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対決 PhenomII vs. Core 2 Quad
旧世代マシンにおけるPhenom IIアップグレード指南
TEXT:宮崎真一
アプローチ(2)
CPU+マザーボードを交換する
マザーをAMD 690Gから790GXにCPUもPhenom IIに交換
マザーボードの交換とともにOSのクリーンインストールも行なう必要アリ
 さて、AMD 690G搭載マザーでもPhenom IIは動作したが、CPUを正常に認識できないほか、HyperTransportバスが遅くなってしまうなどの制限があった。そういった問題を解消するためには、対応マザーボードを使うしかない。

 そこで、AMD 790GX搭載マザーボードを用意し、M2A-VM HDMIから換装してみた。今回はマザーボードにJetwayの「HA07-Ultra」を使用。CPUとマザーボード以外のパーツは、メモリを含めすべて流用できる。

 まず、ものは試しでマザー交換後にOSを再インストールせず、そのまま使ってみた。起動後にチップセット用ドライバの入れ直しなどが必要になったものの、表面的な問題は見えずにOSを使用できた。ただし、今回がうまくいっただけで、筆者の経験ではブルースクリーンとなり、OSが起動しないことも多々あった。また、このときのPCMark Vantage Build 100の総合スコアは4,457。この後、OSを再インストールして再計測した値が4,818。やはり、マザーボードを交換するのであれば、OSを再インストールしたほうが不安要素がなく、パフォーマンス面でも有利のようだ。

 Phenom II(AM2+)対応マザーボードに交換することで、Phenom IIのポテンシャルを最大限発揮することができ、さらにチップセットのAMD 790GXの描画性能の高さも相まって、PCMark Vantageと3DMark06(Build 110)ともにスコアが大きく上昇した。とくに、こちらのCPUだけを載せ換えた場合に比べて、PCMark Vantageのスコアが伸びている点が注目に値する結果と言える。
image大変だけどマザーを入れ換える
マザーボードの交換は、各種ケーブルなどをすべて取り外して付け直す必要があるのでかなり手間。とはいえ、今回のような旧環境からのアップグレードなら、こうするのが一番賢明と言える
imagePhenom IIが正しく認識されない場合は
HA07-UltraのBIOSを最新にしなければPhenom II 940 BEを認識できなかった。Jetwayのマザーは更新ツールがなく、DOSの起動ディスクを用意して更新する必要があるので難易度は高い
ここに注意
電源出力は足りてる?
CPUをPhenom IIにアップグレードする際には電源ユニットの出力にも気を配りたい。とくに、Athlon X2 BE-2350などの低電圧CPUはTDP 45Wと消費電力の低さが特徴で、出力の小さい電源ユニットを選んでいる場合も多いだろう。Phenom II X4 940 BEのTDPは125Wとその差は大きく、場合によっては電源ユニットの交換が必要になることもある。ビデオカード非使用でも、400Wクラスの電源を使いたいところだ。
image
結 論 換装の手間はかかるもののパフォーマンス面に関しては
申し分のない性能をゲット
Phenom IIの性能を遺憾なく発揮するためには、やはりAM2+に対応したマザーボードが必須だ。手間とコストはかかってしまうが、得られるメリットは大きい。また、AMD 790GXの描画性能の高さも非常に魅力的だ
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