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高級パーツ vs 低価格パーツ
PCケース対決
TEXT:保坂陽一
ROUND
03 静音性能
 ケースの役割として、ここ数年で一気に主役に躍り出たのが、静音性能と冷却性能だ。CPUはもちろん、ビデオカード、HDD、メモリなど、発熱の大きいPCパーツが増え、ケース全体でのエアフローを考慮する必要が出てきた。これが要因で、ついにはATXに代わるBTXフォームファクターの登場にもつながっている。単純に内部を冷却するだけならファンを増やせばよいわけだが、それだけ騒音も増大する。静音にしたければ、ケースを完全密閉してしまうのが理想的だが、ファンによる空冷を行なうには、どうしても給排気口が必要となる。この冷却と静音の両立が、各メーカーのケース設計の腕の見せどころと言えるだろう。

 もっとも手っ取り早い静音化としては、大型ケースファンを採用して、回転数を抑えた上で風量を確保する方法がある。最近では安価なケースにも、大型ファンを搭載する製品がめずらしくない。

 また、ATXマザーボードの上下を逆に取り付けることで、BTX並みに直線的なエアフローを実現したケースも見られる。こうした製品は高価なものに多いが、HDDなどの配置まで含むPCケース全体の冷却性能が考えられた製品も多いのが特徴だ。ファンレスを目指して水冷ユニットが付属したり、オプションで追加したりできる製品もある。アルミなどの熱伝導率の高い金属を採用したケースなら、それだけ静音化の際にも有利。こうした部分は、高価なケースの特権だ。
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アビーの「AS Enclosure M2」にはHDDを内蔵して静音化するHDDサイレンサーが一つ標準で付属する。騒音対策にはかなり有効だ 左と同じ「AS Enclosure M2」。このケースは、フロントファンからリアファンへCPUなどの熱が抜けるBTX風の構造となる
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オウルテック「OWL-612-SLT/WC」は、標準で水冷ユニットを搭載しためずらしい製品。外部タンクも不要なので、初心者でも導入しやすい 低価格ながら14cm角の大型ファンを搭載した製品も。ケースファンが付属しないものでも、取り付け部が確保されているかは確認したい
14cm角ファンと450W電源装備のミドルタワー
サイズ
iCute 0509ULA-450
実売価格:9,800円前後 低価格
E-mail:support@scythe.co.jp
URL:http://www.scythe.co.jp/
image フロントに14cm角、1,000rpmの大型ファンを標準装備するATXケース。サイドに12cm角ファンを2基まで、リアに8/9/12cm角ファンを1基増設できる。フロントパネルは開閉式でメンテナンスも容易。電源容量450Wの「SCY-450A-AD12」も内蔵。
山洋電気製水冷ユニットを搭載するミドルタワーケース
オウルテック
OWL-612-SLT/WC
実売価格:55,000円前後 高級
TEL:046-236-3522
URL:http://www.owltech.co.jp/
image ケース側面に9cm角ファンとラジエータを備えた完全密閉型のCPU用水冷クーラーが標準で付属するPCケース。水冷ユニットとしては導入が容易なのが特徴。5インチベイ×4、3.5インチベイ×2、シャドーベイ×5と、フロントに12cm角ファンを備える。
高い静音性能を誇るアルミケース
アビー
AS Enclosure M2
実売価格:38,000円前後 高級
TEL:03-5858-3936
URL:http://www.abee.co.jp/
image マザーボードを上下逆に取り付け、BTXタイプのエアフローを実現したアルミ製のATXケース。HDDサイレンサーも標準で付属する。5インチ/3.5インチを切り換えられるドライブベイ二つのほか、5インチベイ×4、シャドーベイ×6を備える。
ROUND03 結論
高価なケースは独自の冷却・静音設計がトレンド
低価格でも静音化の道はあるが、追加コストは必要
ROUND
04 拡張性・メンテナンス性
 最後に取り上げるのは、メンテナンス性と拡張性だ。ネジが不要で組み立てやすい、ドライブベイが×個あるので後々の増設でも安心だね、というのが、数年前までケース選びの最大のポイントとなっていた。しかし、これを現在の低価格ケースと高級ケースに当てはめてみると、少なくとも拡張性という点に関しては、あまり大きな差はなくなっていると言ってもよさそうだ。以前はミドルタワーでもシャドーベイが三つだけ、などという製品も多かったが、現在のケースは、安いものでもケースの下部までズラッとベイが並んでいるものが多い(ただし、そのベイがほかのパーツと干渉せず、本当にすべて使えるかは、実際に使ってみないと分からないところではあるが)。

