H57/H55搭載マザーボードカタログ 2/4| 百花繚乱！最新CPUランキングベスト20| DOS/V POWER REPORT

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H57/H55搭載マザーボードカタログ

TEXT：滝伸次

価格重視の人は要注目

ASRock

H55M

実売価格：10,500円前後

問い合わせ先：03-5295-3435（ドスパラ秋葉原本店）
URL：http://www.asrock.com/

Intel H55
LGA1156	microATX

低価格で高機能というコストパフォーマンスの高いマザーボードで人気を誇るASRockのIntel H55を搭載したmicroATXマザー。本製品の実売価格もH55マザーとしては最安価格帯に入る。ただ、本機は機能的には決して高機能と言えず、メモリスロットが2本でSerial ATAの内部ポートも4基しかないなど制約の多い仕様となっている。とくに内蔵グラフィックスを使う場合はメモリ搭載量が重要となるのでメモリスロットは大きなマイナスポイントだ。とはいえ、この点さえ承知しておけば基本性能は充実しているので価格重視派は選択肢に入れておいてもよいだろう。

（1）CrossFireXに対応
CPU内蔵のグラフィックス機能は無効になるが、ビデオカードを別途用いればATI CrossFireXを構成することもできる

（2）HDMI S/P DIFピンヘッダ
このピンヘッダとビデオカードをケーブルで接続すれば、ビデオカードのHDMIから音声も出力することができる

（3）Intel H55を搭載
チップセットにはIntel H55が採用されている。Intel H57との主な違いはRAIDに非対応なこととPCI Expressのサポートレーン数など

DDR3-2600+に対応!?
DDR3-2600+メモリへの対応がうたわれている。だが、メモリクロックは325MHzになるので対応できるメモリモジュールがあるかどうかが問題である

eSATA＆USBコンボポートを装備
バックパネルにeSATAもしくはUSB 2.0ポートのどちらかとして使用できるコンボポートを装備する

ユーティリティで省電力設定が可能
付属のアプリケーション「IES」を使用すれば、Windows上から各ハードウェアの省電力設定が可能となる

Specification
対応CPU：Core i7、Core i5、Core i3、Pentium（LGA1156）
メモリスロット：PC3-20800 DDR3 SDRAM×2（最大8GB）
グラフィックス機能：－
ディスプレイ：HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x4（ｘ16形状、10GT/s）×1、PCI Express 2.0 x1（2.5GT/s）×1、PCI×1
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×4、eSATA（Serial ATA 2.5）×2、USB 2.0×6（2基はeSATAと共用）
LAN：1000BASE-T×1

ASUSTeKならではの機能を満載した手堅い仕様のH55マザー

ASUSTeK

P7H55D-M EVO

実売価格：16,500円前後

問い合わせ先：news@unitycorp.co.jp（ユニティ）
URL：http://www.asus.co.jp/

Intel H55
LGA1156	microATX

チップセットにIntel H55を搭載したmicroATXマザー。Stack Cool 3を搭載し冷却効率を高めたPCB、8＋3フェーズの電源回路、高性能パーツの採用などで安定性と耐久性を追求した基本仕様に加え、専用コントローラチップを搭載することにより実現した省電力機能や自動オーバークロック機能など、ASUSTeKのマザーボードならではの機能が満載されている。USB 3.0にも対応するなど拡張機能も充実、拡張スロットもバランスのよい構成となっており、本製品に不満を感じる人は少ないと思われる。チップセットの仕様上RAIDに非対応である点だけは注意しておきたい。

（1）USB 3.0コントローラチップ
USB 3.0のコントローラチップを搭載。チップはNECのD720200で、現在流通しているUSB 3.0対応機器にはほぼこのチップが採用されている

（2）EPUチップ
CPUの負荷に応じて必要な電力をリアルタイムに電源回路に要求するEPUチップを搭載。オーバークロック時の安定性に貢献する

（3）Serial ATAポート
Serial ATAポートはすべて上向きに実装。マザーボード装着スペースの狭いケースを使っている人にはうれしい仕様だ

USB 3.0ポートを2基搭載
コントローラチップを搭載することでUSB 3.0機能を実装。バックパネルに用意された青いUSBポートがUSB 3.0に対応のもの

めんどうなケーブル類はQ-Connectorで簡単接続
フロントパネルコネクタやUSBコネクタを迷わず簡単に装着できるようにするQ-Connectorを採用している

Windows上からGPUのオーバークロック設定も可能
付属のWindowsユーティリティ「TurboV EVO」を使えば、CPU内蔵のグラフィックスコアのオーバークロック設定も可能

Specification
対応CPU：Core i7、Core i5、Core i3、Pentium（LGA1156）
メモリスロット：PC3-17000 DDR3 SDRAM×4（最大16GB）
グラフィックス機能：－
ディスプレイ：HDMI×1、DVI-D×1、Dsub 15ピン×1
拡張スロット：PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1（2.5GT/s）×2、PCI×1
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×6、eSATA（Serial ATA 2.5）×1、Ultra ATA/133×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、IEEE1394×1
LAN：1000BASE-T×1