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高級パーツ vs 低価格パーツ
マザーボード対決
TEXT:Ta 152H-1
image 高級パーツリスト(15,000円以上)
ABIT Fatal1ty AN8 SLI
ASUSTeK A8N-SLI Premium
ASUSTeK P5N32-SLI Deluxe
ASUSTeK P5WDG2-WS
GIGABYTE GA-G1975X
MSI 945P Platinum

低価格パーツリスト(15,000円未満)
ASUSTeK A8N5X
BIOSTAR TForce 6100-939
ECS RC410-M2
GIGABYTE GA-K8NF-9
MSI RX480M2-IL
高級マザーボードの傾向
image 高級なマザーボードでは高性能、多機能なパフォーマンスデスクトップPC向けチップセットを使う製品がほとんどだ。また電源回路(VRMなど)の設計を強化し、高価なパーツを使い高い信頼性を確保している。基板設計にも工夫を凝らし放熱性能を上げているものもある。

 チップセット以外のLSIが多く搭載されているのも特徴だ。South BridgeのI/O以外にIDEまたはSerial ATA RAIDコントローラを搭載し、IEEE1394やデュアルLANポートといった機能を搭載している製品が多い。サウンドは5.1~8チャンネル出力に加えてS/P DIFの入出力を持つものもある。拡張スロットも、SLIや複数のビデオカードの使用をサポートする製品が増えてきている。
低価格なマザーボードの傾向
image メインストリームデスクトップPC向けチップセットを使う。VRMの回路構成や使用パーツ、基板設計はコストダウンを重視したものだ。コンデンサやコネクタ類も比較的廉価なものを搭載している。たとえば、ヒートシンクなどの放熱用パーツも過剰に余裕のあるものは搭載しない。オンボードI/Oは主にチップセットがサポートするもので、追加のLSIなどが必要になるI/O機能はあまりサポートしない。チップセットがサポートする機能でも周辺回路でコストアップにつながる機能は実装しない場合も多い。
 マザーボードに搭載するI/O機能が少ない分、それをサポートするための付属品(ケーブルやブラケット、ドライバなど)といったものが少ないのも特徴だ。
ROUND
01 速度性能に差はあるのか?
 オーバークロックをしない場合、マザーボードの性能の大半は、チップセット選択とその設定で決まってくる。同じチップセットを採用していればFSBの動作周波数のわずかな差がCPU性能の差となり、メモリの帯域幅も同様にチップセットの設定が影響する。

 高機能チップセットは主にメモリ性能が向上する機構を用意することで、廉価なチップセットとの差別化を図っているが、マザーボードベンダーは各社独自の努力でメインストリーム向けの安価なチップセットでも上位チップに迫る性能を実現している。そのため、性能面だけを評価するなら高級マザーボードと廉価版マザーボードとの間に明確な差は生じない。むしろマザーボード個別のチューニングの差のほうが大きな影響を与えると言える。

 今回の検証でも、nForce4 SLI X16を搭載したA8N32-SLI Deluxeとその廉価版チップのnForce4-4Xを搭載したGA-K8NF-9でその差はなかった。
image
高い冷却性能を備えた フルスペックSLI対応マザー
ASUSTeK
A8N32-SLI Deluxe
実売価格:30,000円前後 高級
E-mail:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
image NVIDIA nForce4 SLI X16を使った高機能マザーボード。SLI以外の性能や拡張性はほかの高級マザーボードと大差ないが、凝ったヒートシンクなど、パーツは高価なものが使われている。
贅肉を落とし、必要な機能のみを搭載するマザーボード
GIGABYTE
GA-K8NF-9
実売価格:12,000円前後 低価格
TEL:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
image nForce4シリーズの中でも廉価版にあたるnForce4-4Xを用いたマザーボード。速度性能に関しては上位チップセットを使ったマザーボードと遜色ない。オンボードI/Oは最低限でシンプルな構成。
ROUND01 結論
速度で選ぶなら価格帯は関係ない!
高級マザーボードだからベンチマークテスト結果がよいわけではない。むしろ速度を意識するならば価格帯よりもどんなCPUやビデオカードが使えるのかを意識するべきだ
【ベンチマーク環境】
CPU:Athlon X2 3800+(2GHz)
メモリ:アイ・オー・データ機器 DR400-512MX2(PC3200 DDR SDRAM 512MB×2)
HDD:Seagate Barracuda 7200.7 ST3160827AS(Serial ATA、7,200rpm、160GB、8MB)
ビデオカード:ELSA GLADIAC 743 GT 128MB(GeForce 6600 GT)
OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c)、Vsync:OFF
ROUND
02 付属品の差
高級マザーボードと廉価版マザーボードの違いは、オンボードI/O機能と付属品に顕著に現われる。高級マザーボードは大きな箱のものが多いが、それは高級感を演出するためだけではなく、多くの付属品を収めるためでもある。

 市販されているマザーボードには付属品として、マニュアル、ケーブル、バックパネル、オンボードI/Oの外部接続用のブラケット、それにドライバやユーティリティを収録したメディア(大抵はCD-ROM)が含まれる。マザーボードによってデザインの変わるバックパネルなどは必須だが、別途調達可能なケーブル類も、市販品を購入すると思わぬコストがかかるので、必要とするものが付属品に含まれているに越したことはない。高級マザーボードは搭載しているI/O機能に対して過不足なく用意しているものが大半だが、廉価なマザーボードではPCの起動に必要な最低限のものしか用意されていないことが多い。Fatal1ty AN8 SLIのように、単品では販売されていないアクセサリが付属するものもある。
imageケーブル
IDE、FDD、それにSerial ATAのケーブルは大抵付属するが、コネクタの数だけ揃っていない製品もある
imageSLI用クーラー
ビデオカードを2枚使用時に空気が流れにくいところに風を送るもの。拡張時まで考えられた付属品の好例
imageオプションドライバ
基本的にCD-ROMに収納されるが、RAIDドライバのようにFDが必要なものは付属していると便利
image外部ベイアクセサリ
外部ベイ用アクセサリで内部のスイッチを外部から操作できるようにするなど、その製品特有のものも多い
拡張後のことまで考えられた、充実した付属品
ABIT
Fatal1ty AN8 SLI
実売価格:25,000円前後 高級
TEL:03-3980-6442(恵安)
URL:http://www.keian.co.jp/
image image
ゲームでのハードな使用でも安定した動作を実現するためのパーツが豊富に付属する。SLI使用時の追加クーラーなどがよい例だ。CMOSクリアボタンを5インチベイに引き出せるアクセサリがユニークで、マザーボードの持つ機能をケースを開けずに利用可能だ。
付属品は必要最低限に抑えた廉価モデル
ECS
RC410-M2
実売価格:10,000円前後 低価格
E-mail:ecsinfo@ecsjpn.co.jp(日本エリートグループ)
URL:http://www.ecsjpn.co.jp/
image image
付属品は必要最低限なもののみというシンプルな構成。標準的なPC(HDD、光学ドライブ各1台といった構成)ならばまったく問題はない。ビジネス用途などでは拡張する必要もあまりないため、安価にPCを組める。
ROUND02 結論
必要最低限のものは必ず付属している!
PCを動作させる上で最低限必要な小物類は付属しているため、付属品のために高価な製品を選ぶ必要はない。拡張する予定があるならば、多くのものが付属する製品を買ったほうがトータルでは割安になることもある。
 
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