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最新CPUランキング ベスト20
TEXT:石川ひさよし
ゲームに最適なCPUを探せ!
ゲームランキング
image3DゲームはPCが得意とする分野の一つ。最先端のハードウェアを使い、家庭用ゲーム機を超える画質やフレームレートでゲームを遊ぶことができる。ゲームPCで重要なのはGPU性能だけと思われがちだが、実際はCPU性能も重要な要素。人気ビデオカードと組み合わせて検証を行ない、3Dゲームに最適なCPUを明らかにしていこう。
Clarkdaleはゲームマシンにも最適!
 3Dゲームマシンの作成においては、予算に合わせて可能な限り高性能なビデオカードと、それに見合った性能のCPUを選ばなければならない。このバランスが崩れてしまうと下のグラフのようにせっかくの高性能ビデオカードがムダになってしまう。そこで本章ではハイエンド、ミドルレンジそれぞれのビデオカードとの組み合わせを意識して、ゲームPCに理想のCPUをチョイスした。
image
ゲームマシンで一点豪華主義はNG
ハイエンドのRadeon HD 5850搭載ビデオカードを使うにしても、組み合わせるCPUのグレードを見誤ると、ビデオカードの性能を引き出し切ることができなくなる。全体のコスト配分を考えつつ、ビデオカードの性能に見合ったCPUを選ぶことが重要だ
 今回のランキングでは、実ゲームタイトルで快適に動作する目安となる平均60fps以上が各解像度で実現できるかが、一つの判断基準となっている。さらに、ハイエンドビデオカードとの組み合わせでは負荷の高い場面でもなめらかに動く余力を意識して、平均100fps以上が得られるかどうかも重視している。また、コストパフォーマンスや将来のアップグレードの幅に関しても加味した。

 そして、ランキングの第1位に輝いたのは、Core i5-650。ハイエンドビデオカードのRadeon HD 5850と組み合わせた際にすべてのベンチマークで平均100fps以上、ミドルレンジビデオカードと組み合わせた場合でも一部のゲームを除き平均60fps以上を記録。絶対的な性能ではまだまだ上のモデルはあるが、各ゲームタイトルを快適に遊ぶという点では合格点。これと1万円台という価格面での有利さを加味すると文句なしの結果だ。

 2位は2製品。まずはハイエンドビデオカードと組み合わせてより高いゲームパフォーマンスを狙うCPUとしてCore i7-860。そしてミドルレンジビデオカードと組み合わせる際に突出したコストパフォーマンスを見せたPhenom II X4 965 Black Edition(以下、BE)を選出した。i7-860はゲームにおいてハイエンドモデルのCore i7-950と同等の性能を発揮していながら、実売価格が2万円以上安い。次のPhenom II X4 965 BEは性能面ではCore 2 Quad Q9550に若干見劣りするものの、1万円近い価格差がある。また、Socket AM3環境は将来的にさらに上位のCPUが登場する可能性があることも好判断材料となった。

