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高級パーツ vs 低価格パーツ
サウンドカード対決
TEXT:藤本 健
image 高級パーツリスト(9,000円以上)
エゴシステムズ AUDIOTRAK Prodigy 7.1XT
オンキヨー WAVIO SE-90PCI
クリエイティブメディア Sound Blaster X-Fi Elite Pro
クリエイティブメディア E-MU 0404
ローランド FA-66

低価格パーツリスト(6,000円以下)
クリエイティブメディア Sound Blaster Audigy2(バルク)
クリエイティブメディア Sound Blaster Live! 24-bit(バルク)
マザーボードにサウンド機能が標準で搭載されている昨今、それでも数千円から数万円まで幅広い製品が販売されているサウンドカード。
いったいそれらは何が違い、何を基準に選べばよいのだろうか?
高級サウンドカードを選ぶ理由
音にこだわるならやはりアナログ回路の設計にこだわったものが欲しい。また、サラウンド機能のことを考えると、入出力端子の種類や規格も非常に重要だ。音楽再生やDTMを中心に使うならば、対応サンプリングレートなどもチェックすべき項目だろう。
低価格サウンドカードを選ぶ理由
ちゃんと音が出さえすれば安いに越したことはない。ゲームなどで安定して利用でき、サラウンドが使えれば十分。さすがにマザーボードのオンボードサウンド機能だと動作が不安定だったり、サラウンドが上手く聞こえなかったりするので、最低限のものでよいから増設したい。
ROUND
01 音質はどれくらい違う?
 現在、サウンド機能を搭載しないPCはほぼ存在しない。サウンド機能を単純に音を出す機能ととらえれば、どんなPCでも音楽CDは再生できるし、MP3も鳴るし、ゲームにだって利用できる。しかし、それだけではもの足りない、というのがサウンドカード、オーディオインターフェースを購入する最大の理由だろう。

 実際、オンボードのサウンド機能で音楽CDを再生して聞いた音はどうだろうか? 普通のオーディオ機器と比較すると、誰でもオンボードサウンド機能のほうが音質的に劣ることを実感するはずだ。もっともPCの音とはこんなレベルであると最初からあきらめている人も多いようだが、実はサウンドカードを増設することで、驚くほど音質は向上する。そしてその音は、ミニコンポなどのAV機器を十分凌駕する音質にもなるのだ。

 試しに、オンボードのサウンド機能と、Sound Blaster X-Fi Elite Proの音質をグラフで比較してみたが、この違いは一目瞭然。ここまで極端には現われないものの、各サウンドカードによって音質は異なり、その傾向を聞き分けることができる。ただし、ある程度のレベルを超えると、そこからは感性の世界。確かに聞いたときの音は違うけれど、どちらの音がよいのかは人それぞれ。ここはまさにオーディオ機器選びと同様で、製品によってその音作りはいろいろと違ってくる。この部分に関しては製品の価格とは直接関係ないと言える。

 では、どうして音に違いが出てくるのだろうか? それは、それぞれのサウンドカードの回路の設計やそこに使われている部品に差があるからだ。たとえば、WAVIO SE-90PCIはカードを一目見れば、ほかとの違いがハッキリ分かる。大きなコンデンサが数多く配置され、ノイズを遮断するなどアナログ回路を重視しているのだ。しかも、LとRを対称的にさせることで、さらなる高音質化を図っており、オーディオ鑑賞用には最適だ。また、E-MU 0404はプロのレコーディング機材と同じD/Aコンバータ、A/Dコンバータを搭載するなどして、高性能化、高音質化を実現しており、再生用はもちろん、録音用デバイスとしてもよい。ちょっとおもしろい打ち出し方をしているのが、AUDIOTRAK Prodigy 7.1XT。これは、搭載されているオペアンプをユーザー自身が交換可能なようになっている。オペアンプ自体は高品質なものでも数百円から入手できるので、これを交換して、微妙な音質の違いを楽しむことができるようになっているのだ。

