その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
静音VGAクーラーの交換手順 | ||||||||||||||
ビデオカードクーラーの交換は、PCを自作したことがある方にとっては、それほど難しいものではないだろう。基本的にはCPUクーラーと同じような感じで交換することができる。 標準搭載のビデオカードクーラーは、ビデオカードによって違うので、一概に決まった手順とは言えないが、基本はネジ止めだ。また、精密ドライバーを用意しておくと便利。 ここでは、NVIDIA GeForce 7800 GTX搭載のMSI NX7800GTX-VT2D256Eを例に、ZALMANのビデオカードクーラー「VF900-Cu」への交換手順を紹介してみよう。 |
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1:NVIDIA GeForce 7800 GTXを搭載した「MSI NX7800GTX-VT2D256E」のクーラーを交換する | ||||||||||||||
2:まずは、標準搭載のクーラーを取り外す。慎重に作業を行なおう | ||||||||||||||
3:クーラーを取り外したら、GPUに付着したシリコングリスを拭き取り、新たにシリコングリスを塗る | ||||||||||||||
4:メモリ用ヒートシンクをメモリに貼り付ける。熱が加わらないと、すぐに取れてしまうので注意 | ||||||||||||||
5:ファンに固定用の金具を取り付ける。ビデオカードに合わせた位置に取り付ける必要がある | ||||||||||||||
6:ファンをGPUまわりの穴に差し込む。GPUコアを傷付けないように気を付けよう | ||||||||||||||
7:最後に、ファンを固定するためのネジを取り付ける | ||||||||||||||
8:完成。ファンの電源はビデオカードではなく、マザーボード上の3ピン電源から取る仕様だ | ||||||||||||||
ファンレスビデオカードと交換する | ||||||||||||||
もう一つのビデオカードの静音化で一般的な方法が、ファンレスタイプのビデオカードに交換することである。とくに、ミドルレンジに位置するGPU(GeForce 7600シリーズやRADEON 1600シリーズなど)を搭載したファンレスビデオカードは、上手に使えば静音性を重視しながら、3D性能もある程度確保できる存在として人気が高い。 ただし、これらの製品は基本的にビデオカード周辺に十分なエアフローが確保されている状態を前提に設計しているため、ファンレスではあっても、ケースファンやCPUクーラーが必須となる。そのため、完全ファンレスで安定運用するには、それなりの知識と腕が試される。 最近では、これらの製品に加え、NVIDIAのリファレンス設計でファンレスとなっている、GeForce 7600 GSを搭載した製品の人気がとくに高い。 GeForce 7600 GSは旧製品のミドルレンジGPUであるGeForce 6600 GTに比肩する性能を持ちつつ、動作クロックを抑えることで低発熱な仕様となっている。価格も1万8,000円前後と比較的購入しやすく、ファンレスビデオカードの中心的存在となっている。新たな定番的選択肢として注目できる製品だ。 ファンレスという点で、もう一つの選択肢となるのが、ローエンドGPUを搭載した低価格製品だ。しかし、こちらは少少注意が必要である。と言うのも、これまでこのクラスの製品はファンレスが大勢だったが、今年に入ってからはファン付きの製品が多くなっているからだ。 あまりゲームをプレイしないユーザーにとっては3D性能よりも静音性や価格を重視してローエンドGPUを搭載したビデオカードを購入するのが定石だったが、最新世代製品ではこの図式が崩れてきているのである。 |
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カードの裏側にもヒートシンクが搭載されているタイプは、マザーボードによっては、チップセットクーラーと干渉してしまうことがある | ||||||||||||||
ミドルレンジのファンレスビデオカードは、ケース内のエアフローが重要になるのは前述のとおり。とはいえ、どれくらいのエアフローが必要で、どれくらいの熱で不具合が発生するかは、実際に使ってみなければ分からないのが実情だ。 そこで、わざとエアフローのない完全ファンレス状態でベンチマークソフトを走らせ、その温度を測ってみた。 結果、各ビデオカードとも3DMark05を3回ずつループさせてみたが、不具合は出ずに完走できた。ただ、ヒートシンクの熱はそうとうなもので、GPUコアの温度はもっと高くなるはずだ。GPUにはかなりの負担がかかっていると思われるので、やはりエアフローは確保したい。 |
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エアフローに不安があるなら、ファンを別に用意して、風を当てるなどの対策を取る。ファンコントローラを使えば、騒音も最小限に抑えられる | ||||||||||||||
ハイパフォーマンスなファンレスビデオカードは、ケース内のエアフローを利用して冷却するのが基本だ | ||||||||||||||
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:55,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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高性能GPUのNVIDIA GeForce 7800 GTを搭載しながら、ファンレスを実現したビデオカード。可動式のヒートシンクを備えているのが特徴だ | ||||||||||||||
GPU:GeForce 7800 GT メモリ容量:256MB | ||||||||||||||
ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:26,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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ミドルレンジのGPUながら、高パフォーマンスがウリのATI RADEON X1600 XTを搭載したファンレスビデオカード。価格/性能比に優れた製品として人気がある | ||||||||||||||
GPU:RADEON X1600 XT メモリ容量:256MB | ||||||||||||||
GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:19,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) URL:http://www.gigabyte.co.jp/ |
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GeForce 7600 GSを搭載したファンレスビデオカード。低発熱なので、扱いはそれほどシビアではなく、静音PCでも手軽に3Dゲームを遊びたいといった向きにオススメ | ||||||||||||||
GPU:GeForce 7600 GS メモリ容量:256MB | ||||||||||||||
GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:28,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) URL:http://www.gigabyte.co.jp/ |
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GeForce 7600 GTを搭載。独自の冷却技術である「SILENT P IPEII」によって、効率的な放熱を実現。3D性能と放熱性能、価格のバランスが取れたビデオカードだ |
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GPU:GeForce 7600 GT メモリ容量:256MB | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
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発売日:2015/06/29
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販売価格:980円+税
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