X58ながらコストパフォーマンス抜群
- LGA1366
- Intel X58+ICH10R
- ATX
- USB 3.0
- SATA 3.0
- GIGABYTE
- GA-X58A-UD3R(rev. 2.0)
- 実売価格:20,000円前後
得票数:2
GIGABYTE製品では定番の「UD3R」なX58マザーボード。もちろんUSB 3.0&Serial ATA 3.0対応モデルだ。マルチGPUのサポートは3-wayまでだが、2スロットサイズのビデオカードによる3-wayでは、最下段のスロットの下にもう1段スペースが必要。省電力機能のDES2、便利ツールをまとめたSmart 6など盛りだくさんだが、X58マザーの最廉価クラスでコストパフォーマンスは良好だ。
USB端子は通常よりも多くの電流を供給可能な3倍バスパワー給電に対応。eSATAポートはUSB兼用でPower eSATAとしても使える
PC電源OFF時もUSB充電を利用可能
USB 2.0なら1,500mA、USB 3.0なら2,700mAという、USB規格の3倍のバスパワーを供給。通常よりも短時間で充電できる。さらにOn/OffCharge機能のドライバを導入すれば、PCの電源OFF時にデバイスを接続しても給電される
電圧設定の危険度をLEDで表示
オーバークロック時には電圧を規定値以上に設定し調整を行なうこともあるが、上げ過ぎはハードウェアにダメージを与える危険をはらむ。Overvoltage ReminderはLEDの色によって電圧設定の危険度を警告してくれる
Specification
対応CPU:Core i7
メモリスロット:PC3-17600 DDR3 SDRAM×6(最大24GB)
グラフィックス機能:-
ディスプレイ:-
拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×4(x16/- /x16/ -またはx8/x8/x8/x8で動作)、PCI Express x1×2、PCI×1
インターフェース:Serial ATA 3.0×2、Serial ATA 2.5×8、eSATA(Serial ATA 2.5)/USB 2.0 コンボ×2、Ultra ATA/133×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、IEEE1394×2
LAN:1000BASE-T×1
問い合わせ先:
GIGABYTE:052-619-1560(CFD販売)/ http://club.gigabyte.co.jp/
ライター 石川ひさよし
こちらも外部からのOC制御に対応
ASUSTeK R.O.G.シリーズのROG Connectに対抗するCloud OC機能をサポート。Webブラウザ搭載デバイスなら利用でき、接続も有線/無線などさまざま。電源制御にも対応しており、使い勝手は良好だ。
ライター 鈴木雅暢
洗練されたX58スタンダード
基本設計がしっかりしている上、機能的にも洗練されており、LGA1366マシンを自作したいユーザーのニーズを的確に満たす。独自のUSB仕様も実用性が高く、他社製品に対するアドバンテージと言える。
ライター Ta 152H-1
素直な実装に好感が持てる
オーバークロックのマージンとなる強力なVRMのようなものはないが、それ以外の必要なものはすべて組み込まれたX58システムのエントリー製品。よけいな機能を付加せず、クセの少ない設計で万人向き。
言わばIntelのお墨付きマザーボード
- LGA1366
- Intel X58+ICH10R
- ATX
- Intel
- DX58SO
- 実売価格:23,000円前後
得票数:2
コーポレートカラーの青が鮮やかなIntel純正マザーボード。いわゆるリファレンスデザイン的な、相性問題の起こりにくいマザーとして期待できる。X58チップセットの性格どおり、ハイエンドユーザー向けの製品で、マルチGPU機能も発売当初こそCrossFireXのみのサポートだったが、現在ではSLIにも対応する。eSATA用のMarvellチップやOCツールなど、サードパーティに引けを取らない機能も魅力だ。
レガシーフリーの旗振り役であるIntel。マウス用などのPS/2端子がない。一方でeSATAやIEEE1394など、高速インターフェースを標準装備
信頼のIntel製LANチップを搭載
Intel純正マザーだけに搭載するLANチップもIntel製。安定性や信頼性で評価できるほか、Windowsをはじめ多くのOSが標準でサポートしており、インストール時の手間も軽減される
Intel謹製OCツールが付属
Intel Desktop Control Centerはシステムのモニタリング機能とともにOC機能も備える。他社製ツールと比べると設定項目は少ないものの、過去公式の場でもこのツールによるOCが披露されている
Specification
対応CPU:Core i7
メモリスロット:PC3-10600 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)
グラフィックス機能:-
ディスプレイ:-
拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2、PCI Express 2.0 x4×1、PCI Express x1×2、PCI×1
インターフェース:Serial ATA 2.5×6、eSATA(Serial ATA 2.5)×2、USB 2.0×8、IEEE1394×1
LAN:1000BASE-T×1
問い合わせ先:
Intel:0120-868686(インテル)/ http://www.intel.co.jp/
ライター 石川ひさよし
製品のクセも確実な動作のためと心得よ
メモリスロットが4本だが、確実な動作を考慮した結果。とはいえ本数が少ない点は事実で、大容量モジュールを搭載したい。また、めずらしいのが補助電源コネクタで、Serial ATA形状のものも用意されている。
ライター 鈴木雅暢
シンプル仕様ならではのメリット
LGA1366の登場初期に投入されたもので、USB 3.0もSATA 3.0もなく、メモリスロットも少ない。Intel純正であることにアドバンテージは感じないが、シンプルな仕様は安定性を追求する面ではメリット。
ライター Ta 152H-1
初心者から上級者まで満足できる1枚
X58発表当初から販売されているが最新の980Xにも対応する。過剰なオーバークロック対応はないが、X58が備えるPCI Expressの全レーンを拡張スロットとして実装。X58システム設計の基準となる製品。