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最新CPUランキング ベスト20
ゲームランキング
TEXT:石川ひさよし
ベンチマーク詳細分析
Core i5-650の2部門1位、その理由はこれだ!
 今回用いたベンチマークは、3DMark Vantage Build 101、ストリートファイター4のベンチマークモード、Frapsを用いて測定したCall of Duty : Modern Warfare 2の平均fps、Left 4 Dead 2のベンチマーク機能“timedemo”の四つだ。解像度は1,280×1,024ドット(SXGA)と1,920×1,200ドット(WUXGA)でテストしている。ではタイトルごとに解説していこう。

 定番の3DMark Vantageは、総合スコアにおけるビデオカードの性能の比重が高いため、結果として同一ビデオカード環境におけるスコアの差は比較的緩やかになる。しかし、とくにハイエンド環境でのPerformanceモードにおいてはCPU性能の違いがスコアによく現われており、8スレッド同時処理が可能な、Core i7シリーズが一歩抜け出た感がある。一方、負荷の高いExtremeでは誤差の範囲に収まっている。ここからは、ビデオカードに余力がある状態ではCPU性能がゲームパフォーマンスに影響を与えると言えそうだが、実際のゲームタイトルでどれほど差が付くのか見てゆこう。

 ストリートファイター4では、ハイエンド構成ではSXGA、WUXGAで性能差は見られるものの、すべてが平均200fpsを超えており、ゲームを遊ぶという意味では、いずれも合格レベル。各モデルの性能差に注目すると、Core i7-950とCore i5-650との間に13fpsほどの差が生まれている。高性能GPUを組み合わせる場合、高性能なCPUほど、そのGPUの性能を引き出すことができることがここからも分かる。一方でGeForce GT 240と組み合わせたミドルレンジ構成では、Pentium G6950とCore 2 Duo E6600を除く残りの3製品はほぼ同じスコア。Pentium G6950とCore 2 Duo E6600ではCPU側が足を引っ張る形になっている。
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検証ポイント アンバランスな組み合わせはないかチェック
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これが分かった 8スレッド処理の差が明確に
検証ポイント ライトゲームが動くかどうか、まずは確認
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これが分かった GPU内蔵機能を除きすべて快適動作
検証ポイント ビデオカードの性能をどれだけ引き出せるか
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これが分かった 高クロックのものほど有利に
検証ポイント CPU負荷の高いゲームの傾向は?
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これが分かった Core i7シリーズが突出
 Call of Duty : Modern Warfare 2においては、ハイエンド構成同士、ミドルレンジ構成同士であまり差が付かなかった。WUXGAで最大6fpsの差が出てはいるが、デュアルコアでクロックも最高とは言えないCore i5-650がトップで、次点にクアッドコアのCore 2 Quad Q9550が付けるなど、理由付けの難しいスコアだ。これは手動プレイをベースとした計測誤差も影響していると思われる。おおよそこの構成でこのフレームレートが得られるという目安として考えてほしい。また、ミドルレンジ構成に関しては、SXGAもWUXGAも60fpsを超えることが出来ず、このタイトルに対してGeForce GT 240ではやや力不足となっていることも分かる。

 Left 4 Dead 2は、ゲーム実行中のCPU使用率が今回テストしたほかのタイトルよりも高いことが分かっている。つまりCPU性能がフレームレートに影響しやすいタイトルだ。ただし、ハイエンド構成のCore i7-950とCore i7-860のように、SXGAではCPU性能の違いが大きく出るのに対し、WUXGAではその差がぐっと縮まることから、設定によってはGPU側にもボトルネックが生じていることが分かる。ミドルレンジ構成に目を移すと、ハイエンド以上にCPU性能がスコアに影響を与えており、1万円台半ば以下の2製品はWUXGA設定では少し分が悪い。WUXGAでも60fpsを超えるCore i5-650やCore 2 Quad Q9550辺りが狙い目だろう。しかしCore 2 Quad Q9550はCore i5-650とよい勝負を演じていることからCore 2 Quad Q9550ユーザーが最新プラットフォームのCore i5-650に乗り換えるというメリットは薄く、それならばCore i7-860などより上位のCPUを目指すべきである、というアップグレードの目安も今回のベンチマークで見えてきた。また、あまりお金をかけずに、SXGAクラスの解像度で割り切ってゲームを楽しむのであれば、Phenom II X4 965 BEは必要十分な性能を持っていると言えよう。
ゲーム向けCPU使いこなしテクニック
2~4スレッド処理ができるゲームが今のトレンド
今回用いた三つのゲームタイトル、ストリートファイター4、Call of Duty : Modern Warfare 2、Left 4 Dead 2は、すべて最大4スレッドで動作するタイトルだ。最新タイトルにおけるマルチスレッド対応は進んできているが、CPUをどの程度使うかというのはタイトルごとにかなり異なる。Left 4 Dead 2はほかの2タイトルと比べ、平均で1.5倍ほどCPU使用率が高い。CPU使用率の高いタイトルほどCPU性能がフレームレートに与える影響は大きい。
imageマルチスレッド対応ゲームが増えたとはいえ、今はまだ2~4スレッドが主流となっている
ゲーム向けCPU使いこなしテクニック
Turbo Boostはゲームで使えるか
Core iシリーズの一部のモデルで採用されているTurbo Boostが、ゲームのパフォーマンスにどの程度影響するのかを検証してみた。Turbo Boostの効果は、2スレッドを使うFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3と、4スレッドを使うLeft 4 Dead 2のいずれでも確認できた。とくに、スレッド数が少なく、Turbo Boostでクロックが上がる状況が発生しやすいFFベンチにおいては、負荷の高いHighモードでTurbo Boostの有無がスコアの差に結び付いている。効果絶大とまではいかないものの、メリットは確かにあるので、ゲームPC用のCPU選びにおいては、Turbo Boostの有無とその上限クロックを考慮に入れておきたいところだ。
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imageTMonitorでTurbo Boostの動作状況を確認してみたところ、4スレッドを使用するLeft 4 Dead 2においても、Core i5-661がTurbo Boost時の最高クロックである3.61GHzで動作していることを確認した
【検証環境】
[LGA1366環境]
マザーボード:ASUSTeK P6T Deluxe V2(Intel X58+ICH10R)
メモリ:Corsair Memory CMX8GGX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×4 ※3枚のみ使用)

[LGA1156環境]
マザーボード:ASUSTeK P7P55D-E Deluxe(Intel P55)
メモリ:Corsair Memory CMX8GGX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×4 ※2枚のみ使用)

[LGA775環境]
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:Patriot Memory PDC22G6400LLK(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)

[Socket AM3環境]
マザーボード:MSI 785GM-E65(AMD 785G+SB710)
メモリ:Corsair Memory CMX8GGX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×4 ※2枚のみ使用)

[共通環境]
HDD:Western Digital WD Raptor WD1500ADFD(Serial ATA 2.5、10,000rpm、150GB)
電源:Corsair Memory CMPSU-850TXJP(800W)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit版
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