 ただし、気を付けなくてはならないのは、よいサウンドチップ、よいD/Aコンバータ、よいオペアンプ、そして多くのコンデンサを搭載させればよい音が出るとは限らないということ。設計や製造工程で差が出てくるのはもちろん、最終的なチューニングによっても違いは出てくるのでしっかりと確認したいところだ。
グラフの振れ幅が小さいほどノイズが少なく優秀
【測定環境】CPU:Pentium 4 3.2GHz、マザーボード:Intel 915GAVL(Intel 915G)、測定ソフト:ソニー Sound Forge 8.0
image image
Intel 915GAVLオンボードサウンド機能
192kHz/24bitの仕様を誇るIntel HD Audio対応製品だが、スペック上はともかく、実際の出力ではノイズ対策が不十分で、アナログ回路もチープなため、かなり乱れた波形になる
クリエイティブメディア Sound Blaster X-Fi Elite Pro
DACを外付けで装備するSound Blaster X-Fi Elite Proの出力波形を見ると、ノイズや乱れが非常に少なく、S/N比がよいことが一目で分かる。オンボード機能とは雲泥の差だ
音質の違いを生むポイントを見きわめる
コンデンサ、オペアンプ回路
サウンドカードの音を決める重要なポイントがアナログ回路だ。最終的にはアナログ回路を経由して音が出るので、そこが音質の決め手と言っても過言ではない。そこで重要な部品がコンデンサとオペアンプだ。コンデンサはノイズ成分をカットするという大きな役割を持つ。また、オペアンプは音を増幅する上で、その特性を決めるものとなっており、そこに何が使われているのかは無視できない。
imageWAVIO SE-90PCIには高品質コンデンサで有名な三洋電機のOSコンなど、信頼性の高い国産コンデンサが多く使われている
imageSound Blaster Live! 24-bitに搭載されているのは小型の台湾製コンデンサがほとんどで、数自体も少ない
D/A、A/Dコンバータ
D/Aコンバータはデジタル信号をアナログ信号へ変換するチップで、再生性能を決める大きな要素だ。一方のA/Dコンバータはアナログからデジタルへ変換するためのもので、録音性能を決めるものとなっている。メーカー、型番によってかなりの性能差があるため、搭載しているD/A、A/Dコンバータを明記して、それをセールスポイントとしている製品も多い。
imageSound Blaster X-Fi Elite Proに搭載されるAKMのAK5394AVS。24bit 128倍オーバーサンプリングが可能な高品質A/Dコンバータだ
imageSound Blaster Live! 24-bitに搭載されるA/DコンバータはWolfson MicroelectronicsのWM8775SEDS
サンプリングレート
サウンドカードのデジタル的な基本性能を表わすのがサンプリングレートおよび量子化bit数だ。音楽CDは44.1kHzで16bitという仕様が標準であるのに対し、DVD-Videoは最大96kHz/24bit、DVD-Audioは最大192kHz/24bitとなっている。これらのフォーマットのデータを完全に再生するためには対応サウンドカードとソフトが必要だ。カードが非対応の場合、クオリティは落ちるものの再生自体は可能。
imageWAVIO SE-90PCIは音楽再生にこだわるだけあって、192kHz/24bitという高いサンプリングレートに対応している
imageSound Blaster Live! 24-bitが対応するのは96kHz/24bitまで。低価格な製品にしてはなかなかのスペック
オールマイティなハイエンドサウンドカード
クリエイティブメディア
Sound Blaster X-Fi Elite Pro
直販価格:42,800円 高級
TEL:03-3256-5577
URL:http://jp.creative.com/
image クリエイティブメディアのエンタテイメント向けサウンドカード、Sound Blaster X-Fiシリーズのハイエンドモデル。各種インターフェースやコントロールダイヤルを備えたDAC内蔵のブレイクアウトボックスが付属するのが大きな特徴。搭載するサウンドチップ「X-Fi Xtreme Fidelity」は5,100万を超えるトランジスタを内蔵した最新のオーディオプロセッサだ。
サウンドチップ:Creative X-Fi Xtreme Fidelity
インターフェース:PCI
対応サウンドAPI:EAX ADVANCED HD 5.0、Open AL、DirectSound
オペアンプを交換可能。こだわり派に向けた1枚
エゴシステムズ
AUDIOTRAK Prodigy 7.1XT
価格:未定(1月下旬発売予定) 高級
E-mail:info@egosys.co.jp
URL:http://www.egosys.co.jp/
image 真っ白な基板が特徴的なサウンドカード。音質に気を配った設計がなされており、なかでもフロント2チャンネル出力用とヘッドホン出力用のオペアンプがソケット化されているのが大きな特徴。標準のものを外して、自分好みのオペアンプと簡単に交換することができる。端子も光角型、同軸のデジタル入出力をそれぞれ備え、7.1チャンネル出力用のアナログ端子やヘッドホン専用出力など、豊富なインターフェースを誇っている。
サウンドチップ:VIA Envy24HT
インターフェース:PCI
対応サウンドAPI:Qsound、EAX 2.0、DirectSound
ROUND01 結論
やはり高価格な製品は音質がよいただし、一定のラインを越えるとその差は小さくなっていく
 単純に音を出すだけならオンボードのサウンド機能でも実現できるが、その音質はサウンドカードの搭載で大きく向上する。とくに、マザーボードのオンボードサウンド機能とWAVIO SE-90PCIやE-MU 0404といった1万円前後クラスの製品を比較すると、はっきりと後者の音質のよさが分かり、あまり音質にこだわらない人にとっても意味があるだろう。もちろん、4,000円以下のSound Blaster Live! 24-bitでも十分違いは分かる。

 逆にこれよりも上のクラスになってくると、音質の向上と言うよりも、音質の好みの問題が大きくなってくる。そういう意味では結局自分で音を聞いてみない限りはなんとも言えないという部分もある。また、1万円より上の製品では、DTM作業やサラウンドなどの機能性を重視した製品が多く、音質と直接結び付く部分にコストがかかっていない。つまり価格と音質が比例していないということだ。

 ただし、どんな部品を使っているのか、サンプリングレートがどこまで対応しているかなどを調べれば、ある程度の目安になるのも事実。よい音で聞きたいなら最低5,000円以上のものが欲しいところだ。
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