その他の特集(2011年) | |||
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PC製作・TEXT 保坂陽一 パーツ衝動買い野郎が、カメラに目覚めると超危険! RAW現像に費やす時間が足りなくても、JPEGはイヤ。時間はマシンパワーで補うのだ |
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最近、自作する際にとくに気にするようになったのが消費電力。先日、液晶ディスプレイを購入する際も、消費電力表示を決め手にしたくらいだ。最近はエントリー向けビデオカードでも挿すだけで数十Wの電力を使用するため、オンボードグラフィックスの性能は重要項目となっている(ワットチェッカーで逐一チェックしていると10Wや20Wの差がすごく気になるようになるのだ)。ただ、最近の筆者は、デジカメ画像のRAW現像やパノラマ合成に夜な夜な没頭する変な?ヘビーユーザーである。単に省電力ならよいというわけではなく、CPUパフォーマンスは欲しいのだ。これまで780Gや790GXといったAMDチップセットはグラフィックス機能は非常に魅力的なものの、CPUの消費電力が高めだったため、システム全体をIntel環境と比較すると微妙であった。そこに登場したPhenom II。気にならないわけがない! ここで目指したのはシンプルで省スペースな写真編集用マシンなのだが、せっかくオンボードグラフィックス機能を活用するからにはコストも抑えたい(要するにハイコストパフォーマンスということですな)。マザーボードは780Gチップセットを採用したGIGABYTEのmicroATXマザーボード、GA-MA78GM-US2Hで、CPUはとくにオーバークロックなどをする気はないので、2.8GHzのPhenom II X4 920を選択。メモリはとりあえず2GB×2で4GBとしたが、64bit版Windows Vistaをインストールして、さらに増設してもよいだろう。2,000万画素クラスの写真データをパノラマ合成でつないでいると、メモリはいくらあっても困らない感じなのである。 ケースはオウルテックの高剛性microATXデスクトップケースを使用。300W電源付きなので、作るのも楽だし、ビデオカードを使用しない今回の構成なら、定格出力的にも十分だ。ストレージにはとりあえず1TB HDD。速度を考えるとSSDでRAID 0環境などというのも魅力的だが、メモリを増やせばフォローはできるし、コストパフォーマンスを考えるなら、まずは何より容量が欲しい。ちなみに、以前はすべてのマシンにリムーバブルHDDケースを取り付けて大容量データをやり取りしていた筆者だが、最近はセンチュリーの裸族のお立ち台のような、楽に生のHDDをリムーバブル使用できる製品が出てくれたおかげで、ケースのオープンベイにはあまりこだわらなくなってきている。 さて、こうして組んでみたマシン。OSなしの価格ではあるが、7万円前後となっており、非常にお手頃だ。それでいてクアッドコアCPUに、メモリ4GB、HDD 1TBなのだから、2、3年前の自分が知ったら驚くこと間違いなしだ。以前はCPUがハイエンドなのに、ビデオカードなしとくれば、頭でっかちなPCというイメージが強かったが、780Gクラスの性能があればそんなことはない。PCMark Vantageの「TV and Movies」のスコアを見ても分かるとおり、 動画再生支援機能が優秀なので、USB接続の外付けチューナーをつないで、地デジを「ながら見」しつつ、Photoshopなどを使っても、あまり気にならないのは素晴らしい(HDDアクセス時はやや気になるが)。 消費電力を見ると、筆者の予想より高い値となっており、アイドル時で80W台というのは筆者的に省電力PCと呼ぶにはギリギリのレベルではあるのだが、780Gマザーボードユーザーなら、Phenom IIは申し分ない若返りアイテムなのではないだろうか。 |
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ビデオカードがないのでスッキリとした内部。ムリな小ささのケースは選んでいないので、CPUクーラーを大型の静音タイプに換えることもできそうだが、光学ドライブの奥行きは少々気になるところか | |||||||||||||||||||||||||||
パーツリスト | |||||||||||||||||||||||||||
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ココがポイント!! | |||||||||||||||||||||||||||
780Gはまだ当分現役 Phenom IIの登場で780Gチップセットは現役続行! グラフィックス性能はもちろん、マザーボード自体が安価なので、コストパフォーマンス的にもうれしい |
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電源付きケースは欠かせない 300Wの電源が付属したケースだが、ビデオカードを使用しなければ出力に不安はない。ただ、Phenom IIで発熱を考えれば、あまりに小さいケースは避けておきたいところ |
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DVI&HDMI出力も完備 AMD系チップセットを搭載したマザーボードは、早くからDVIなどの出力を備えたものが多く、インターフェースの不満も少ない。写真環境としては、その分ディスプレイにお金をかけたいところ |
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シャドーベイは三つ 使用したケースのオープンベイは光学ドライブのみだが、シャドーベイは三つ備えている。マザーボードにはeSATAポートもあるので、外部増設も楽だ |
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