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その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||||||||||||
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STEP2までですでにCPUに関しては、冷却のセーフティラインをクリアしてしまっているが、ケース内温度やHDD温度など少し気になる面はある。このSTEP3では、ケースファンを追加することで騒音や温度がどのように変わるかを見ていきたい。なお、追加するファンは、この段階ではケースのCenturion C5に標準で付属していたものをそのまま利用している。![]() まずは冷却の基本となる背面ファンの追加。ケースに標準で付属していた12cm角ファン(1,200rpm)を追加して、STEP1、2同様に負荷をかけて状況を観察した。冷却面での効果はてきめんで、CPU温度は47℃まで下がり、ケース温度、HDD温度、GPU温度のすべてが低下した。STEP2よりも冷却を重視するならこの辺りがちょうどよいラインかもしれないが、騒音は39dBと、体感でも分かる程度に上昇している。 ![]() すでにこのCPUファン+背面ファンの構成で十分な冷却能力が得られているため前面ファンは必要ないのだが、前面ファンの追加でどのように数値が変わるのかを見るために、試してみた。ところが、このCenturion C5に付属していた前面ファンは1,800rpmと回転速度が高く、冷却面、とくにケース中央の温度で大きな改善が見られ、冒頭の「一般的なマシン」を下回ることができたのだが、動作音は大きくなってしまった。騒音計から近い前面にあるため、騒音計でもよく拾うのだろう。さすがにこれでは意味がないので無条件で却下だ。ちなみに、この構成でもHDD温度はまだ「一般的なマシン」に追い付かないが、「一般的なマシン」ではHDDが完全に露出した状態で、前面ファンの風がダイレクトに当たっているのに対し、こちらは5インチベイ用の静音ボックスに入れられているため、そこまで強い風が当たらないからだ。これは仕方がないだろう。 ![]() さて、ここではもう一通りの構成を試してみた。今度はCPUクーラーのファンを外し、ケース背面ファンのみとして、動作音や温度がどのように変化するかを観察してみた。CPUクーラーのみにファンを付けるよりも静粛で、同じくらいの冷却効果があるのではないかと期待したのだが、これは期待外れに終わった。ケース温度とHDD温度は少し低いものの、動作音は1dB上昇した上、肝心のCPU温度が59℃、GPUが64℃と、CPUクーラーのファンのみの構成のほうがよい結果となってしまい、これもまったく意味がないので却下だ。 ![]() このステップから残すとすれば、最初に試したCPUクーラーにファンが装着されている状態で、背面ファンを取り付けた構成のみだろう。 |
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(1)リアファンを追加 | ||||||||||||||||||||||
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CPUクーラーのファンは付けたまま、背面にCenturion C5標準の12cm角ファンを追加してみた。動作音も少々増加したが、冷却効果もよくなった | ||||||||||||||||||||||
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(2)さらにフロントファンを追加 | ||||||||||||||||||||||
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さらに(1)の構成にCenturion C5に標準装備の8cm角前面ファンを追加して試してみたが、動作音が大きく上がってしまい、逆効果であった | ||||||||||||||||||||||
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(3)CPUクーラーのファンを外し、リアファンのみに | ||||||||||||||||||||||
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前面ファンもCPUクーラーファンも外して背面ファンのみの構成を試してみたが、こちらは冷却面で大きく逆効果になってしまった | ||||||||||||||||||||||
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最後にもう少し、細かい部分を調整して設定を詰めてみよう。まずは回転速度を調整するアイテムであるファンコントローラの導入。ファンの調整は温度の監視に使っているSpeedFanでもできるが、ここではハードウェアで調整するタイプを使っている。STEP3の(1)の構成(CPUクーラーファン+背面ケースファン)の状態でファンの回転速度を調整して、もう少し動作音が下がらないか試してみた。![]() CPUファンと背面ファンの回転数を両方とも1,200rpm→800rpmへと下げてやると動作音はCPUファンのみの場合並みに低くなるのだが、冷却面でもそのときと変わらなかった。いくつかパターンを試したのだが、今回はCPUファンの回転を800rpmに、ケースファンはそのままという構成がもっともよかった。このときのデータは、CPUが54℃、ケースが38℃、HDDが40℃、GPUが56℃、動作音が38dBだった。800rpmと1,200rpmとではずいぶんと動作音レベルが異なり、800rpmにすると体感の動作音はずいぶんと低減されることが分かった。しかし、ケース背面のファンもファンコントローラで800rpmにしてしまうと、このファンの定格速度が1,200rpmだけに冷却能力が大きく低下してしまうようだ。そこで、背面のファンを定格で回転速度が800rpmのサイズの「S-FLEX(SFF21D)」に変更してみた。するとこの効果はてきめんで、冷却性能、静音性ともに改善が見られ、CPU温度が49℃まで下がり、動作音も35dBと、1,200rpmのファンを一つだけCPUクーラーに装着したときよりも低くすることに成功した。 ![]() この状態で動作音に対しての不満は完全に解消したと言えるが、最終状態ではさらに冷却を万全にするため、細かい変更を加えた。大きな効果があったと言えるのが、HDD静音ボックスの位置の変更。当初はとくに何も考えずに5インチベイの一番下に装着していたが、ケースファン/CPUファンと同じ高さの上から三つ目の5インチベイに搭載してみると、HDDの温度が少し下がり、38℃で安定するようになった。冒頭で測定した比較対象の「一般のマシン」の温度にはまだおよばないが、40℃を下回っているのであれば十分だろう。最終的な測定結果は、別掲したとおり。騒音は一般的なマシンより13dB低い35dB。「ほぼ無音」と表現していい音量だ。CPU温度をはじめ、ケース温度、HDD温度も、STEP2の段階よりも大幅に落とすことができた。かなり満足のいくチューニングができたのではないだろうか。 |
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