その他の特集(2011年) | |||
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どのクアッドコアで組む? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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CPUの選択肢が広がり、性能重視からコスト重視まで、幅広いマシン構成が考えられるようになったクアッドコア自作。ここではライター陣に実際に構成を考えてみていただいた。それぞれの構成でAMDとIntel両環境の違いについても確認してみよう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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PC製作・TEXT 鈴木雅暢 最近、ちょこちょこと安SSDを買っては換装して遊んでいたが、某旧式ノートPCで原因不明のトラブルで初の挫折。根性が足りない!? |
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私の考えるスタンダードマシンの条件は、日常的な用途でストレスなく使えること、アップグレードの余地を残すこと、割高なパーツを使用しないことの3点。作成時点で特別な用途が決まっていないなら、そのときの旬のお買い得パーツで構成しつつ、後にも柔軟なパワーアップの余地を残すフットワークを大事にしたい。 ということで、今回は旬の人気パーツであるPhenom II X4 940 Black Editionを軸に、大容量メモリとSSDを組み合わせたマシンを考えてみた。Phenom II X4は45nmプロセスで消費電力も下がったとはいえ、クアッドコアだけにマザーボードは電源まわりのしっかりしたものが欲しい。ここではDrMOSを採用したMSIのDKA790GX Platinumを選んでいる。加えてオーバークロックも楽しめるようにCPUクーラーも強化。ThermaltakeのV1 AXを選ぶこととした。グラフィックス機能はAMD 790GXの内蔵GPUでも個人的には十分であるが、より汎用性を高めるためにコストパフォーマンスの高いRadeon HD 4670ビデオカードを搭載しておいた。 ストレージには安価なMLC SSDと容量単価で1TBに追い付いてきた1.5TBの大容量HDDの組み合わせを採用した。SSDにはOSと利用頻度の高いアプリケーションのみを入れ、データはHDDにと使い分ける。安いMLC SSDはランダム書き込みが集中すると俗に「プチフリ」と呼ばれるレスポンス悪化が起こるために一部ではとても嫌われているが、SSDへの書き込みが集中しないようWindows Vistaの設定をカスタマイズすることでほぼ回避可能だ。具体的な設定としては、 ・RamPhantom3などでOS管理外領域のメモリをすべて使ってRAMディスクを作成する(バックアップはしない) ・ページファイルを「なし」 ・自動デフラグを「しない」 ・システム/ユーザーのテンポラリ領域をRAMディスクに移動 ・WebブラウザのキャッシュをRAMディスクに移動 ・スーパーフェッチをOFF ・ReadyBoostをOFF ・Windows Search(インデックス作成)をOFF ・システムの復元をOFF ・SSDは常に全容量の5割以上を空き領域にして使う(なるべく大容量を使う) これだけやれば、まず大丈夫だろう。アイドル時にもバックグラウンドでの妙な書き込みは一切なくなるはずである。なお、このカスタマイズが細かなトラブルのもとになる可能性もなくはないので、自己責任でお願いしたい。 ここまで安SSDにこだわるのは、SSDがまだまだ過渡期のパーツと考えているからだ。不確定要因が多いし、進化のスピードもあまりに速い。予算があり余っているのなら別だが、大金を出してまで購入するのはリスクが大きい。まだしばらくは安SSDを飼い慣らして遊ぶほうがおもしろいと思うがどうだろうか。逆に言えば、スタンダードPCとしても、それだけSSDの性能は魅力的ということだ。 |
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シルバーを基調にしたスッキリとしたビジュアルに仕上がった。エアフローも十分。サイズのSCY-598Meshは、1万円とは思えないデキで、Phenom II環境ももちろんOK | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パーツリスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ココがポイント!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Black Editionで遊ぶ おおげさにはしたくないが、倍率フリーのPhenom II X4 940 BEで遊ぶためにはCPUクーラーも強力なものが欲しい。V1 AXは静音性とのバランスもよいのでオススメだ |
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涼しげなブルーのアクセント ビデオカードはコストパフォーマンスを最優先としたが、静音性やビジュアルのイメージも考えてHISのRadeon HD 4670搭載カードをチョイス。電源も静音性に定評のある650Wタイプである |
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SSDとHDDによる旬のコラボ システム起動用にSSD、データ保存用には1.5TB HDDと使い分けることで、SSDならではの快適なレスポンスと、大容量ストレージを両立させている |
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【比較用Core 2 Duo E8400マシンスペック】 CPU:Intel Core 2 Duo E8400(3GHz) マザーボード:ASUSTeK P5Q(Intel P45+ICH10R) メモリ:UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2) ビデオカード:HIS H467QS512P(Radeon HD 4670) システムHDD:Western Digital WD Caviar Green WD10EADS(Serial ATA 2.5、5,400rpm、1TB) 【共通項目】 OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
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