その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:宮崎真一 | ||||||||||||||||||||
動かない! 認識しない!を克服 | ||||||||||||||||||||
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現在利用しているマシンにPhenom IIを導入する上で忘れてはならないのがBIOSアップデート。各メーカーともに対応BIOSを用意し、Phenom IIを使用可能にしている。ここでは、そのBIOSアップデート方法について解説しよう。 | ||||||||||||||||||||
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そもそも対応BIOSを使わなかった場合に、どのような不都合が起きるのだろうか? 可能性として、まったく起動しないばかりか、最悪の場合、CPU電圧などのBIOS設定がPhenom IIに適したものにならず、CPUを破損させてしまうこともあり得る。とまぁこれは極端な例だが、多くの場合、CPUを正常に認識できず、動作が不安定になったり、性能が出なかったりする。そのため、やはり新CPUを使うならBIOSアップデートは欠かせないものだ。 アップデートのときに困るのが、新CPUを使った結果、まったくマシンが起動せず、BIOS設定画面にすら入れない場合だ。そのままBIOS設定に入ることができれば、アップデートを継続できるが、それがムリなときは動作するCPUを別途用意しなければならない。 対応BIOSについては、すでに各社がWebサイトで公開しており、入手すること自体は難しくないはずだ。 |
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各社のPhenom II対応マザーボードリスト | ||||||||||||||||||||
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ここではASUSTeKのAMD 790FXマザー「M4A79 Deluxe」を例に話を進める。ASUSTeKは、Windows上からBIOSアップデートが行なえる独自ユーティリティ、ASUS Updateを用意しているのでこれを使う。まず、同社のWebサイトから最新バージョンのBIOSファイルをダウンロードしておく(自動ダウンロードだとつながらないことも多いため)。ASUS Updateでは、ウィザードに従って作業を進めていくだけでBIOSアップデートが完了する。しかし、アップデート中にPCがフリーズするとBIOSが損傷し、起動できなくなってしまう場合もあるので、オーバークロックなどを行なっているのであれば、設定を規定値に戻しておくほうがよいだろう。 | ||||||||||||||||||||
1 ASUS Updateからメニューを選択 今回は、あらかじめBIOSファイルを同社のWebサイトからダウンロードしておき、プルダウンメニューで「ファイルからBIOSをアップデート」を選択する |
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2 BIOSファイルを選択する 「進む」をクリックし、用意しておいたBIOSファイルを指定する。今回はM4A79-Deluxe-0801.ROMが新しいバージョンのBIOSファイルだ |
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3 実行前にBIOSのバージョンを確認 BIOSファイルを読み込んだ後、「BIOS ROM情報」で現在のBIOSのバージョンを確認でき、「BIOSイメージ情報」でアップデート後のバージョンを確認できる |
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4 更新が完了したら再起動する 「更新」をクリックするとBIOSアップデートが始まり、終了後再起動を促される。再起動後は安全のためBIOS設定で「Load Setup Defaults」を行なって初期化しておくこと。各項目も再設定しよう |
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ASUSTeK製マザーには、BIOS設定画面からBIOSを更新できるASUS EZ Flash 2が用意されたモデルが多い。M4A79 Deluxeの場合、Toolsのサブメニューにその項目が用意されており、ここで「ASUS EZ Flash 2」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押せばユーティリティが起動する。あらかじめBIOSファイルを用意しておく必要があるのだが、EZ Flash 2はUSBメモリも参照できるため、BIOSアップデートを行ないやすい。USBメモリを使う場合はPC起動前に挿しておこう。また、EZ Flash 2は、ASUS Updateに比べてWindowsを起動する手間が省ける上、Windowsのインストール前にBIOSアップデートできるというメリットがある。 | ||||||||||||||||||||
1 まずはASUS EZ Flash 2を起動する EZ Flash 2はBIOS設定画面のToolsのサブメニューに用意されている。「ASUS EZ Flash 2」にカーソルを合わせて[Enter]キーを押せば起動できる |
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2 BIOS更新ファイルを表示させる 今回の環境では、USBメモリはDドライブとして認識されている。[Tab]キーを押し、Dドライブにカーソルを移すと、BIOSファイルが表示される |
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3 ファイルを選択し更新を実行 BIOSファイルを選択し、[Enter]キーを押すと、BIOSアップデートを行なうかどうかを問われる。「Yes」を選択すればアップデートが始まる |
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4 更新後は再起動して初期化を 画面下部でBIOSアップデートの進捗が確認できる。再起動を促すダイアログが表示されればアップデートは完了だ。再起動後は「Load Setup Defaults」を忘れずに |
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