 しかし、剛性のところでも述べたが、使いやすさとなると話は違う。精度の低いケースでは、妙にドライブが固定しにくかったり、逆に剛性が高いばかりに、固過ぎてドライブが入りにくいなどというものもある。この点に関しては、価格を問わず実物で確認するしかないが、ドライブベイが横を向いていてアクセスしやすかったり、マザーボードの取り外しが簡単で掃除がしやすかったり、といった構造上の利点は、やはりある程度高めのケースでなければ実現できない。また、低価格だからと言って、小さめのケースなどを選ぶと、マザーボードによっては取り付けが困難になることも多いため、注意が必要だ。とはいえ、拡張性さえ満足がいくならば、ことメンテナンス性においては、手間さえかければ低価格ケースでも別段困ることはないとも言える。
メンテナンスのしやすさは、ケースの構造が左右する
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シグマA・P・Oシステムの「CB009」は、両サイドを観音開きにすることが可能で、マザーボード上の配線が非常に行ないやすい。低価格だが、組みやすさは抜群だ 日常的なメンテナンスと言えば、何と言ってもホコリ取り。写真のようなフィルタ付きのケースを選べば、取り外して洗うことができて便利
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ドライブベイが側面を向いていると、組み立てのときはもとより、後でドライブを増設する際にもとても楽ちん。専用の固定パーツが付いているものもよいだろう 低価格なものはオーソドックスなネジ止めタイプが多いが、これはこれで間違いなくしっかり固定できるというメリットがある。手間を惜しまなければOKだ
両サイドがスクリューレスで開けるPCケース
シグマA・P・Oシステム
CB009
実売価格:10,800円前後 低価格
TEL:0120-917-498
URL:http://www.sigma-apo.co.jp/
image ケースの両サイドがドライバーレスで開閉できるATXケース。メンテナンス性の高さが特徴で、マザーボード交換は非常に容易だ。筐体はスチール製で、5インチベイ×4、3.5インチベイ×2、シャドーベイ×4とベイ構成は標準的。
ROUND04 結論
現在のケースなら、ドライブベイの数は低価格でもそれなり
高級ケースはメンテナンスがしやすく、後で楽ができる
まとめ
 いくつかのポイントを列挙してみたが、現在、実使用でもっとも重要な選択のポイントは、静音性ではないだろうか。冷却性能はもちろんだが、組み立て後に、「このマシンうるさいなぁ」などと不満が出ないようにするためにも、低価格、高級問わず、ファンの数や構造などを見て、購入前からある程度のイメージは持っておくべきである。そして価格も大きなポイントになる。低価格ケースでも電源さえしっかりしていれば、問題はまず起こらない。ケースにまでお金はかけられないという人がいるのは当然だが、ケースの性能に文句を言う前に、低価格ならそれなりの選択と努力はするべきだろう。それが自作の醍醐味だと筆者は思う。
 なお、静音性とコストを堅実に考えるなら、少ないファンの数で、しっかりとしたエアフローを確保できるBTX対応ケースを選ぶのも一つの手だ。

お勧めモデル
高級パーツ派には
アビー
AS Enclosure M2
4万円前後という価格で、電源も別売とかなり高価なケースだが、アルミのしっかりとした質感に、十分な拡張性、直線的なエアフロー、HDDサイレンサー付属と、スタンダードな外見ながらもよく考えられている。こんなケースなら長く使えること間違いなしだ。

低価格パーツ派には
サイズ
iCute 0509ULA-450
低価格ミドルタワーケースのオススメは、サイズのiCuteのようなケースだろう。1万円を切る価格で12cmファン搭載の静音450W電源が付属し、フロントには14cmファンも備える。シンプルなデザインながら、アイディアしだいで自分らしさを出すこともできるはず。初のPC自作にもピッタリである。
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