特集
デュアルコアCPUとは 1/4
デュアルコアCPUとは 2/4
デュアルコアCPUとは 3/4
デュアルコアCPUとは 4/4
デュアルコアCPUの実力をチェック 1/2
デュアルコアCPUの実力をチェック 2/2
デュアルコア自作PCの消費電力を考える 1/3
デュアルコア自作PCの消費電力を考える 2/3
デュアルコア自作PCの消費電力を考える 3/3
デュアルコアCPU対応マザーボードカタログ 1/2
デュアルコアCPU対応マザーボードカタログ 2/2
デュアルコアCPUで自作しよう 1/2
デュアルコアCPUで自作しよう 2/2
アップグレードで作るPentium Dマシン
Athlon 64 X2で最強ゲームマシン!!
BIOSのアップデート
デュアルコアCPUの性能・機能を実感する 1/2
デュアルコアCPUの性能・機能を実感する 2/2
オーバークロック再入門 1/2
オーバークロック再入門 2/2
その他の特集(2011年)
激突!Bulldozer vs. Sandy Bridge
達人に学ぶPCパーツ使いこなし術
超本命パーツ35傑
独占!PCパーツなんでもランキング
PCパーツセレクション300
Sandy Bridge 自作超大全
PC自作スタートアップ講座2011
Sandy Bridge再始動
“後乗せサクサク”アップグレード術
震撼性能! Sandy Bridgeに死角なし!!
PCパーツ100選2011
マザーボード100選2011
過去のその他の特集(2010年)
過去のその他の特集(2009年)
過去のその他の特集(2008年)
過去のその他の特集(2007年)
過去のその他の特集(2006年)
読者プレゼント
プレゼント申し込みへ
ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。
CLUB IMPRESS会員登録
プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。
アンケートにお答え頂くにはCLUB IMPRESSへの登録が必要です
デュアルコアCPU 自作完全マニュアル
TEXT:鈴木雅暢
デュアルコア自作PCの消費電力を考える
仕様書のない自作PCだからこそトータルの消費電力を知る必要がある
パーツ選びに欠かせない要素 自分のPCに必要な電力を知る
 CPUやGPUの消費電力、発熱の増大は年々深刻さを増し、その排熱のための冷却システムによる騒音問題が表面化。静音パーツという新たな需要を生み出し、さらに低消費電力のニーズは、Pentium MやTurion 64、Core Duoといったモバイル向けのCPUもデスクトップPCの自作市場へと引きずり出した。今やPCパーツの消費電力は、ブームという一過性のものを通り越し、性能とともに、PCパーツの大きな要素として重要視されている。シングルコアCPUの2倍近いトランジスタを集積し、性能を高めたデュアルコアCPUではとくに気になるところだ。ここでは、デュアルコアシステムの消費電力にフォーカスを当てて考えてみよう。

 PC全体のリアルタイムの消費電力は、ワットチェッカーなどを使えば計測できる。特定のPCパーツの消費電力を計測するのは難しいが、ほかの条件を固定して、計測したいパーツだけを交換していけば、そのパーツの種類でどのくらいの差が付くのかが分かり、目安になる。ここでは、そのような方法で、CPUをはじめ、ビデオカード、HDD、電源ユニットなど、それぞれのパーツごとの消費電力を計測してみた。想定している構成でどのくらいの電源容量が必要なのかといった参考にもなるだろう。
imageリアルタイムで消費電力が簡単に計測できるワットチェッカー(サンワサプライ)。PCユーザなら持っていても損はないアイテムになりつつある
CPU編
シングルコアとの差は少ない Core Duoの優秀さが目立つ
 ここでは、CPUの消費電力にフォーカスしてみてみたい。まずは各プラットフォームの代表的なデュアルコアCPUを、動作クロックの同じシングルコアCPUとの比較を中心に行なっている。それぞれアイドル時とエンコード時の両方を、そして、EIST、Cool'n'Quietといった省電力機能をONにした場合とOFFにした場合、両方の消費電力を計測している。エンコーダはWindows Media Encoder 9を利用してCPUに負荷をかけている。

 まずはPentium Dから見てみよう。ここでは、830、930、そしてシングルコアとしてPentium 4 630を使っている。EIST OFFの場合、同じ90nmプロセスルールの630と830の違いはさほどでもなく、アイドル時で3W、エンコード時で15W。EISTをONにしても、エンコードはほぼフルパワーで動作するから差が付かないが、アイドル時は630で23W、830で12Wとアイドル時の効果は意外に大きい。クロックは200MHz下がるだけだが、電圧ダウンの効果が大きいのだろう。テストに利用した930はB1ステップのため、EISTはサポートしていないが、アイドル時143W、エンコード時197Wと、いずれもPentium 4 630のEIST ONの時以下だった。65nmプロセスルールの効果で、省電力化されているようで、EISTをサポートするC1リビジョンのCPUではもう少し省電力化が期待できそうだ。

