その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
PCの頭脳にあたるCPU。その性能を比較したのが下のグラフだ。PCMark VantageはPC全体のシステム性能を、CINEBENCH R11.5は3DレンダリングをベースにCPU性能に特化したベンチマークだ。どちらのベンチマークでもトップスコアをマークするCore i7-980X Extreme Editionは、六つのCPUコアを内蔵した製品。圧倒的なパフォーマンスだが、6コアのパフォーマンスを引き出せるアプリケーションはまだ限られる。一般的な使い方であればデュアルコアで十分、クアッドコアならかなり余裕がある。PCMark Vantageで言えば8,500前後を超えればハイエンドマシン、ミドルレンジが7,000以上、ローエンドで6,000前後というのが一つの目安になる。
消費電力もチェックしておこう。高負荷時の消費電力は、AMD製CPUが高い傾向にある。一方、LGA1156のCore i7/i5、そしてPentium G6950のアイドル時の消費電力は断然低い。PCは常時フルパワーで動かすわけではないため、アイドル時の省エネ性は重要だ。
【検証環境】マザーボード:GIGABYTE GA-X58A-UD7(rev. 1.0)(Intel X58+ICH10R)、ASUSTeK SABERTOOTH 55(i Intel P55)、ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)、GIGABYTE GA-890GPA-UD3H(AMD 890GX+SB850)、メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM 2GB×4 ※2~3枚のみ使用)、UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)、ビデオカード:MSI R5770 Storm1G(ATI Radeon HD 5770)、HDD:Seagate Barracuda 7200.12 ST3500418AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、電源:Corsair Memory CMPSU-850HXJP(850W)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版
内蔵GPUは少ない投資額でディスプレイ出力機能を備えることが主眼。デスクトップの利用には十分だが、3DMarkのスコアから分かるとおり、3D性能はローエンドビデオカードにもおよばない
マザーボードを選ぶ時、価格や追加機能も重要だが、もう一つ考慮しておきたいのが拡張性だ。拡張カードもHDDもメモリも、すべてのパーツはマザーボード上のインターフェースを通じて接続される。最初に選ぶマザーボードの拡張性は、後々まで影響するのだ。
自作PCは、拡張スロットに拡張カードを挿すことでさまざまな機能が追加できる。一般的なところではテレビチューナーカードやサウンドカードにLANカード。今話題のUSB 3.0やSerial ATA 3.0も拡張カードという形で追加できる。組み立て当初は拡張カードスロットに余裕があるだろうが、将来の拡張を考慮し余裕を持っておきたい。なかでも注意したいのがビデオカードの厚みだ。大型クーラーを搭載したものは、直下のスロットをふさいでしまう。
ここでは、PCの主要なインターフェースとその用途を整理した。この中から自分のPCにとって必要なインターフェースとその数を把握しておこう。
主にビデオカードを追加するためのインターフェース。標準的なマザーボードでは1本、マルチGPUをサポートするものでは2本以上備えるが、製品によってはx16スロットであっても速度が遅いものもあるので要注意
拡張カードを追加するためのインターフェース。チップセットによってPCI Express1.1の場合と2.0の場合があり、1.1は双方向500MB/s、2.0では同1GB/sの転送速度を持つ。なお、x1対応カードはx4スロットなどにも装着できる
広く普及したインターフェース。転送速度は133MB/sであり、現在では低速と言わざるを得ないが、テレビチュー ナーカードなどを利用するには十分。対応製品が充実しているため、入手性がよいところもメリットだ
インターフェースも進化を続けている。最近もUSB 3.0とSerial ATA 3.0が登場し、徐々に対応製品が出揃いつつある。USB 3.0の転送速度は5Gbpsで、USB 2.0より10倍以上高速だ。Serial ATA 3.0は6GbpsでSerial ATA 2.5から2倍に引き上げられている。現在はAMD 890GXだけがSerial ATA 3.0をサポートしているが、専用チップを搭載することで対応するマザーボードが増えている。
USB 3.0の転送速度は、HDDの性能をフルに発揮させることができるほど速い。2.0との互換性も保たれている
3Gbpsでも十分速いため、まだ必須ではないが、SSDの利用を想定するなら備えておきたいインターフェースだ
アナログ接続に用いられるディスプレイインターフェース。ブラウン管ディスプレイ時代には主流を占めていた。現在は出力側のビデオカードでも、入力側の液晶ディスプレイでも、デジタル接続のインターフェースへの移行がかなり進行している
現在主流のディスプレイインターフェース。とくに出力側コネクタで一般的に用いられるDVI-Iは、アナログとデジタルの双方に対応しているのが特徴だ。WUXGA(1,920×1,200ドット)を超える高解像度デジタル出力をサポートするデュアルリンクDVIも存在する
液晶テレビやHDDレコーダなど主に家電で利用されるデジタルインターフェース。小さなコネクタながら映像とともに音声信号も伝達でき、シンプルな配線が可能となる。PCをテレビに接続して利用するというニーズの高まりから、ビデオカードに採用例が増えている
DVIの次を目指して策定されたデジタル接続のディスプレイインターフェース。HDMI同様にコネクタが小型であり、ノートPCなどでも採用が始まっている。マルチディスプレイへの対応、音声信号への対応、そしてノートPCにおける内部接続までもが想定された規格である
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください