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PC自作大全 2006
ビデオカード編
TEXT:橋本新義
トレンド2 メーカー独自のカスタム製品に注目
さまざまな付加価値が加わった独自カスタマイズモデル
 本項冒頭で紹介したように、最新ビデオカードで比較的大きなトレンドとなっているのが、ビデオカードメーカーが独自の仕様を施した(GPUメーカーのリファレンスデザインを超える仕様の)製品だ。

 リファレンスデザインとは、GPUメーカーがカードメーカーと製造契約を結ぶ際、見本として渡すカードの設計のこと。そして、それをカードメーカーがそのまま製品化したものが「リファレンスデザイン(の製品)」と呼ばれる。

 リファレンスデザインの製品は、GPUメーカーの手による設計のため安定性に優れる点などのメリットがあるが、ほかの製品との差別化が難しいなどデメリットもある。そこでここ最近では、リファレンスとは異なった設計を施した製品が多くなりつつある・・・というわけだ。

 一概にリファレンスデザイン以外の製品と言ってもいろいろなものがあるが、基本的には、なんらかの形での高性能化を図るのが一般的だ。具体的には、三つのパターンに大別できる。

1.冷却能力や静音性を強化した独自クーラーを搭載した製品
2.カードメーカーが保証するオーバークロックを施した製品
3.オリジナルの基板設計を導入した製品


 1.は、冷却用のビデオカードクーラーをリファレンス品と異なったものに交換するパターンだ。大型のファンレスクーラーを装着し、無音化するタイプや、冷却性能と静音性を高度に両立させるため、リファレンスより大型のファンを搭載した製品が主流である。

 2.は、カードメーカーが動作を検証し、リファレンスよりも高い動作クロックを保証するという製品だ。デフォルト設定でリファレンスより高いクロックで動作するように調整されているのが特徴だ。

 とくに最近では、1万円台前半の低価格製品で、高速動作が可能な「GDDR3 SDRAM」と呼ばれるメモリを搭載する製品が目立つ。このタイプの製品はオーバークロック耐性が高く非常にコストパフォーマンスがよいので注目だ。

 三つ目のオリジナル基板とは、リファレンスではサポートされないLow Profileサイズや、本来はGPUのサポートしないインターフェース(PCIやPCI Express x1)などに対応した製品が挙げられる。数は多くはないものの、必要としているユーザーにとっては非常に有効な製品が多い。
さまざまなカスタム製品
image独自クーラーを搭載
ここ最近でとくに人気が高いのが、大型のクーラーを搭載して静音化を図ったタイプだ。扱いは簡単ではないが、ファンレスタイプの製品は効果が大きい
imageオーバークロックモデル
製品数が多いのがリファレンスより動作クロックを上げたモデル。最近では、低価格なGPUにGDDR3 SDRAMを組み合わせた製品が増加傾向にある
imageLow Profile、PCI版など
基板設計が行なえるビデオカードメーカーからは、Low Profileサイズの製品やPCI版製品など、独自設計基板を搭載した製品も登場している
GIGABYTE
GV-RX165P256D-RH
実売価格:20,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imageブラケット部に空気口を設けた、独特の形状のヒートパイプ搭載クーラーを搭載し、無音での動作を実現したRadeon X1650 PRO搭載カード。ファンレスながらリファレンスと同じ動作クロックを確保している
グラフィックスチップ:Radeon X1650 PRO
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:600MHz
メモリクロック:1,400MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB(128bit)
インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO/HDTV OUT×1
Leadtek
WinFast PX7900GS TDH
実売価格:28,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.leadtek.co.jp/
imageリファレンスデザインの製品よりも静音化が図られた、大型ファン搭載クーラーを装備したGeForce 7900 GS搭載カード。1スロットに収まるのもメリット。コストパフォーマンスに優れる人気製品だ
グラフィックスチップ:GeForce 7900 GS
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:450MHz
メモリクロック:1,320MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB(256bit)
インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO/HDTV OUT×1
XFX
GeForce 7950GT 610M 512MB HDCP XXX
実売価格:48,000円前後
問い合わせ先:info@synnex.co.jp(シネックス)
URL:http://www.xfxforce.com/
image高速GPUであるGeForce 7950 GTをオーバークロック動作させつつも、超大型のヒートパイプ付きクーラーでファンレスを実現した過激なカードだ
グラフィックスチップ:GeForce 7950 GT
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:610MHz
メモリクロック:1,600MHz
ビデオメモリ(バス幅):512MB(256bit)
インターフェース:DVI-I×2、S-VIDEO/HDTV OUT×1
トレンド3 コンデンサの品質をチェック
製品寿命を左右する隠れた重要パーツに注目
 ここ1年ほどで大きく注目されるようになったトレンドに、カードに搭載されたコンデンサの品質(種類)がある。コンデンサはカード自体の耐用年数を大きく左右する、隠れた重要パーツである。可能であれば、購入前に店頭サンプルなどを見て確認したいポイントだ。とくにファンレス製品の場合、コンデンサが高温になったヒートシンクのすぐ間近で熱にさらされることになるので、製品の寿命に直結する重要な要素と言える。

