特集
最新PC自作トレンドを総括
CPU編 1/3
CPU編 2/3
CPU編 3/3
マザーボード編 1/4
マザーボード編 2/4
マザーボード編 3/4
マザーボード編 4/4
メモリ編
ビデオカード編 1/3
ビデオカード編 2/3
ビデオカード編 3/3
電源編 1/2
電源編 2/2
光学ドライブ編 1/2
光学ドライブ編 2/2
冷却・静音パーツ編 1/2
冷却・静音パーツ編 2/2
PCケース編 1/2
PCケース編 2/2
そのほかのパーツのトレンド 1/2
そのほかのパーツのトレンド 2/2
その他の特集(2011年)
激突!Bulldozer vs. Sandy Bridge
達人に学ぶPCパーツ使いこなし術
超本命パーツ35傑
独占!PCパーツなんでもランキング
PCパーツセレクション300
Sandy Bridge 自作超大全
PC自作スタートアップ講座2011
Sandy Bridge再始動
“後乗せサクサク”アップグレード術
震撼性能! Sandy Bridgeに死角なし!!
PCパーツ100選2011
マザーボード100選2011
過去のその他の特集(2010年)
過去のその他の特集(2009年)
過去のその他の特集(2008年)
過去のその他の特集(2007年)
過去のその他の特集(2006年)
読者プレゼント
プレゼント申し込みへ
ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。
CLUB IMPRESS会員登録
プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。
アンケートにお答え頂くにはCLUB IMPRESSへの登録が必要です
PC自作大全 2006
冷却・静音パーツ編
TEXT:橋本新義
トレンド4 重要度が増したビデオカードクーラー
増大する発熱に対応して性能が向上
 単体で発売されている冷却パーツの中でも、大きな注目を集めているのがビデオカードクーラーだ。基本的には装着するとユーザーによる改造扱いとなる(カードメーカーの保証が受けられなくなる)という比較的ハイリスクな製品ながら、高性能化に従って発熱が増大するGPUを効率的に冷却でき、なおかつ標準で付属するクーラーよりも静音性が高いことから、人気が高まっている。

 製品のトレンドは、CPUクーラーと似ている。大きなところでは、ヒートパイプの搭載による性能向上と、多数のビデオカードに対応するための装着機構の改良が代表的である。なかでも最近注目を集めているのは後者だ。従来のクーラーは、装着可能なカードが多い製品でも10種類前後の対応が一般的だったのだが、最新製品である「ザワード ZCG-2040」などは50種類以上と、幅広い対応が可能になっている。

 また、ビデオカードクーラーならではのトレンドとして、単体発売された人気製品がメーカー純正品として採用されるパターンがある。ZALMAN製クーラーを採用したGALAXY製カードが代表的な存在だ。こうした製品は高い冷却性能を持ちつつ装着の手間がいらず、さらにメーカー保証も受けられるため、人気が高い。ビデオカードの買い換えも検討しているのであれば、このタイプの製品がオススメだ。
image最新のビデオカードクーラーはヒートパイプを効率的に配置し、冷却性能を高めている。写真はECS 7900GT-512MX付属の独自静音クーラーだ
imageZCG-2040などケース外に排気を行なうタイプの製品は、ケース内によけいな熱をため込まないため、温度管理が容易となる
ZALMAN
VF900-Cu
実売価格:5,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.zalman.co.kr/
image冷却性能と静音性を両立したことで評価が高い、ZALMAN製クーラーの最上位製品だ。効率的に熱を拡散するべく、外周にヒートパイプをめぐらせた設計となっている
対応カード:GeForce 7/6シリーズ、Radeon X1000シリーズ搭載カードなど
ファン回転数:1,350~2,400rpm
トレンド5 チップセットクーラーが多数登場
チップセットの発熱の増大と交換用クーラーの登場
 種類の多い冷却パーツの中でも、CPUとビデオカードクーラーに次いで重要性が増しているのがチップセット用クーラーだ。文字どおり、マザーボード上のチップセットの冷却に特化したクーラーである。重要になりつつある理由は、ビデオカードクーラーと基本的には同じ。つまりチップセット側の性能向上に伴い発熱が大きくなってきており、冷却の重要性が増しているためだ。実際に最新の高級マザーボードでは、チップセットの発熱を効率的に冷却すべく、ヒートパイプ付きの大型ヒートシンクを搭載した製品が増加している。