 次のページからは、各モデルで実際にどのような性能差があるのか詳しく見ていこう。
No.1 Intel Core i5-650
LGA1156 18,500円前後
ハイエンド ミドルレンジ
image内蔵GPUを使わなくとも光るパフォーマンス
第1位はハイエンド、ミドルレンジ向けいずれのビデオカードと組み合わせてもそつのない成績を収めたCore i5-650。デュアルコアながらHyper-Threading対応で4スレッドの同時実行が可能で、動作クロックも3.2GHzと高い。GPU内蔵モデルだが単体CPUとして見ても十分優秀だ。
No.2 Intel Core i7-860
LGA1156 27,000円前後
ハイエンド
ハイエンドビデオカードとの組み合わせで突出した好バランスを実現
第2位はCore i7-860。これはハイエンドビデオカードと組み合わせた際の性能と、コストパフォーマンスを評価。性能だけを見ればCore i7-950や870のほうが優秀だが、性能差に対して価格差が大き過ぎる。それなら、i7-860を選んで残りの予算をビデオカードに回すのがゲームPCとしては正解だろう。
No.2 AMD Phenom II X4 965 Black Edition
Socket AM3 18,000円前後
ミドルレンジ
DDR3の価格差も縮小傾向が顕著
同じく2位として選んだのはPhenom IIX4 965。こちらはミドルレンジビデオカードとの組み合わせを考えた場合のチョイス。ベンチマークスコアはCore 2 Quad Q9550と並ぶレベルだが、価格はこちらのほうが断然安く、対応マザーボードも全体的に安め。浮いた予算をゲームソフトなどにも回すのも◎。
高けりゃいいってもんじゃない
ハイエンドビデオカードと組み合わせるCPUの候補
ハイエンドビデオカードとして用意したのは、Radeon HD 5850搭載製品。これと組み合わせて以下の四つのCPUを比較した。LGA1366対応のハイエンドモデルCore i7-950、LGA1156対応で現在人気のメインストリームモデルCore i7-860、デュアルコアながら唯一定格クロック3GHz超えのCore i5-650、そして根強い人気があるLGA775対応のCore 2 Quad Q9550だ。
image人気の高性能CPUを中心に構成
ハイエンドビデオカードをどのCPUと組み合わせれば高解像度時に快適に動くのかがポイントだ
グレード、世代が入り乱れて大混戦
ミドルレンジビデオカードと組み合わせるCPUの候補
ミドルレンジビデオカードではGeForce GT 240搭載製品を用意した。これと組み合わせて比較したのは、ハイエンド環境と共通のCore i5-650、Core 2 Quad Q9550、そしてIntelの最新低価格モデルPentium G6950、高クロックかつ低価格なクアッドコアCPUのSocket AM3のPhenom II X4 965 BE、比較対象として旧世代のLGA775デュアルコアCPUであるCore 2 Duo E6600だ。
image旧世代を含めたお手軽ゲームシステム
旧世代製品のユーザーが最新の安価なCPUに乗り換える価値があるかどうかもミドルレンジでは評価の基準となる
オススメゲーム向けCPU&レシピ
Core i5-650
image
安いだけが魅力じゃない!万能CPU
比較的安価ながらハイエンドまでカバーできる柔軟性を活かす
ハイエンドGPUの性能も活かせるCore i5-650。お勧め構成として、グレード別に人気のビデオカードとの組み合わせを提案してみた。とくにミドルレンジ構成の場合は、ビデオカードをアップグレードしても性能が頭打ちにならないので将来まで安心できる。
性能志向ならP55マザーも大いにアリ。内蔵GPUに気をとられるな!
CPU
Intel Core i5-650(3.2GHz)
imageマザーボード
ASUSTeK P7P55D-E EVO(Intel P55)
実売価格:23,500円前後
imageビデオカード
MSI R5850-PM2D1G(Radeon HD 5850)
実売価格:34,000円前後
合計 76,000円前後
コストを抑えつつ将来を見越した賢い選択を
CPU
Intel Core i5-650(3.2GHz)
imageマザーボード
GIGABYTE GA-H55M-S2H(Intel H55)
実売価格:10,500円前後
imageビデオカード
GALAXY Microsystems GF PGT240/512D3 KODACHI(GeForce GT 240)
実売価格:11,000円前後
合計 40,000円前後
前者はハイエンドビデオカード環境を意識してマザーボードはワンランク上のP55モデルを選択。後者はミドルレンジビデオカード中心の構成のため、マザーは安価かつ、アップグレード後も使える長寿命のものを選んだ。
Core i5のラインナップ
製品名(動作クロック) コア数 2次キャッシュ 3次キャッシュ SSE4.2
Core i5-750(2.66GHz/TB時3.2GHz) 4(4) 256KB×4 8MB
Core i5-750S(2.4GHz/TB時3.2GHz) 4(4) 256KB×4 8MB
Core i5-670 (3.2GHz/TB時3.46GHz) 2(4) 256KB×2 4MB
Core i5-661(3.33GHz/TB時3.6GHz) 2(4) 256KB×2 4MB
Core i5-660(3.33GHz/TB時3.6GHz) 2(4) 256KB×2 4MB
Core i5-650(3.2GHz/TB時3.46GHz) 2(4) 256KB×2 4MB
製品名(動作クロック) 仮想化 省電力機能 TDP 実売価格
Core i5-750(2.66GHz/TB時3.2GHz) EIST 95W 20,000円前後
Core i5-750S(2.4GHz/TB時3.2GHz) EIST 82W 29,000円前後
Core i5-670 (3.2GHz/TB時3.46GHz) EIST 73W 29,000円前後
Core i5-661(3.33GHz/TB時3.6GHz) EIST 87W 20,500円前後
Core i5-660(3.33GHz/TB時3.6GHz) EIST 73W 20,000円前後
Core i5-650(3.2GHz/TB時3.46GHz) EIST 73W 18,500円前後
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