特集
ついに登場したPhenom II CPUの勢力図はどうなる?
Phenom IIのアーキテクチャはこう変わった
Phenom IIのパフォーマンスを見る 1/3
Phenom IIのパフォーマンスを見る 2/3
Phenom IIのパフォーマンスを見る 3/3
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“表” 1/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“表” 2/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏” 1/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏” 2/2
Phenom II対応マザーとCore 2対応マザーを比較 その差を見きわめる
Phenom II対応マザー vs. Core 2対応マザー 3本勝負! 1/2
Phenom II対応マザー vs. Core 2対応マザー 3本勝負! 2/2
BIOSアップデートでPhenom IIに対応させる
BIOS設定でPhenom IIのポテンシャルを引き出す
どのクアッドコアで組む? 最新自作レシピ 1/3
どのクアッドコアで組む? 最新自作レシピ 2/3
どのクアッドコアで組む? 最新自作レシピ 3/3
旧世代マシンにおけるPhenom IIアップグレード指南 1/2
旧世代マシンにおけるPhenom IIアップグレード指南 2/2
その他の特集(2011年)
激突!Bulldozer vs. Sandy Bridge
達人に学ぶPCパーツ使いこなし術
超本命パーツ35傑
独占!PCパーツなんでもランキング
PCパーツセレクション300
Sandy Bridge 自作超大全
PC自作スタートアップ講座2011
Sandy Bridge再始動
“後乗せサクサク”アップグレード術
震撼性能! Sandy Bridgeに死角なし!!
PCパーツ100選2011
マザーボード100選2011
過去のその他の特集(2010年)
過去のその他の特集(2009年)
過去のその他の特集(2008年)
過去のその他の特集(2007年)
過去のその他の特集(2006年)
読者プレゼント
プレゼント申し込みへ
ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。
CLUB IMPRESS会員登録
プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。
アンケートにお答え頂くにはCLUB IMPRESSへの登録が必要です
対決 PhenomII vs. Core 2 Quad
TEXT:橋本新義
オーバークロックと低電圧耐性でも激突
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏”
imageAMDがPhenom IIの発売時に強調していたのが、オーバークロック(OC)耐性の高さだ。あくまでも自己責任ではあるが、「優秀な固体であれば、空冷で4GHzも狙える」と言われた実力は本当なのだろうか? じっくりと検証してみたい。
Phenom IIのOC耐性は優秀 Core 2シリーズは低電圧に強い
 最新CPU――とくにPhenom IIのように製造プロセスが従来より縮小された製品――が登場した際に話題となるのが、オーバークロック(OC)の耐性だ。とくに今回は、AMDがサポート外ではあるがOCの結果を公表するなど、積極的なアピールを仕掛けている。そこで今回は、Phenom IIをはじめとする最新ミドルレンジCPUのOCと、定格クロックでの低電圧駆動耐性を検証した。

 なお、今回テストするAMD製CPUに関しては、内部クロック倍率の変更が可能なBlack Edition(BE)であるため、ベースクロックは変更せず、倍率のみで設定し、OC時の電圧アップに関しては、破損の危険を考慮して+0.1V以内とし、なおかつ十分なクロックの向上が認められた場合のみ検証している(今回はCore i7を除き、Intel製CPUでは有意な伸びが認められなかった)。

 先にOCの結果をまとめると、以下のような結果となった。CPUの後のカッコ内は、定格クロックとBIOS設定上での定格コア電圧だ。
image


Phenom II X4 940 BE(3GHz/1.35V)
定格電圧……3.4GHz
電圧+0.1V……3.6GHz
低電圧駆動……1.2250V

Athlon X2 7750 BE(2.7GHz/1.325V)
定格電圧……3GHz
電圧+0.1V……3.1GHz
低電圧駆動……1.1750V

Core 2 Quad Q9550s
(2.83GHz/1.18125V)
定格電圧……3.103GHz
(ベースクロック 365MHz)
低電圧駆動……1.06875V

Core 2 Quad Q9550(2.83GHz/1.225V)
定格電圧……3.06GHz
(ベースクロック 360MHz)
低電圧駆動……1.08125V

Core 2 Duo E8500(3.16GHz/1.225V
定格電圧……3.5GHz
(ベースクロック 368MHz)
低電圧駆動……1V

Core i7-920(2.66GHz/1.3V)
定格電圧……3.78GHz
(ベースクロック 180MHz)
電圧+0.1V……3.84GHz
(ベースクロック 183MHz)
低電圧駆動……1.06875V

