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ついに登場したPhenom II CPUの勢力図はどうなる?
Phenom IIのアーキテクチャはこう変わった
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Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“表” 1/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“表” 2/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏” 1/2
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏” 2/2
Phenom II対応マザーとCore 2対応マザーを比較 その差を見きわめる
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BIOSアップデートでPhenom IIに対応させる
BIOS設定でPhenom IIのポテンシャルを引き出す
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対決 PhenomII vs. Core 2 Quad
Phenom IIvs.Core 2/i7 ベンチマーク大検証“裏”
TEXT:橋本新義
ロスト プラネットではOCしたPhenom IIがCore i7に迫る
 続いては、ゲームタイトルである「ロスト プラネット コロニーズ」の「Performance Test」による検証だ。

 注目したいのは、Phenom IIとCore 2 Quadにおいて、CPU性能が影響するScene 1でOCによる性能の伸び率が比較的高い点だろう。とくにPhenom IIの3.6GHz動作時は、定格時では大きな優位を見せていたCore i7-920にかなり迫っており、OCの効果の大きさを見せてくれる。

 定格でのベンチ結果でも紹介したが、ロスト プラネットはPhenom IIと相性のよいタイトルのようだ。初代Phenomは、ゲームタイトルでの性能がいまいち振るわないという印象を持っているゲーマーも多いと思われるが、Phenom IIではこうした認識を改める必要性が高そうだ。

 また同時に、Athlon X2 7750 BEの不利も目立つ結果となっている。OC時はクロックに比例した性能の伸びにはなっているのだが、コア数に敏感な測定項目のため、もともとの不利が残ってしまっている印象だ(同じデュアルコアでもCore 2 Duo E8500では、ここまでの不利がない点がおもしろいところだが)。Phenom IIとの実売価格差があまりないことを考えると、ビデオエンコードや最新ゲームでは、事実上AMDならPhenom II一択といった印象も受けるところだ。
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AMD Overdriveを使いこなそう
 Phenom IIを使ったOCで筆者が個人的に驚いたのが、AMD Overdriveを使用した際の安定性の向上だ。これまでのAODを使ったOCは、テスト中に突然不安定になることがあるなど、気難しいところがあったのだが、Phenom IIではこうした点が大きく解消されている感がある。

 結果として、設定時にはあらかじめCool'n'Quiet機能をOFFにする点さえ注意すれば、非常に優秀なOCツールとして使えるようになった。さらにAMD Overdrive自体も度重なるバージョンアップで操作性などが改良されている。Phenomでの使用でAMD Overdriveに不満があったユーザーも、Phenom IIではぜひもう一度使ってみてほしい。
image安定性が向上したAMD Ovderdrive。2009年Q1内に、より機能を向上させたバージョン3.0が登場予定だ
消費電力とヒートシンク温度では低電圧駆動の効果が目立つ
 最後に、OC時に気になる消費電力と、CPU温度(ヒートシンク温度)の結果を見ていきたい。

 Phenom IIで注意したいのは、OC時はもとより、低電圧駆動時でもアイドル時の電力が上昇している点。これはCPUの仕様上、動作倍率を変更するとCool'n'Quietが無効化されることによる。また、消費電力におけるコア電圧の影響が極端に大きな印象がある。とくに低電圧駆動・高負荷時では定格から27Wも下がっており、大きく注目できる結果だ(この傾向はCore i7と近いというのも興味深い)。

 対してCore 2系は、低電圧駆動の結果の優秀さにより、もともとの消費電力の低さがさらに強調されている点に注目したい。とくに、Core 2 Quad Q9550sは定格の電圧自体が通常版に比べて下げられたことで、低電圧駆動の高負荷時でも162Wという素晴らしい結果を出している。

 また、ヒートシンク温度も、消費電力とほぼ比例した傾向を示している。とくにPhenom IIやCore i7において、OCや低電圧駆動の影響が発熱にもしっかりと出ている点は、注目したいところだ。
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まとめ
 Phenom IIに関しては、OC時でのクロックの伸びや性能向上率を含めて、非常に楽しめるCPUと言える。AMD Overdriveが扱いやすくなった点を含めて、Phenomからの進歩は非常に大きなものとなっている。また、低電圧駆動により、Core 2 Quadと比較した際の弱点である消費電力が大きく減少する点も注目したい。今後の低消費電力版の登場にも期待できるだろう。

 対してIntel製CPUは、OCもさることながら、とくに低電圧駆動での消費電力低下が目立つ結果となった。この結果を見ていると、Phenom IIを含めて、今後は低電圧駆動という行為自体が注目を集めそうな予感もする。いずれにせよ、OCなどでも、2009年のミドルレンジCPUはおもしろいものとなりそうだ。
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