H57/H55搭載マザーボードカタログ 3/4| 百花繚乱！最新CPUランキングベスト20| DOS/V POWER REPORT

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H57/H55搭載マザーボードカタログ

TEXT：滝伸次

コストパフォーマンスの高さが魅力

BIOSTAR

TH55XE

実売価格：12,000円前後

問い合わせ先：info@mvkc.jp（エムヴィケー）
URL：http://www.biostar.com.tw/

Intel H55
LGA1156	microATX

Intel H55チップセット搭載マザーとしては実売価格が最安クラスに入る製品ながら、7フェーズの電源回路を搭載し、日本製固体コンデンサを全面採用するなど、充実した仕様を誇るmicroATXマザー。PCI Express x16スロットを1基しか搭載しないため、別途ビデオカードを用いてのATI CrossFireX、NVIDIA SLIなどのマルチGPU機能には対応しないが、その点を除けばH55マザーとしては過不足のない機能を持つ。GAME Boostと名付けられたオーバークロック機能（ベースクロックだけでなく内蔵GPUもOC可能）など、独自機能も多数搭載しており、遊び的要素にも抜かりのない仕様となっている。

（1）PCI Express x4スロット
PCI Expressスロットは、x16スロットに加え、x4スロットを搭載。ビデオカードは使えないが汎用性は高い

（2）VRMのヒートシンク
7フェーズの電源回路には放熱のためのヒートシンクを装着、オーバークロックなどの高負荷時に安定するように配慮されている

（3）日本ケミコン製コンデンサ
日本ケミコン製の固体コンデンサを全面に採用するなど、安定性や耐久性を左右する基幹部分には高性能パーツが採用されている

Intel H55は1チップ構成
Intel H55はPCH（Platform Controller Hub）のみの1チップ構成。TSERIESの文字が印字されたヒートシンクの下に搭載されている

電源、リセットスイッチをオンボード搭載
電源とリセットスイッチがボード上に用意されている。ケースに組み込む前の起動やオーバークロック時に重宝する

CPU情報などを確認できるユーティリティが付属
付属のWindowsソフト「Toverclocker」を使えば、オーバークロック設定のほか各種ハードウェア情報が確認できる

Specification
対応CPU：Core i7、Core i5、Core i3、Pentium（LGA1156）
メモリスロット：PC3-16000 DDR3 SDRAM×4（最大16GB）
グラフィックス機能：－
ディスプレイ：HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x4（10GT/s）×1、PCI×2
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×5、eSATA（Serial ATA 2.5）×1、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4、IEEE1394×1
LAN：1000BASE-T×1

旧環境をリプレースするのに最適

GIGABYTE

GA-H55-UD3H（rev. 1.0）

実売価格：13,000円前後

問い合わせ先：03-5812-5820（リンクスインターナショナル）
URL：http://club.gigabyte.co.jp/

Intel H55
LGA1156	ATX

チップセットにIntel H55を採用したATXマザーボード。同社のほかのH55マザーと違いUSB 3.0やDisplayPortといった最新機能は搭載せず、PCIを4本搭載し、IDEポートに加えFDDポートを備えるなど、これまでのパーツ資産を活かしたい人向けの仕様となっている。高品質パーツを用いることにより安定性と耐久性を確保するGIGABYTE独自の品質規格であるUltra Durable 3 Classicにも対応。それでいて実売価格はGIGABYTEのマザーボードとしては抑えられているので、旧システムをCore iシリーズを使ったシステムにリプレースしたいと考えている人にはお買い得感のある1枚だ。

（1）4本のPCIスロット
最近のマザーボードとしてはめずらしくPCIスロットを4本搭載する。PCIカードを多数使用したい人には注目の仕様だ

（2）Dual BIOS
メインBIOSが損傷した場合にバックアップBIOSから修復できるGIGABYTEの独自機能「Dual BIOS」に対応している

（3）Phase LED
使用中のフェーズ数を表示するLEDを搭載している。CPUの負荷によって点灯するLEDの数がリアルタイムに変化する

ツールで3段階のオーバークロック設定が可能
Windowsユーティリティ「Smart Quick Boost」を使えば、ボタンを押すだけで3段階のオーバークロック設定が簡単にできる

4＋3フェーズの電源回路を搭載
4＋3フェーズの電源回路を搭載、オーバークロック向きとは言えないまでもある程度の高負荷には余裕で対応できるだろう

ボード上にファン用コネクタを4基装備
CPU_FAN、PWR_FAN、SYS_FAN1などの4基のファン用コネクタを装備するので、ケースファン用に変換ケーブルなどを用意する必要はない

Specification
対応CPU：Core i7、Core i5、Core i3、Pentium（LGA1156）
メモリスロット：PC3-17600 DDR3 SDRAM×4（最大16GB）
グラフィックス機能：－
ディスプレイ：HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x4（ｘ16形状、10GT/s）×1、PCI Express x1×1、PCI×4
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×6、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×8
LAN：1000BASE-T×1