その他の特集(2011年) | |||
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男ならオーバークロック! | |||||||||||||||||||||||||||
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ハイエンド構成ばかりが ゲーミングPCではない PCゲームの快適さに特化したPCのことを“ゲーミングPC”などとちまたでは呼ぶ。最近のゲームはビデオカード(GPU)はもとよりCPUの負荷も高いため、本気でゲーミングPCを組もうものなら、ハイエンドCPUにビデオカード2枚挿しやらで予算30万円を軽く突破する。これはこれで非常に楽しいのだが、もっと財布に優しく、かつゲームも楽しめるPCはできないのだろうか?というコンセプトで考えたプランがコレ。 このプランにおいての見どころは三つ。まずはゲーミングPCの要となるビデオカードだが、最近リリースされたばかりの「GeForce 9600 GT」を搭載した「InnoVISION Tornado Geforce 9600GT OC 512MB PCI-E」を選択。これは価格的には“ミドルレンジGPU”に属する製品だが、これまでのミドルレンジ(GeForce 8600 GT/GTS)と比べて性能が格段に向上している。さらに本製品は通常モデルと価格があまり変わらないわりにオーバークロックチューンが施されているのもうれしい。この性能ならば最新ゲームでも比較的描画負荷の軽いもの(Call of Duty 4など)なら、高画質設定で快適に遊ぶことができるだろう。 |
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だが前述のとおり、快適なゲーミングにはCPUの性能も重要。定石どおり組むなら「Core 2 Duo E8500」辺りの動作クロックが高く、2次キャッシュ量の多いデュアルコアCPUを選ぶべきだが、現在市場に不足気味のE8000シリーズは入手しにくく高価で、また定番過ぎておもしろ味に欠ける。それならばいっそ最近盛り上がっている低価格CPUのオーバークロックを……という観点から選んだのが「Intel Pentium Dual-Core E2160」だ。本製品はオーバークロック耐性の高い個体が非常に多く、BIOS設定を少し変更するだけで3GHz動作するものにめぐり合いやすい(出合えるか否かは運だが)。2次キャッシュ量の少なさはオーバークロックでカバーしてしまえばよいというのがこのプランのもう一つの見どころだ。もちろんオーバークロックは自己責任となり、クロックが向上する確証もないが、8,000円前後と安価なCPUであることを考えれば挑戦するだけの価値はあるだろう。 | |||||||||||||||||||||||||||
低予算でもパーツ選びのツボは外さない | |||||||||||||||||||||||||||
(1)ケースは廉価品でOK 今回はミドルレンジのパーツが主体なので、450Wの電源ユニットとセットになった「サイズ SCY-0939-BK」を選択。もちろん、予算を追加して外見にもこだわるのもアリだ |
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(2)Celeron 300Aの再来!? CPUはオーバークロック耐性の高いPentium Dual-Core E2160を選択。FSBクロックをマザー側で333MHzに設定すれば、比較的簡単に3GHz動作のCPUとして利用できる(もちろん自己責任) |
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(3)CPUクーラーは強化 オーバークロックによる発熱対策のため、ヒートパイプ搭載の大型クーラーに交換。ケースに組み込む前にマザーボードに装着しよう |
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(4)コストパフォーマンス 最高の9600 GT ビデオカードはコストパフォーマンスに優れるGeForce 9600 GT搭載品を狙おう。今回はその中でもオーバークロックモデルを選択してみた |
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(5)安価でも高速な最新HDD HDDは320GBと容量は控えめだが、320GBプラッタ1枚のみという最新モデル「Western Digital WD Caviar SE16 WD3200AAJS-B4A」を選択。ゲーム開始時のマップ読み込みで重要なシーケンシャルリードが速い |
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最後の見どころはマザーボードとメモリ。今回はGIGABYTEの「GA-EP35-DS3R+CORSAIR」を選択した。これは同社のP35マザーボードにオーバークロックメモリで名高いCorsair Memory製の1GBメモリ2枚をセットにしたという特別モデルだ。最新マザーボードと高品質メモリがセットで2万円前後という安さを武器にした製品だが、オーバークロック関連の設定は豊富で、FSBクロックを333MHzに設定しつつ、メモリクロックは800MHzに固定するという設定も簡単に行なえる。さらにメモリもオーバークロック耐性に定評のあるCorsair Memory製なので低価格CPUのオーバークロックには心強い味方……と、かなり充実したセットなのだ。加えて、CPUクーラーは実売3,000円前後と安価なサイズの大型クーラー「鎌クロス」に交換。CPUだけでなく、チップセットやVRMの発熱増の対策もにらんだ選択だ。 オーバークロック前提ではあるが、消費電力的にはかなりマイルドなパーツ構成のため、電源への投資は少なくてすむのも見逃せない。ただ、ケース付属の450W電源はSerial ATA端子が一つだけだったので、変換ケーブルを使用した。 |
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ローエンドクラスながらこの性能 Windows Vistaのエクスペリエンスインデックスをオーバークロック状態で計測したところ、プロセッサの値は5.7で、それ以外はすべて5.9という素晴らしいスコアを叩き出した |
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CPUをデフォルト(1.8GHz)とオーバークロック状態(3GHz)にしたときのゲームの性能をベンチマークでチェック。BIOSで設定を変更するだけで8fpsも高速になるのだ。3DMark06でも大幅にスコアが上昇している | |||||||||||||||||||||||||||
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