 Athlon 64とAthlon 64 X2の比較では、アイドル時10W、エンコード時では17W、デュアルコアのAthlon 64 X2のほうが消費電力が高い結果となっているが、そのAthlon 64 X2のエンコード時でも138Wと、Pentium Dのアイドル時以下。デュアルコアというイメージのような大きな発熱ではなく、Athlon 64 X2のバランスのよさが実証されている。Cool'n'Quiet有効時は、Athlon 64で6W、Athlon 64 X2で8W、アイドル時の電力が下がったが、Cool'n'Quietに頼らなくても十分に実用的と言える。

 また、デュアルコアのCore DuoとシングルコアのCore Soloの比較もまたおもしろい。今回は同じ1.66GHz動作のCore Duo T2300とCore Solo T1300を比較したが、両者ではほとんど消費電力に差がなく、エンコード時でわずかに2WほどCore Soloのほうが低いという程度にとどまった。それだけCore Duoの電力管理が優れているということだろうか。ただ、今回はマザーボードにi975Xa-YDGを利用しているが、製品化前の動作サンプルでのテストなので、正式版では少し変わってくる可能性は残されている。

 デュアルコアCPUをプラットフォーム単位で比較すると、Pentium Dがダントツで消費電力が高く、Pentium Dの中ではもっとも低い930でも、エンコード時の電力がAthlon 64 X2 3800+の1.4倍、Core Duo T2300の2.1倍となっている。
imagePentium Mの流れをくむCore Duoはモバイル用途をターゲットとしているため、消費電力が小さい上、パフォーマンス抜群だ
imagePentium Dはクロックを上げることで高速化を図ったPentium 4系のデュアルコアCPU。そのクロックの高さゆえに消費電力も大きい
imageAthlon 64 X2は、パフォーマンスと消費電力はともに増大するものではないことをいち早くユーザーに教えてくれたAthlon 64のデュアルコア版
image
【ベンチマーク環境】
[Core Duo環境]
マザーボード:AOpen i975Xa-YDG(i975X)
メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2

[Pentium XE/D/4環境]
マザーボード:ASUSTeK P5N32-SLI Deluxe(nForce4 SLI X16 Intel Edition)
メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM(CL=5)512MB×2

[Athlon 64環境]
マザーボード:ASUSTeK A8N-SLI Premium(NVIDIA nForce4 SLI)
メモリ:PC3200 DDR SDRAM(CL=3)512MB×2

[共通環境]
ビデオカード:GIGABYTE GV-NX73G128D( NVIDIA GeForce 7300 GS、256MB、ForceWare 84.21)
HDD:Maxtor Diamond Max10(Serial ATA 2.5、7,200rpm、300GB)
OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c)
Vsync:OFF
Back
Page Top
Next

サイト内検索

DOS/V POWER REPORT 最新号

DOS/V POWER REPORT 最新号表紙

DOS/V POWER REPORT
2020年夏号

発売日:6月30日
定価:1,800円+税

書籍(ムック)

PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇二〇【DOS/V POWER REPORT 特別編集】

発売日:2019/11/29
販売価格:1,680円+税


このレトロゲームを遊べ!

発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税


特濃!あなたの知らない秋葉原オタクスポットガイド

発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税


わがままDIY 3

発売日:2018/2/28
販売価格:980円+税


忍者増田のレトロゲーム忍法帖

発売日:2017/3/17
販売価格:1,680円+税


楽しいガジェットを作る いちばんかんたんなラズベリーパイの本

発売日:2016/9/23
販売価格:2,400円+税


DVDで分かる! 初めてのパソコン自作

発売日:2016/3/29
販売価格:1,480円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』2

発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 風雲編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


髙橋敏也の改造バカ一台&動く改造バカ超大全 怒濤編

発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税


わがままDIY 2

発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税


ちょび&姉ちゃんの『アキバでごはん食べたいな。』

発売日:2014/12/5
販売価格:1,280円+税


わがままDIY 1

わがままDIY 1

発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税

読者プレゼント

アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。

本誌最新号・プレゼント申し込み

*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。

ユーザー登録から アンケートページへ進んでください

インプレスの本、雑誌と関連Webサービス