 製品のトレンドに関しては、本格的に製品が登場してからまだ日が浅い(昨年まではあまり製品が存在しなかったジャンルである)ため、高性能化が中心になっている。

 ほかのクーラーにない事情としては、ファンレスタイプの製品が多く、人気も高い点が挙げられる。これはチップセットの発熱が増しているとはいえ、CPUやGPUほどの発熱ではないことから、ヒートシンクの性能が高ければ、ファンレスでも十分な性能が確保できるためだ。

 また、チップセットクーラーは構造上体積を大きくできないため、搭載可能なファンが小口径のものとなり、結果としてファンを搭載するとある程度静音性が犠牲になってしまう(大口径静音ファンという選択肢が事実上ない)という事情もある。
imageマザーボードへの搭載が増加しつつあるヒートパイプ付きクーラー。しかし、かなり高級な製品に限られるため、安価なマザーとチップセットクーラーを別途購入したほうが安く付く場合が多い
imageファンを搭載して冷却能力を強化した製品も多数販売されている。写真はXinruilian Dragon Fly
Thermalright
HR-05
実売価格:2,500円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ)
URL:http://www.thermalright.com/
image6mm径のヒートパイプと大型フィンの搭載により、高い性能を実現したチップセット用ファンレスクーラー。ほぼすべてのチップセットに対してファンレスで使え、ファンの増設も可能
対応チップセット: Intel 975X/ATI Radeon EXpress 200/NVIDIA nForce4 SLI Intel Editionなど多数
トレンド6 さまざまな素材を使ったグリスが登場
グリスの性能差が市場に認知される
 冷却パーツの中でも地味な存在ながら静かな性能向上が続くジャンルがシリコングリスだ。

 シリコングリスは、CPUとCPUクーラーの間にある、ミクロの隙間を埋める役割をになう。CPUクーラーはCPUの表面から熱を奪い放熱する役割を持つが、CPUとクーラーの隙間に空気が入ると熱が伝わりにくくなり(空気はほとんど熱を伝えないため)、放熱性能が非常に悪くなる。それを防ぐため、CPUとクーラー間の隙間を埋めるのがシリコングリスだ。

 トレンドは、さまざまな素材の採用による性能の向上と、粘性の制御やパッケージの工夫による塗りやすさの向上が挙げられる。前者の代表的な製品は、グロウアップ・ジャパン「Liquid Pro」の“液体金属”が挙げられる。これは文字どおり液体状の金属系素材で、高い熱伝導率を備える高性能なグリス(正確にはグリスではないが・・・)である。具体的な性能は左下のグラフを参照いただきたいが、とくに発熱ピーク時で、ほかのグリス(ここでは、高性能で知られる製品を集めている)を圧倒する性能を持つ。

