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その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
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Core Duoの全グレードが市場に出揃ったことで、現行のデュアルコアCPUすべてに対して一通りの性能比較ができる環境が整った。 ここでは各種の定番ベンチマークと動画エンコードテストを行ない、デュアルコアCPUの性能の違いを見てみたい。 |
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まず、今回使用したベンチマークの測定方法や、その測定意義を紹介したい。![]() 最初は、PCシステムの総合性能を測定するベンチマークとして、FutureMarkの「PCMark05 Professional」を使う。今回はCPUやMemory、HDD、Graphicsという項目も測定している。フリー版ではこうしたパーツレベルの性能が測定できない(総合スコアしか測定できない)ためPro版を使用した。比較的マルチスレッド性能が大きく影響するため、デュアルコアCPU環境には好適である。 ![]() 次に、2種のコーデックを用いたビデオエンコードテストだ。3分28秒のDVコーデックのAVIファイルから、8MbpsのMPEG2と1MbpsのWindows Media Video 9(WMV9)のファイル(音声なし)に変換している。ソフトウェアはTMPGEnc 3.0 XPressの試用版(Ver.3.3.8.117)を使っている。MPEG2エンコードは負荷が比較的軽いものの、マルチスレッド環境での性能向上率が高いのが特徴だ。WMV9は演算負荷が高く、2スレッドまでは効率的にCPUを使えるのが特徴だ。このため若干Pentium XEには不利であるとも言える。 ![]() 最後に、3Dグラフィックスの描画速度を測定するベンチマーク2種を使っている。FutureMarkの「3DMark 05」と、Maxonの「CineBench 2003」だ。両者は同じ3Dグラフィックスベンチマークと言っても、内容は大きく異なる。3DMark05がゲーム向けのDirectXを使った3Dグラフィックスの性能を測定するのに対し、CineBench 2003はレンダリングという非リアルタイムの3Dグラフィックスの生成速度を測定する。CineBench 2003は、マルチスレッドやマルチコア環境での性能向上が非常に顕著で、また3Dレンダリングという処理自体も“重い”という、マルチスレッド環境の必要性も高い環境となる。Intelが最近積極的にマルチコアCPUの性能デモ用として使っているため、ベンチマークとしては目新しくはないが、最近とみに知名度が向上しているベンチマークプログラムである。 |
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さて早速、PCMark05の結果から見ていこう。まずは総合スコア(一番左のグラフ)からだ。![]() 全体的な傾向としては、ベンチマークの評価基準の傾向もあってか、デュアルコアやマルチスレッド(ここではHyper-Threading)対応CPUが大きくスコアを伸ばしている。これはPentium M 760とAthlon 64 3800+の2製品と、ほかのCPUを比べてみると分かりやすい。 ![]() Athlon 64 FX-60がトップの座に就いているが次点となるAthlon 64 X2 4800+に対して、Core Duo T2600が肉薄するスコアを記録しており、優秀な結果を見せている。注目のPentium XE 965はPentium D 950とほぼ同じで、Athlon 64 X2 4200+を若干上回る。 ![]() また、Pentium XE/Dの“粘り”にも注目したい。全般的にはAthlon 64 X2/Core Duo有利という傾向には変わりないが、登場当初に見られた、比較的大きな性能差ではなくなっている。 ![]() いわゆるワットあたりの性能で劣る点は否めないものの、「コストパフォーマンスに優れたプラットフォーム」というキャラクターはまだまだ健在といったところだ。 ![]() CPUテストでは全体結果とは一転して、4スレッドに対応したPentium XEが性能を伸ばしている点が注目できる。全体的な傾向としてもPentium DがCore DuoやAthlon 64 X2を上回っているのが目立つ。Core Duoに関しては、全体結果と同じく、Athlon 64 X2と同様の傾向が見られる。 ![]() Memoryテストに関しても、CPUテストと似たグラフの傾向を描く点がおもしろい。やはりPentium XEが頭一つ抜ける展開となるが、Pentium 4 670が大きくスコアを伸ばしている点も特筆できる。このテストではCore DuoはAthlon 64 X2に比べて一段低い傾向となっている。Pentium M 760も含めて比較すると、このテストではPentium M系が比較的不得意な演算が含まれるようだ。 ![]() HDDは、これまでのテストに比べて比較的差が少なく、グラフ上でも全体的に山谷の少ない状態となっている。これまでのテスト結果から勘案すると、今回の測定環境ではマザーボード上のインターフェースの速度に大きな差がない、ということだろう。 ![]() 最後にGraphicsだが、これはCPUやMemoryとは逆に、Core DuoやAthlon 64 X2が大きくスコアを伸ばし、全体結果とかなり近い傾向のグラフとなっている。Core DuoやAthlon 64 X2が総合スコアで強いのは、ここでの強さが大きく影響していると考えてよいだろう。 ![]() また、これまで見られたシングルコアCPUでのスコアの落ち込みが見られないのもおもしろいところだ。とくにPentium 4は、Pentium Dに比べても大きく優位に立っているのが目を引く。やはり現状のDirectXでの3D系の演算はデュアルコアCPUよりもクロックの高さが優位に働くようである。 |
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【ベンチマーク環境】 [Core Duo環境] マザーボード:MSI 945GT Speedster Plus(i945GT) メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2 ![]() [Pentium XE/D/4環境] マザーボード:Intel D975XBX(i975X) メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2 ![]() [Pentium M環境] マザーボード:AOpen i915Ga-HFS(i915G) メモリ:PC2-4200 DDR2 SDRAM(CL=4)512MB×2 ![]() [Athlon 64環境] マザーボード:ASUSTeK A8N32-SLI Deluxe(NVIDIA nForce4 SLI X16) メモリ:PC3200 DDR SDRAM(CL=3)512MB×2 ![]() [共通環境] ビデオカード:NVIDIA リファレンスGeForce 7800 GTX(256MB、ForceWare 81.98) HDD:日立GST Deskstar T7K250(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c) Vsync:OFF |
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