その他の特集(2011年) | |||
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低発熱で家計にもやさしい | ||||||||||||||||||||||||||||||
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登場直後から高評価!! 省電力3点セットで目指せ、エコPC 現在ヒット商品として、パーツショップの店頭をにぎわせているAMD 780Gチップセット搭載マザー。現行のローエンドビデオカードに比肩する内蔵グラフィックス性能を持ちながら、従来のAMD 690Gと価格がほぼ同じであれば、人気が出るのが当然といったところか。 さて実は、PCの消費電力に注目しているユーザーの間では、実性能と消費電力の小ささのバランスに優れるAthlon X2シリーズとAMD 690Gは定番構成の一つであった。対してAMD 780Gは、消費電力が690G並みか、さらに小さいとされている。であれば、AMD 780Gを使うと、実用に十分な性能を持ちながら低消費電力で、価格もそこそこ……という非常に“エコ”なPCが作れるのではないか?ということで、今回はこのテーマでPCを作ってみた。 構成の中心となるのは、CPUとマザーボード、そしてビデオカードの「省電力3点セット」だ。CPUはAthlon X2の最新モデル「Athlon X2 4850e」を使う。TDP値は45WとAthlon X2 BEシリーズと同一に保ちつつ、動作クロックを2.5GHzにまで向上させた期待の製品だ。 マザーボードは、AMD 780G搭載機で唯一(2008年3月中旬現在)のATXタイプとして人気の高い、ECSの「A780GM-A(V1.0)」を搭載。バックパネルにHDMI端子を搭載するなど、AMD 780Gの機能を活かした製品だ。 さらに、AMD 780Gの内蔵GPUと連動させることで3D描画性能をアップグレードできる、Hybrid Graphicsに対応したビデオカードとして、PowerColorのHD345EX-P256D2LPを追加した。 |
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また、電源ユニットは80PLUS認証を受けた高効率製品として人気の高いSeasonicのSS-400ETとし、実動状態での消費電力低減を重視した。 メモリは消費電力に大きな影響をおよぼさないため、信頼性とコストパフォーマンスを重視してPatriot Memory製のPC2-6400 DDR2 SDRAMで構成。不必要に消費電力を上昇させたくはないため、1GB×2=2GBにとどめている。 HDDは低消費電力と、1TB版HDDでもっとも安価な点から人気の高い、Western DigitalのCaviar GP 1TB版だ。1TB版にしたのは将来的なHDDの追加(=消費電力の増加の原因)を可能な限り避けようという考えからだが、コストパフォーマンスの高さからでもある。 ケースはGIGABYTEのiSOLO 210を採用。フロントパネルがメッシュタイプで、エアフローが高いレベルで確保されている点と、内部の構造がシンプルで作業性に優れる点が魅力だ。 |
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性能と消費電力のバランスも重視 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(1)電源は80PLUS認証済み 3点セットの低消費電力性を活かすべく、電源ユニットは変換効率80%以上の高効率電源を選択している |
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(2)電源ケーブルに注意 SS-400ETのSerial ATAコネクタは2個だが、配線が1系統(1本のケーブル)のため、HDDと光学ドライブの同時接続が不可能に。今回は、ペリフェラル4ピンからの変換コネクタを使うことで対処した。ありがちな落とし穴なので注意 |
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(3)デュアルHDMI端子 マザーボードとビデオカードのそれぞれにHDMI端子を搭載。ドライバの設定によりマルチディスプレイ用途でも使える。一つをディスプレイに、もう一つをテレビにといった使い方も可能だ |
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(4)省電力HDD HDDには、省電力・低発熱の定番製品であるWestern DigitalのWD Caviar GPを搭載。静音性が高く、サーバー用途にも向く製品だ |
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Hybrid Graphicsを使おう Hybrid Graphicsを使用する際はBIOSの「Surround View」の項目を「Enable」にしておく必要がある。あとはCatalyst Control CenterのCrossFireのメニューでチェックボックスをONにすればOKだ |
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こうしたパーツで構成したこのエコマシンだが、省電力パーツを集めた構成はダテではなかった。ワットチェッカーを使ったテストでは、アイドル時58W、ベンチマーク実行時でも103Wと、高い省電力性を発揮。さらに3DMark06でHybrid Graphicsの性能をテストしたが、こちらも悪くない結果となっている。 さらに、シンプルかつ比較的低価格な構成……と言うより、実は現在のAMD CPUで作るPCの定番的な構成の一つであるため、実はかなり汎用性が高い。デュアルHDMI端子や高い静音性を活かしてのAV用PCや、低消費電力が活きるホームサーバー的な用途など、さまざまな応用が可能なPCとなっている。 |
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アイドル時は60W以下 実際にワットチェッカーで消費電力を計測してみたが、高負荷時でも100W程度で、ビデオカード搭載システムとしては消費電力が非常に小さい |
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ハイエンドマシンと比較してみたが、その消費電力は半分以下。200Wクラスの電源でも十分な消費電力だろう。また、Hybrid Graphicsの効果も試したところ、3DMark06のスコアが20%以上向上した。なかなかの結果だろう | ||||||||||||||||||||||||||||||
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