 塗りやすさの向上も重要なトレンドだ。シリコングリスはなるべく薄く塗ることで熱伝導率(性能)が向上するが、薄く塗るにはグリス自体が軟らかく、よくのびることが求められる。以前の高性能グリスはほとんどが固く塗りにくかったのだが、新型のグリスでは性能と塗りやすさを両立するような素材が使われている。
image
環境:
Pentium XE 965(3.73GHz)
マザーボード:Intel D975XBX(Intel 975X)
メモリ:ノーブランド PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2
ビデオカード:エルザジャパン GLADIAC 743 128MB(GeForce 6600)
HDD:Western Digital WD360GD(Serial ATA、10,000rpm、36GB)
CPUクーラー:リテールクーラー、OS:Windows XP Professional SP2
image個性派製品の代表格である「Liquid Pro」。アルミを侵食するなど扱いは難しいものの、ほかを圧倒する熱伝導性能を備える
Arctic Cooling
MX-1
実売価格:1,000円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ)
URL:http://www.arctic-cooling.com/
image高級シルバーグリスと並ぶ高い熱伝導率(左グラフ参照)を備えつつも、メタルフリー(金属素材不使用)を達成した高性能シリコングリス。誤って接点部に付着してもショートしないため扱いやすい
内容量:2g
トレンド7 取り付け難易度が下がった水冷キット
使い勝手や性能が大きく向上
 ここ数年で大きく市場を広げた冷却パーツとしては、水冷キットも挙げられるだろう。最新の水冷キットは、原理的な長所である冷却性能のさらなる強化を図りつつも、欠点だったメンテナンスの難易度を下げつつ、静音性の向上などが図られている。

 メンテナンス性の向上は、メンテナンス時にワンタッチで水抜きが可能になる機構の搭載や、ワンタッチで増設用ホースが装着できる分岐ユニットなどの導入などが大きなトピックとなっている。

 また、とくに改良が進んでいるのは静音性の向上だ。一般的には静音性が高いというイメージを持たれがちな水冷キットだが、放熱に使われるファンの稼働音が発生する上、空冷にはないポンプの稼働音が加わるため、必ずしも静音性は高くはない。最新製品では、静音性に配慮したポンプの採用や低速回転ファンの多数配置、さらにはラジエータのファンレス化などで静音化を図っている。

 また、とくにここ1、2年では、組み立て済み製品の性能向上も目立つ。以前はユーザー自身が組み立てる本格的なキットでなければ得られなかったレベルの冷却性能が組み立て済みキットでも達成できるようになったことで、めんどうな組み立てを行なう必要なく、水冷ならではの冷却性能を楽しめるようになっている。水冷に興味のある方は、ぜひとも最新製品を見て、導入を検討してみてほしい。
image性能を重視するなら外付けタイプ
3R SYSTEMのPOSEIDON WCL-04(右)など、PCケース外に放熱ができるラジエータ外付けタイプの製品であれば、効率的な放熱が可能だ。Thermalt ake Orchestra(左)はラジエータの冷却効率を高めることによりファンレスを実現している
ザワード
仙泉
実売価格:13,000円前後
問い合わせ先:support@zaward.co.jp
URL:http://www.zaward.co.jp/
image2年間メンテナンスフリーをうたう水冷CPUクーラー。全銅ラジエータや高効率12cm角ファンなどで高い性能を確保しつつ、小型・静音のポンプや取り回ししやすいチューブなどで使い勝手にも配慮している製品だ
対応ソケット:LGA775、Socket478/754/939/940
ファン回転数:1,500rpm
 
Back
Page Top
Next

サイト内検索

DOS/V POWER REPORT 最新号

DOS/V POWER REPORT 最新号表紙

DOS/V POWER REPORT
2020年夏号

発売日:6月30日
定価:1,800円+税

書籍(ムック)

PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇二〇【DOS/V POWER REPORT 特別編集】

発売日:2019/11/29
販売価格:1,680円+税


このレトロゲームを遊べ!

発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税


特濃!あなたの知らない秋葉原オタクスポットガイド

発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税


わがままDIY 3

発売日:2018/2/28
販売価格:980円+税


忍者増田のレトロゲーム忍法帖

発売日:2017/3/17
販売価格:1,680円+税


楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本

発売日:2016/9/23
販売価格:2,400円+税


DVDで分かる! 初めてのパソコン自作

発売日:2016/3/29
販売価格:1,480円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』2

発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 風雲編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 怒濤編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


わがままDIY 2

発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』

発売日:2014/12/5
販売価格:1,280円+税


わがままDIY 1

わがままDIY 1

発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税

読者プレゼント

アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。

本誌最新号・プレゼント申し込み

*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。

ユーザー登録から アンケートページへ進んでください

インプレスの本、雑誌と関連Webサービス