特集
ついに登場したPhenom II CPUの勢力図はどうなる?
Phenom IIのアーキテクチャはこう変わった
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BIOSアップデートでPhenom IIに対応させる
BIOS設定でPhenom IIのポテンシャルを引き出す
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対決 PhenomII vs. Core 2 Quad
TEXT:宮崎真一
動かない! 認識しない!を克服
BIOSアップデートでPhenom IIに対応させる
image現在利用しているマシンにPhenom IIを導入する上で忘れてはならないのがBIOSアップデート。各メーカーともに対応BIOSを用意し、Phenom IIを使用可能にしている。ここでは、そのBIOSアップデート方法について解説しよう。
BIOSバージョンによっては動作しないことも
 そもそも対応BIOSを使わなかった場合に、どのような不都合が起きるのだろうか? 可能性として、まったく起動しないばかりか、最悪の場合、CPU電圧などのBIOS設定がPhenom IIに適したものにならず、CPUを破損させてしまうこともあり得る。とまぁこれは極端な例だが、多くの場合、CPUを正常に認識できず、動作が不安定になったり、性能が出なかったりする。そのため、やはり新CPUを使うならBIOSアップデートは欠かせないものだ。

 アップデートのときに困るのが、新CPUを使った結果、まったくマシンが起動せず、BIOS設定画面にすら入れない場合だ。そのままBIOS設定に入ることができれば、アップデートを継続できるが、それがムリなときは動作するCPUを別途用意しなければならない。

 対応BIOSについては、すでに各社がWebサイトで公開しており、入手すること自体は難しくないはずだ。
imageWebページにてPhenom II対応BIOSを入手
Phenom IIがリリースされ、多くのマザーメーカーのWebサイトには、対応BIOSの特設ページが設置されている
各社のPhenom II対応マザーボードリスト
ASUSTeK http://event.asus.com/mb/AM3_CPU_Support/
同社R.O.G.シリーズでnForce 780a SLIを搭載した「Crosshair II Formula」など、代表的な製品は対応済み。
BIOSTAR http://www.biostar.com.tw/app/en-us/
event/IntelAMDAM2/AMDAM3.html
こちらに掲載しているTA790GX XEがリストアップされている。新発売の製品でも更新は必要なようだ。
ECS http://www.ecs.com.tw/extra/2008/AM3/index.html
好評を博したBlack SeriesのGeForce 8200搭載低価格ATXマザー「GF8200A(V1.0)」などが対応。
GIGABYTE http://www.gigabyte.com.tw/FileList/WebPage/
mb_081225_am3/tech_081225_am3bios.htm
GA-MA790FX-DQ6(rev. 1.0)といった第1世代Phenom登場時にリリースされた製品も多数対応。
Jetway http://www.jetway.com.tw/jw/Support_AM3.asp
驚くべきことにNVIDIA NF6100-430といったかなり古めのチップセットを搭載した製品も対応。
MSI http://www.msi-computer.co.jp/support/Phenom II/index.html
DKA790GX(790GX)やK9A2 Platinum(790FX)など、対応製品の数は非常に多い。
image image
PCがまったく起動しない!
AM2+プラットフォームに対応していないマザーボードでは、Phenom IIを装着してもまったくPCが起動しない場合もあり得る
電源は入るけどCPU名がオカシイ
Phenom IIに対応していないBIOSでは、PCが起動してもCPUを正常に認識できず、「unknown」などと表示されることになる
image image
image
Phenom IIより古いCPUを使う
Phenom IIで動作しなかった場合、BIOSアップデートを行なうために、問題なく動作するAthlon X2などのCPUを別途用意する必要がある
image
最新BIOSに更新する
image下に掲載しているように、対応BIOSへのアップデートが成功すれば、しっかりとCPU名が表示される。これで動作不良などの不安要素に悩まずにすむ
Windows上からBIOSアップデート ASUSTeK M4A79 Deluxeの場合
ASUS UpdateでラクにBIOSアップデート
 ここではASUSTeKのAMD 790FXマザー「M4A79 Deluxe」を例に話を進める。ASUSTeKは、Windows上からBIOSアップデートが行なえる独自ユーティリティ、ASUS Updateを用意しているのでこれを使う。まず、同社のWebサイトから最新バージョンのBIOSファイルをダウンロードしておく(自動ダウンロードだとつながらないことも多いため)。ASUS Updateでは、ウィザードに従って作業を進めていくだけでBIOSアップデートが完了する。しかし、アップデート中にPCがフリーズするとBIOSが損傷し、起動できなくなってしまう場合もあるので、オーバークロックなどを行なっているのであれば、設定を規定値に戻しておくほうがよいだろう。
image1 ASUS Updateからメニューを選択
今回は、あらかじめBIOSファイルを同社のWebサイトからダウンロードしておき、プルダウンメニューで「ファイルからBIOSをアップデート」を選択する
image2 BIOSファイルを選択する
「進む」をクリックし、用意しておいたBIOSファイルを指定する。今回はM4A79-Deluxe-0801.ROMが新しいバージョンのBIOSファイルだ
image3 実行前にBIOSのバージョンを確認
BIOSファイルを読み込んだ後、「BIOS ROM情報」で現在のBIOSのバージョンを確認でき、「BIOSイメージ情報」でアップデート後のバージョンを確認できる
image4 更新が完了したら再起動する
「更新」をクリックするとBIOSアップデートが始まり、終了後再起動を促される。再起動後は安全のためBIOS設定で「Load Setup Defaults」を行なって初期化しておくこと。各項目も再設定しよう
BIOS上からBIOSアップデート ASUSTeK M4A79 Deluxeの場合
ASUS EZ Flash 2はUSBメモリも使える
 ASUSTeK製マザーには、BIOS設定画面からBIOSを更新できるASUS EZ Flash 2が用意されたモデルが多い。M4A79 Deluxeの場合、Toolsのサブメニューにその項目が用意されており、ここで「ASUS EZ Flash 2」にカーソルを合わせ、[Enter]キーを押せばユーティリティが起動する。あらかじめBIOSファイルを用意しておく必要があるのだが、EZ Flash 2はUSBメモリも参照できるため、BIOSアップデートを行ないやすい。USBメモリを使う場合はPC起動前に挿しておこう。また、EZ Flash 2は、ASUS Updateに比べてWindowsを起動する手間が省ける上、Windowsのインストール前にBIOSアップデートできるというメリットがある。
image1 まずはASUS EZ Flash 2を起動する
EZ Flash 2はBIOS設定画面のToolsのサブメニューに用意されている。「ASUS EZ Flash 2」にカーソルを合わせて[Enter]キーを押せば起動できる
image2 BIOS更新ファイルを表示させる
今回の環境では、USBメモリはDドライブとして認識されている。[Tab]キーを押し、Dドライブにカーソルを移すと、BIOSファイルが表示される
image3 ファイルを選択し更新を実行
BIOSファイルを選択し、[Enter]キーを押すと、BIOSアップデートを行なうかどうかを問われる。「Yes」を選択すればアップデートが始まる
image4 更新後は再起動して初期化を
画面下部でBIOSアップデートの進捗が確認できる。再起動を促すダイアログが表示されればアップデートは完了だ。再起動後は「Load Setup Defaults」を忘れずに
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