 このように、Phenom IIのOCと低電圧駆動の耐性は、(今回の個体では)噂されていたほどではなかったものの、かなり良好だ。絶対的なクロックの高さは、Core i7に続くものとなっており、Core 2 Duoをしのぐ勢いである。一方でCore 2 Quad勢は、低電圧駆動などに強い傾向が見て取れる。

 では、こうした状態での実際の性能はいかほどのものだろうか? 続いて検証していこう。
imagePhenom II X4 940 BEは3.6GHzを達成
定格電圧+0.1Vという実用的な範囲でのOCで3.6GHzを達成。Phenom X4 9950 BEでは3GHzが事実上の壁であったことを考えると、大幅な伸びと言える
まずはエンコードとPCMarkでOC性能を検証
 まずは、CPU性能差がストレートに出てくるTMPGEncのエンコードで、オーバークロックの効果を見ていこう。

 今回のグラフでは、OCの結果よりもコア数の差が強調されてしまっているが、同じCPUで、クロック上昇分の効果がきちんと性能に反映されていることが分かる。とくにCore i7-920のOC時の性能は、もとの性能の高さに動作クロックの高さが相まって、ほかを大きく引き離している。

 また、Phenom IIに関しては、940 BEを3.4GHz以上にOCすると、Core 2 Quad Q9550/Q9550sのOC結果をしのいでいることに注目したい。正直、今回のCore 2 Quad系の耐性は全般的にあまり高くなかった印象があるものの、新顔のPhenom IIのOC時の性能はかなり高いもの(つまり、OCのしがいがあるCPU)と言えそうだ。

 続いてはPCMark Vantageでの総合性能を見ていきたい。PCMark自体のスコア付けの傾向から大きな数値差は出ていないが、一部の数字ではばらつきが出ている(とくに「Memories」などで顕著)ものの、それぞれのCPUにおける定格クロックとOCの性能差に注目すると、「Gaming」や「Music」、「Communications」といった項目を中心にOCでの結果が伸びており、こうした分野ではOCの効果が高いことがうかがえる。

 また、TMPGEncと同様、940 BE対Q9550/Q9550sの対決では、定格時は若干Q9550/Q9550sのほうが有利なものの、OCにより940 BEが逆転している点も興味深いところ。

 全体的な傾向としては、定格でのベンチ結果で見られたCore i7-920が頭一つ抜けている点と、Athlon X2 7750 BEが後れを取ってしまっている点が、OC後でも変わらない点が見て取れる。オーバークロックを視野に入れてCPUのパフォーマンスを考える場合においても、今後ますますクアッドコアCPUが主流になりそうなことを予感させる結果と言えるだろう。
image
Back
Page Top
Next

サイト内検索

DOS/V POWER REPORT 最新号

DOS/V POWER REPORT 最新号表紙

DOS/V POWER REPORT
2019年秋号

発売日:9月28日
定価:1,800円+税

書籍(ムック)

このレトロゲームを遊べ!

発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税


特濃!あなたの知らない秋葉原オタクスポットガイド

発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税


PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇一九【DOS/V POWER REPORT特別編集】

発売日:2018/11/29
販売価格:1,680円+税


パソコン自作宣言。2018【DOS/V POWER REPORT特別編集】

発売日:2018/3/29
販売価格:1,400円+税


わがままDIY 3

発売日:2018/2/28
販売価格:980円+税


忍者増田のレトロゲーム忍法帖

発売日:2017/3/17
販売価格:1,680円+税


楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本

発売日:2016/9/23
販売価格:2,400円+税


DVDで分かる! 初めてのパソコン自作

発売日:2016/3/29
販売価格:1,480円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』2

発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 風雲編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 怒濤編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


わがままDIY 2

発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』

発売日:2014/12/5
販売価格:1,280円+税


わがままDIY 1

わがままDIY 1

発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税

読者プレゼント

アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。

本誌最新号・プレゼント申し込み

*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。

ユーザー登録から アンケートページへ進んでください

インプレスの本、雑誌と関連Webサービス