 日本メーカー製品を多く採用し、また耐熱温度(85℃や105℃のように規格化されている)が高い製品を搭載しているものであればかなり品質が高い。

 これはカードメーカーによって差が大きい部分でもある。LeadtekやGIGABYTE、エルザジャパンなどの製品は低価格なものでも良質なコンデンサが使われていることが多い。

 また、冒頭で紹介したGeForce 7900 GS/Radeon X1950 PRO以上のカードになると「高分子アルミ固体電解コンデンサ」(通称、アルミ電解コン)という高品質なものが多く使われる。ミドルレンジ以下のクラスでこれを搭載するものはめずらしいので、チェックしておきたい。
imageメーカーと温度耐性に注目
コンデンサで重要なのは温度とメーカー。日本メーカーの105℃製品であればかなり良質だ
imageアルミ電解コンデンサ
アルミ電解コンは、このような全面金属のパッケージが目印だ。ハイエンドカードではほとんどがこのタイプとなる
GIGABYTE
GV-NX76G256D-RH
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imageGIGABYTEオリジナルのヒートパイプ付きファンレスクーラーを搭載したGeForce 7600 GS搭載カード。同社製カードは全般的に品質が高いコンデンサを採用しているが、本製品もこの価格帯としては比較的めずらしいパナソニックエレクトロデバイス製105℃品などを多く搭載している
グラフィックスチップ:GeForce 7600 GS
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:450MHz
メモリクロック:800MHz
ビデオメモリ(バス幅):256MB(128bit)
インターフェース: DVI-I×1、Dsub 15ピン×1、S-VIDEO/HDTV OUT×1
トレンド4 2極化する消費電力量
高級製品ではさらに増加するがミドルレンジ以下では減少傾向も
 CPUをはじめとして、消費電力の低減(と電力あたりの処理効率の向上)はPCパーツ全体のトレンドとなっており、ビデオカードでもこれは当てはまるのだが、若干事情が異なる点がある。それは、高級製品と低価格製品での“2極化”が激しいことだ。

 いわゆるハイエンド製品と呼ばれる高速GPUを搭載したカードは、省電力性より速度性能が重視されるため、全体的にかなりの上昇傾向にある。最新製品では消費電力がカード単体で最大150W以上というものもあるほどだ。NVIDIA SLIやATI CrossFireといった複数カードを使うシステム用に、「補助電源ユニット」と呼ばれるビデオカード専用の電源も登場しているほどだ。

 また、ハイエンド製品では、大きな消費電力が発熱に直結することから、冷却機構も非常に大掛かりとなり、騒音などの面でも問題が発生することがある。

 対してミドルレンジ以下の製品では、ここ数年消費電力が(わずかではあるが)減少しつつある。NVIDIA GeForce 7600 GSのように、ミドルレンジクラスとしては十分な性能を持ちつつも、リファレンスデザインがファンレスという製品さえも登場している。
image消費電力の2極化
消費電力の2極化は発熱にも影響。ハイエンド製品では大型クーラーが必要だが、ミドルレンジ以下ではファンレス製品も多い
image補助電源も登場
ビデオカード用の補助電源ユニットは、5インチベイに搭載するタイプが多い。300Wという高出力製品もある
Leadtek
WinFast PX7300LE TDH 128MB
実売価格:7,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL:http://www.leadtek.co.jp/
imageGeForce 7300 GSの下位にあたる「GeForce 7300 LE」を搭載したカード。消費電力が非常に低く、ファンレス仕様。さらにLow Profile形状であるため、幅広い環境で使用できる使い勝手が魅力だ。この価格にもかかわらずコンデンサは高品質なものを採用している
グラフィックスチップ:GeForce 7300 LE
対応スロット:PCI Express x16
コアクロック:450MHz
メモリクロック:710MHz
ビデオメモリ(バス幅):128MB(64bit)
インターフェース: DVI-I×1、Dsub 15ピン×1、S-VIDEO/HDTV OUT×1
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