その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | |||||||||||||||
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Windows Vistaを目前に控えコストパフォーマンスに優れる製品が続々登場 | |||||||||||||||
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ビデオカードは、従来は用途が限られていた3D効果をデスクトップでも要求するWindows Vistaの登場により、今後重要度がさらに増すパーツである。 最新ビデオカードのトレンドは、そうした情勢に応えるかのように、コストパフォーマンスが急激に向上しつつある。 とくにここ2、3年は、秋頃になると、店頭実売価格が2万円前後のミドルレンジ製品(これはヘビーな自作ユーザーに人気の高い価格帯である)に新しいグラフィックスチップ(GPU)を搭載した製品が加わり、製品全体のコストパフォーマンスが大きく向上するというパターンが一般化している。 そして今年は、NVIDIAの「GeForce 7900 GS」とATI Technologiesの「Radeon X1950 PRO」という新GPUが登場し、従来のハイエンドクラスの性能を3万円以下で入手できるようになった。 現在、代表的なGPUを搭載したカードの3D性能を右のグラフに記したが、これらの新GPUを搭載した製品は、ハイエンドGPUのGeForce 7950 GTに迫る性能を持ちつつ、価格はミドルレンジの範囲内である2万円台後半と、非常に高いコストパフォーマンスを誇っている。そのため、ユーザーにとっては大きな魅力のある製品となるのだ。 また、もう一つ注目したいのが、GPUメーカーのリファレンス設計をそのまま使うのではなく、カードメーカーが独自に設計したタイプのビデオカードが増加している点。これはとくに1万~4万円の価格帯で顕著なトレンドだ。具体的には、リファレンス仕様に対してより高速なメモリを搭載してカードメーカー側でオーバークロックを施したり、より高性能なヒートシンクや大型ファンを搭載して、静音化を施したりする製品などが挙げられる。オーバークロック製品では、1万円台前半のものがとくにコストパフォーマンスに優れている。 |
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【環境】 CPU:Core 2 Duo E6600(2.4GHz) マザーボード:ASUSTeK P5B Deluxe(Intel P965) メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 512MB×2 HDD:Western Digital WD Raptor WD740GD(Serial ATA、10,000rpm、74GB) OS:Windows XP Professional SP2 ビデオドライバ:MSI NX7950GT-VT2D512E-HDとATI製GPU搭載製品は製品付属ドライバ、ほかの製品はForceWare 91.47を使用 |
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注目のグラフィックスチップ | |||||||||||||||
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2006年末というタイミングでビデオカードの購入を考える際、避けて通れないのがWindows Vistaへの対応だろう。 しかし、これからビデオカードを購入するのであれば、正直なところVistaを意識する必要はあまりないのが実情だ(ただし、Vista専用版として登場予定のヘビーな3Dゲームをプレイしよう、と考えている場合は話が別で、今後登場予定のDirectX 10対応製品を待つことになる)。 現行製品であれば、ごく一部の最低価格帯の製品を除き、Windows Aero(Vistaの3D表示デスクトップ)を利用するのにはほぼ十分な性能が確保されているからだ。 たとえばNVIDIA製GPUを搭載したカードの場合、3年前に登場したGeForce FXシリーズでも、MicrosoftからVistaが十分に動作することを認定する「Certified for Windows Vista」ロゴを得ているほどである。 また、Windows Vista RC1では、「パフォーマンスの情報とツール」と呼ばれるプログラムによって、Vistaが要求する性能をPCがどの程度満たしているか、独自の指標で測定できる。ビデオカードに関係する評価は、デスクトップグラフィックスと、ゲーム向けグラフィックスの2種類だが、Windows Aero(=デスクトップ環境)では、前者の評価が重要になる。 Microsoft側では、意図した動作を十分に果たす性能は5以上としており、最大値は5.9だ。この評価ツールで、現行のビデオカードを測定すると、1万円台後半以上の製品であれば、ほぼすべてが5以上となり、低価格製品でも4(意図した動作をほぼ満たすレベル)を超える。こうした点からも、現行製品であれば性能不足はほとんどないと言えるだろう。 |
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Vistaではタスク切り換えを3D表示で行なう「フリップ3D」や精細なアニメーションなど、GPUの持つ3D機能を活かした画面表示が可能だ | |||||||||||||||
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GALAXY | |||||||||||||||
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実売価格:13,000円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:info-kc@mvk-japan.com(エムヴィケー) URL:http://www.mvk-japan.com/ |
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実売価格1万3,000円前後と低価格ながら、Vista RC1のパフォーマンス評価で5.9を記録する高速カード。ビデオメモリが128MBと若干少ないが、それを補って余りある突出したコストパフォーマンスが魅力だ | |||||||||||||||
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MSI | |||||||||||||||
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実売価格:68,000円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン) URL:http://www.msi-computer.co.jp/ |
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ATIの最高速チップX1950 XTXを搭載した製品。Windows Vistaのパフォーマンス評価は、もちろん5.9をマーク。高解像度のマルチディスプレイ環境でも、Aeroや3Dゲームを高速に使える | |||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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