定して、最適な組み合わせを探っていきたい。2.5万円の予算では利用するのが苦しかったIntelのCore 2 Duoも、これくらいまで予算を引き上げるとむりなく利用できるようになってくる。もっとも、4万円の予算と、2万円以上が中心のCore 2 Duoのラインナップを考慮すると、マザーボードの実質的な選択肢は1.5~2万円クラスの製品に限られることになる。

 基本的には最新のP35チップセット、P965チップセットといったIntelチップセットの主力クラスを搭載したマザーボードのうち、やや廉価版的存在のモデル、機能的にはシンプルなものが中心になる。VRMの設計や固体コンデンサの実装といった高品質設計はあまり期待できないが、CPUとのバランス的には問題ないだろう。

 ちなみに、これ以上の価格帯では、2万円台半ば辺りになると、8フェーズ以上のVRMや固体コンデンサを多用した高品質設計のマザーボードも入手可能になるが、そうなるとCPUに割ける価格は1万5,000円前後となり、Core 2 Duo E4300しか使えなくなる。この場合のマザーボード占有率は62.5%となり、明らかにマザーボードに対してCPUが貧弱になってしまう。

 なお、最新のP35チップセットとP965チップセットの比較は、同価格であれば次世代CPUへの対応が確保されている前者を選びたいが、現状での性能差はないに等しいため、価格差が大きい場合は難しいところだ。次世代CPUに対応しているという点に明確なメリットを見い出せるユーザーならばよいが、もしそうでないならば、チップセットを基準に選ぶよりも、マザーボードそのものの機能などで判断するほうがよいかもしれない。

 CPUのCore 2 Duoは、2万円台前半~半ばで買えるE6420かE6320が有力だが、前者では微妙に予算オーバーとなるケースが多いかもしれない。しかし、動作クロック266MHzの差は絶対性能を考えると大きく、あえて少々の予算超過には目をつむるということも考えに入れておきたいところだ。また、G965チップセットなど、グラフィックス機能統合型チップセット搭載マザーボードを利用してビデオカードの資金を浮かし、その分をCPUに回すという手段も頭には入れておきたい。G965が内蔵するGMA X3000コアの性能は3Dゲームをプレイするにはまったくの力不足だが、Windows VistaのWindows Aeroを動作させるくらいならば問題ないので、ビジネスアプリケーション中心の用途であれば、そのような選択肢もあるということは覚えておこう。なお、ほとんどのG965マザーボードはPCI Express x16スロットを搭載しているため、まずは内蔵グラフィックス機能を利用し、パフォーマンスに不足を感じたり、予算に余裕が出てきたりしたらビデオカードを購入するというプランも考えられるだろう。
AMDのAthlon 64 X2を使えば思い切った構成も可能
 AMD CPU向けマザーボードは、低価格帯の層が厚いぶん、ミドルレンジは手薄になっている感があり、意外に選択肢が少ない。このレンジの主力と言えるチップセットは、NVIDIAのnForce 570 SLI/Ultraだが、これも約1年前にリリースされた製品で、すでにこれを搭載した定番的な製品が確立されているためか、このところ新顔が登場しておらず、安定して推移している印象だ。

 もっとも、CPUの価格も、対応マザーボードの価格も一通り選択可能なラインナップとなっているだけに、4万円の予算枠内で思い切った構成も可能だ。たとえば、Athlon 64 X2 6000+の実売価格は約3万円。1万円の低価格マザーボードと組み合わせて使えば、4万円の予算に収まる。低価格とはいえ、GeForce 7050 PVチップセットなどを搭載した製品ならば、機能面でも遜色ないはずだ。

 ただし、マザーボード占有率(25%)を引き合いに出すまでもなく、バランスの悪さは歴然。Athlon 64 X2 6000+のTDPは125Wと電力消費が大きいため、本来はVRM周辺の設計やコンデンサの品質に気を使ったハイエンド製品と組み合わせるのがベター。全面的にオススメすることはできないが、そういう組み合わせも可能な点は、Athlon 64 X2ならではの楽しみと言える。

 もっとオーソドックスな組み合わせで言えば、やはりミドルクラスのNVIDIA nForce 570系チップセットを搭載したマザーボードと、CPUのページでコストパフォーマンスの高さが実証されているAthlon 64 X2 5000+辺りを組み合わせるのが妥当だろう。マザーボード占有率も42%と理想的と言えるバランスだ。
imageオンボードマザーとの組み合わせもアリ
Intel製グラフィックス機能統合型チップセットも選択できるようになるので、ビデオカードを省き、CPUに上積みする手もある
image独自機能搭載マザーも狙える
少々価格のバランスは悪くなるが、マザーボードに少しコストを割けば、独自機能をフィーチャーする製品も選べる
オススメ構成
Core 2 Duoのよさを引き出すIntel純血セット
Core 2 Duo E6420
(25,500円前後)
Intel DP35DP
(17,000円前後)
MB占有率
約40%
image
多少予算オーバーだが、将来性を考慮して人気のCore 2 Duo E6420と最新のP35チップセット搭載製品を選んだ。せっかくこれだけの予算を割くのだからCPUもマザーボードもできるだけ欲張りたい。少々の超過を避けるために妥協するよりは、これくらいのバランスのほうが後悔は少ないと思われる。
Intel派にもオススメしたいAthlon 64 X2超定番セット
Athlon 64 X2 5000+
(21,000円前後)
ASUSTeK M2N-E
(15,000円前後)
MB占有率
約42%
image
Athlon 64 X2とSocket AM2対応マザーボードの売れ筋を組み合わせた超定番構成。性能、機能、コストパフォーマンス、付加価値と、すべてにおいて及第点以上で、AMD派以外の人にもお勧めできるハイレベルな組み合わせと言える。MB占有率も42%とバランス的にも理想的か。
最強のコストパフォーマンスを追求したアグレッシブモデル
Athlon 64 X2 6000+
(30,000円前後)
BIOSTAR TA690G AM2
(10,000円前後)
MB占有率
約25%
image
Athlon 64 X2の最上位モデルと話題の新チップセット搭載マザーボードの組み合わせ。もっとも、Athlon 64 X2 6000+のTDPは125Wとかなり消費電力が大きいこともあり、使用条件しだいでは長期間利用には不安が残るが、コストパフォーマンスの高さは確か。
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