その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:編集部 | ||||||||||||||
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Athlon 64はゲームユーザーに人気が高いCPUだ。これはCPU自体の性能もさることながら、事実上の標準チップセットとなっているNVIDA nForce4シリーズ、とくにnForce4 SLIの魅力によるところが大きい。ビデオカードを2枚同時に使用し、画面描画を分担させることで、3D描画のパフォーマンスを高めるのがNVIDIA SLIだが、このSLIを利用できるのはNVIDIA製のチップセットに限られていた(現在ではULi製チップセットでも可能だが、ULiはNVIDIAが買収済み)。このため、ハイエンドゲーマーであればnForce4 SLI、Athlon 64を選択するのが自然な流れだった。その後、Intel CPU向けのnForce4も登場したため、SLIはAMDプラットフォームだけのものではなくなったが、主流の座は変わらない。 一方のATIも同様のマルチGPU技術、CrossFireで後を追う。ATIは自社製チップセットにこだわらず、Intel製チップセットにもCrossFireを対応させたため、対応マザーボードは幅広い。このため現在では、高級マザーボードでPCI Express x16スロットが2本搭載された製品が増えており、そうした製品では大抵SLIかCrossFireのどちらかを利用できるようになっている。PCI Express x16 2本の帯域をフルに利用できるnForce4 SLI X16など、先行するのはNVIDIAであることが多いが、ATIもすぐに追い付き、チップセットだけでマルチGPU技術の優劣を付けるのは難しい。SLIであればNVIDIAのGPU、CrossFireであればATIのGPUと、利用可能なGPUの種類が制限されるため、ビデオカードの性能でチップセットを選べばよいだろう。 |
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nForce4 SLIチップセット。デュアルGPU技術のインパクトは大きく、実際にSLI構成を組まなくてもSLIが“可能”という安心感も人気の秘密か | ||||||||||||||
SLIを利用するには、nForce4 SLIシリーズを搭載したマザーボードに加えて、GeForce 6600以降を搭載したビデオカード2枚が必要だ | ||||||||||||||
NVIDIA SLI | ||||||||||||||
PCI Express x16スロット2本にビデオカードを接続し、それぞれのGPUに描画処理を分担させるマルチGPU技術。 GeForce 6シリーズとともに発表されたNVIDIA SLIだが、現在ではGeForce 6/7シリーズ(GeForce 6200と6500は除く)のGPUを搭載したビデオカードでサポートされる。当初は同一チップ、同一メーカーのビデオカードに限られ、SLIアダプタで2枚のカードを接続する必要があったが、これも現在では同一チップであればメーカーやクロックは問わず、SLIアダプタなしでもSLIを構成可能だ。 対応するチップセットは、NVIDIAのnForce4 SLI/nForce4 SLI X16のAMD/Intel版に、先頃ULi M1695/M1697が加わった。 |
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:30,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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SLIでのグラフィックス性能をさらに高めるため、16レーン×2のPCI Express接続をサポート。Socket939に対応し、独自の冷却機構も搭載 | ||||||||||||||
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:76,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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GeForce 7900 GTXを搭載したPCI Express x16対応ビデオカード。ビデオメモリは512MB | ||||||||||||||
SLIアダプタでビデオカードを接続するのは必須ではなくなったが、性能は大幅に落ちる | ||||||||||||||
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“デュアルビデオカード”がゲームに効くのは分かりやすいが、ではデュアルコアCPUはどうなのか? 結論から言えば、効果はあるが、その上昇幅は“デュアルビデオカード”には遠くおよばない。と言うのも、現在のゲームソフトはマルチスレッドに対応したものがほとんどなく、デュアルコアCPUのメリットが活かせないのだ。そのため、CPUの実クロックが高いほうが良好なパフォーマンスが得られやすく、現在のところ実クロックがシングルコアCPUより抑えられているデュアルコアCPUは、ゲームにおいてはメリットが少ない。ただ、これは現時点での話。CPUメーカーはマルチスレッド対応ゲームの開発を支援しており、その成果が姿を現わすのもそう遠いことではないだろう。物体の動きをリアルに再現する物理シミュレーションや、AIにも似たコンピュータの思考ルーチンなど、グラフィックス品質だけでなくゲーム性を向上させる方向でデュアルコアのパワーは活かされるのではないだろうか。 もう一つ注目したいのが、ビデオドライバのデュアルコアCPUへの対応だ。たとえばNVIDIAのビデオドライバ「ForceWare」では、Release 80以降、3DCGのポリゴンデータをGPUが直接処理できる小さな三角形に分割する処理をCPUが行なっていることに注目し、ドライバからその処理をCPUに命令する部分をマルチスレッド化することで、ゲームソフト側の対応を待たずデュアルコアCPUのメリットを受けられるようにした。実際には、ベンチマークスコアにして数%の向上にとどまるが、ドライバでCPUの処理がボトルネックになっている部分がすべてマルチスレッド化されれば、デュアルコアCPUが明確な優位性を発揮できるようになるだろう。 |
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PCゲームのグラフィックス表現は高まるばかり。デュアルコアCPUのパワーを活かしたゲームの登場が待ち遠しい | ||||||||||||||
ATI CrossFire | ||||||||||||||
NVIDIA SLIと同様、PCI Express x16スロット2本に接続したビデオカードにより、描画を分担するマルチGPU技術。同スペックのビデオカードを接続するSLIとは異なり、CrossFireではRADEON X1900とX1900 XTXなど、同一シリーズであれば組み合わせることができる。しかし、2枚のうち1枚は「CrossFire Edition」と呼ばれるマスターカードである必要があり、マスターカードにはビデオカード同士をケース外部で接続するためのインターフェースが用意されている。ただし、RADEON X1300では外部接続は不要で、PCI Express x16のみで接続される。対応チップセットはATI RADEON XPRESS 200 CrossFire Edition、CrossFire Xpress 3200。Intelの975Xでも多くの場合動作する。 | ||||||||||||||
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ASUSTeK | ||||||||||||||
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実売価格:26,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション) URL:http://www.asus.co.jp/ |
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16レーン×2のPCI Express接続に対応したSocket939マザーボード。CrossFire Xpress 3200を搭載し、もちろんCrossFireに対応する | ||||||||||||||
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ATI | ||||||||||||||
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実売価格:78,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@kohryu.com(興隆商事) URL:http://www.ati.com/jp/ |
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48個のピクセルシェーダーを備える革新的なGPU、RADEON X1900 XTXを搭載 | ||||||||||||||
マスターカードともう1枚は、専用ケーブルを用いてケース外部で接続される | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
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発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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