その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:目黒廣道 | ||||||||||||||
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静音化しつつ、放熱にも気を配る | ||||||||||||||
モーターでディスクを回転させ、ヘッドを移動することでデータの読み書きを行なうHDD。機械的な動作部分が多いため、騒音も大きい。このような騒音を抑え込むにはどうすればよいのか? そのコツを伝授しよう。 | ||||||||||||||
「ジー、カリカリカリカリ・・・」。PCを使っていると、大なり小なりこのような音が聞こえてくるはずだ。これはHDDがデータを読み書きするときに発生する音で、HDDを搭載している限り必ず聞こえるものである。 しかし、これはHDDが動作していることを確認する手段の一つでもある。とくに、「カタン・・・カタン・・・」というような、普段の動作音とは明らかに異なる異音を発するような場合は、HDDが故障する前兆の危険信号だ。いち早く察知することで、重要なデータを消失の危険から守ることもできる。 とはいえ、いくらHDDの駆動音が動作の確認に使えるといっても、煩わしい騒音と感じる方も多いことだろう。そもそも、HDDが動作しているかはPCケースのアクセスランプで確認できるし、ソフトウェアを使って故障をある程度予期することは可能だ。となれば、できる限りHDDも静音化したいところだ。 静音PC用のHDDは、できる限り低騒音で低発熱な製品を使うことが望ましい。基本的には低回転なHDDほど騒音や発熱が小さく、静音PC向きだ。しかし、現在は高い回転数で高速な転送速度の製品が主流で、残念ながら低回転のHDDは入手しにくいという問題がある。 あとは、少々イレギュラーだが、HDDを使わず、フラッシュメモリやSDRAMをHDDの代わりとして利用する方法もある。ただ、HDDほどの大容量を確保しづらく、コストパフォーマンスも悪いので、あまりオススメはできない。 そうなると、後は高速回転タイプのHDDをいかに静音化するかだ。次ページからは、HDDを静音化するためのパーツやテクニックを紹介していこう。 |
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静音PCには、低発熱で低騒音のHDDを使いたい。しかし、5,400rpmといった低回転のモデルは、非常に入手しにくい状況にある | ||||||||||||||
HDDの動作音がPCケースと共振してしまう場合は、防振グッズを利用するのも一つの手だ。写真はサイズの「ハードディスクスタビライザー2(実売価格1,000円前後)」 | ||||||||||||||
主なHDDの動作音と温度 | ||||||||||||||
[テスト環境] CPU:Pentium 4 660(3.6GHz) メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2 システムHDD:Seagate Barracuda 7200.7 ST3120813AS(Serial ATA、7,200rpm、120GB、8MB) ビデオカード:Albatron PC6600(GeFoce 6600、128MB、PCI Express x16) マザーボード:ASUSTeK P5WD2 Premium(Intel 955X) OS:Windows XP Professional SP2 |
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HDD静音ケースを使う | ||||||||||||||
HDDを静音化する、もっともポピュラーな手段が、「HDD静音ケース」を使用することだ。これはHDDを防音材で包むことで、騒音を抑え込もうというもの。単純な発想ではあるが、非常に高い効果を見込めるので、静音パーツとしての人気は高い。登場後しばらくは定番製品がのSMART DRIVEがロングセラーを続けていたが、最近になって新製品がいくつか登場し、にわかに活気付いてきている分野でもある。 HDD静音ケースのデメリットとして挙げられるのが、ほとんどの製品が5インチベイ用となるため、3.5インチベイに搭載できなくなってしまうこと。5インチベイの空きが少ない小型のケースなどでは利用しにくいことがある。 また、防音材で包み込むということは、HDD自身の放熱性能が低下してしまうということ。発熱の大きいHDDで使うときには注意が必要だ。 |
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HDDを防音材で包み込むことにより、騒音を抑える「HDD静音ケース」 | ||||||||||||||
5インチベイを利用するため、キューブタイプベアボーンPCのように、5インチベイの少ないPCでは使いにくいのがデメリットと言える | ||||||||||||||
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NEXUS | ||||||||||||||
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実売価格:5,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ) URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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コネクタ部分まで密閉することにより、非常に高い静音性を実現した静音HDDケース。ヒートシンク状の筐体により、放熱効果も期待できる | ||||||||||||||
silentmaxx | ||||||||||||||
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実売価格:3,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp(サイズ) URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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全体がヒートシンク構造となっており、静音性だけでなく、放熱性も高められた作りとなっているのが特徴。随所にこだわりが込められた逸品 | ||||||||||||||
アビー | ||||||||||||||
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実売価格:6,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5858-3936 URL:http://www.abee.co.jp/ |
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ブラックアルマイト加工が施された美しいケースが特徴。2mmの肉厚を持つマグネシウム系アルミニウム合金ボディを採用し、高い静音性を実現している | ||||||||||||||
グロウアップ・ジャパン | ||||||||||||||
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実売価格:5,300円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5295-1033 URL:http://www.gup.co.jp/ |
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HDD静音ケースの元祖とも言える、SMART DRIVEシリーズのスタンダードモデルで、安定した人気の定番ケース。ほぼ完全に密閉することで、高い静音効果を持つ | ||||||||||||||
サイズ | ||||||||||||||
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実売価格:3,800円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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2重構造のアルミ筐体を採用した静音HDDケース。熱伝導シートが付属し、本体も防振構造となっているので、高い静音&放熱効果を期待できる | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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