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PC自作大全 2006
CPU編
TEXT:鈴木雅暢
トレンド4 Core 2 Duo低価格モデルの
オーバークロックはオイシイ!!
E6400が3.4GHzオーバーで動作!
 CPUは、Core 2 Duo E6300なら2.13GHz、Athlon 64 X2 4200+なら2.2GHzなど、定格の動作クロックが決められている。CPUには外部から基準となるクロック(システムクロック)が供給されており、それをCPU内部で何倍かにして動作クロックを作っている。たとえば、2.13GHzのCore 2 Duoならば、266MHzのクロックをCPU内部で8倍にしている。

 通常はマザーボードがCPUの情報を取得して自動設定されるのだが、市販の多くのマザーボードではこのシステムクロックを手動で変えることが可能だ。たとえば、本来2.13GHzで動作するCore 2 Duoの設定を変えて、2.66GHzで動かす。このように、パーツを定格外のクロックで動作させる行為が、オーバークロックだ。

 多くのマザーボードではシステムクロックを1MHzきざみで調整できるようになっており、これを徐々に上げていくことがオーバークロック作業の基本である。そして、オーバークロックが狙いやすいのは、基本的にラインナップの下位グレードモデル。たとえばCore 2 DuoならE6700/E6600/E6400/E6300のうち、E6400やE6300が狙い目となる。というのも、CPUのダイ(半導体部分)は、基本的にはグレードが違っても同じウエハーから採られている可能性が高い。もちろん、上位グレードのCPUとして出荷されるのはその上位の品質検査にパスしたものだけだが、出所は同じだけに、下位グレードにもそれに匹敵するダイが含まれている可能性は低くない。とくに、Core 2 Duoにはさらに上位のCore 2 Extreme X6800があり、2.99GHzで動作しているのだから、それくらいで動作しても不思議はないとも考えられる。このように上位の層が厚い製品ほど、オーバークロックの期待値は高いと言える。

 実際にCore 2 DuoのE6400とE6300のオーバークロックを試してみたところ、E6300は3.03GHz(432MHz×7倍)、E6400は3.48GHz(433MHz×8倍)までの動作を確認できた。Core 2 Duoは、クロックあたりの性能が高いだけにオーバークロックによるパフォーマンスアップ幅も顕著。ベンチマークテストでは、いずれもクロック最上位のE6700のスコアを上回った。2万4,000円程度で買えるE6300で、7万円近い価格で販売されているE6700以上のパフォーマンスを得られるのだから、これは強烈にオイシイと言えるだろう。

 もっとも、オーバークロックはよいことばかりではない。製品には個体差があり、実際に成功と言える成果が得られるかどうかは試してみなければ分からない。また、オーバークロックは、パーツを定格外のクロックで動作させるため、パーツの故障を引き起こしたり部品寿命を短縮させるリスクも伴う。マザーボードに機能があるからと言って、オーバークロックでの動作保証があるわけではない。あくまでも自己責任での利用が大原則であることは忘れないでもらいたい。
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E6400/E6300が狙い目
imageE6400の本来のクロックは2.4GHzだが、オーバークロックにより、3.48GHzでの動作を確認。ベンチマークテストではE6700を上回った
E6300でも3GHzオーバー
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Core 2 Duo E6300を3.03GHzで動作させた状態のCPU-ZでCPU情報表示画面。システムバスは432.9MHzだ
オーバークロックのポイント
低グレードモデルが狙い目
自己責任が大原則
マザーボードのオーバークロック耐性もポイント
トレンド5 割り切って使えば実用的な旧世代CPU
1万円前後が狙い目
 Core 2 Duoのデビューと前後して、ほかのCPUは軒並み大幅な値下げが断行された。とくに、旧世代のメインストリームであるPentium 4やAthlon 64は、Celeron DやSempronといったバリュー向けCPUと同価格帯(1万円前後)まで下がっており、買い得感が高くなっている。デュアルコア全盛の時代にシングルコアCPU、しかもPentium 4にいたっては消費電力も高い。何一つとしてトレンドを満たしておらず、魅力がないようにも思えるが、ここまで価格が下がれば話は別だ。

 確かに最新のデュアルコアCPUと比べるとエンコード性能などでは大きく見劣りするが、ビジネスアプリケーションではまだ実用十分と言えるし、エンコードだってできないわけではない。何より、同価格帯のバリューCPUよりもずっとコストパフォーマンスが上である。Pentium 4は、Celeron Dに対してシステムバスクロックや2次キャッシュ容量、仮想デュアルCPU技術であるHyper-Threadingなど優位点が多く、多少動作クロックは低くてもPentium 4のほうが性能では大きく上回る。Athlon 64とSempronも同様。Sempron 3500+とほぼ同価格で売られているAthlon 64 3200+は、Sempronのモデルナンバールールに当てはめるとSempron 3800+に相当する。
imageシングルコアながら、仮想的にCPUを複数認識させることができる「Hyper-Threading」技術
仮想デュアルCPU技術に対応
Intel
Pentium 4
URL:http://www.intel.co.jp/
imageIntelの2世代前の主力。高消費電力だが、仮想デュアルCPU技術のHyper-Threadingをサポート。シングルコアでもエンコードは高速な部類
対応CPUソケット:LGA775
コア数:1
2次キャッシュ:1MB
システムバス:800MHz
64bit拡張:Intel 64
その他:Hyper-Threading
TDP:82W
プロセッサ・ナンバ 541 531
周波数 3.2GHz 3GHz
実売価格(前後) 13,000円 11,000円
Core 2 Duoも動く広守備範囲マザー
ASUSTeK
P5VD2-MX
実売価格:11,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageチップセットにVIA P4M890を採用したお買い得なマザーボード。まずPentium 4/Dで利用して、Core 2 Duoに乗り換えることもできる
トレンド6 ますます便利になったCPUユーティリティ
クロックや電圧の確認に便利
 CPUIDツールは、CPUの情報を取得して表示してくれるツール。CPU-ZやCrystalCPUIDが有名だ。動作クロックやシステムバスクロック、動作電圧、サポートしている拡張命令、コアのコードネームなど、さまざまな情報を取得して表示してくれる。たとえば、3GHzのCPUが本当に3GHzで動作しているのか、オーバークロック設定をしたときにその設定は本当に反映されているのか、本来は何GHzのCPUで今は何GHzで動作しているのか、そういったことも起動するだけで簡単に確認できる。

 また、最近のデュアルコアCPUの多くは、CPU負荷が低いときにクロックや電圧を下げてむだな消費電力を省く省電力機能(IntelのEIST、AMDのCool'n'Quiet)をサポートしている。これがきちんと動作しているかどうかの確認にも使える。また、CPU-Zでは、マザーボードやメモリの情報表示にも対応しており、BIOSのバージョンやメモリモジュールのベンダー名やグレード、レイテンシなどといったメモリ情報も確認することができる。
CPU-Z
Franck Delattre氏・作
URL:http://www.cpuid.com/cpuz.php
imageCPUのクロックや電圧などの細かい情報を取得して表示できる。PanopsysのDetection Engineを利用して作成されており、最新CPUへの対応も非常に早い
CrystalCPUID
ひよひよ氏・作
URL:http://crystalmark.info/
imageCPUの情報表示のほか、省電力機能の電圧やクロックをカスタマイズする「Multiplier Management」という機能も持つ(利用は自己責任)
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